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『素晴らしいハンドリング』 マツダ CX-80 2024年モデル しんしのさんのレビュー・評価
CX-80の新車
新車価格: 478〜714 万円 2024年10月10日発売
中古車価格: 326〜635 万円 (399物件) CX-80 2024年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > マツダ > CX-80 2024年モデル > XD Exclusive Mode 4WD (7人乗り)
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2025年7月26日 11:35 [1968566-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 5 |
XD Exclusive Mode 4WDを購入し、2000kmほど走った後の感想です。BMW4シリーズからの乗り換え、スバルアウトバックも所有しているので、それらと比較しながらのレビューとなります。2ドア車を乗り継いできたので主に走りの点でのレビューになるかと思います。
良い点
・圧倒的なハンドリング
・ピッチングの少なさ
・エンジンのトルクとレスポンスの良さ
・繋がりのいいトランスミッション
・モニター位置
気になる点
・高速走行時のハンドルの振動
・ハーシュネス
・使いづらいナビ・オーディオのインターフェース
・駐車場で頭がはみ出る
2tを超える車とは思えないほどロールが抑え込まれており、カーブで全く不安にならない。ブレーキを残したままターンインしても(荷重が前寄りになっても)リアが破綻しない。4WDだがアンダーステアはほぼなく、GT-Rやランサーなどの「曲がるための4WD」という印象が強い。加減速時も不快なピッチングがなく、非常に快適である。乗り心地の点でまだ改善点はあるが、アダプティブサスペンションではなく普通のメカサスをここまで仕上げるマツダの技術力は手放しで賞賛できる。逆に言えばオプションで良いのでエアサスを用意して欲しかった。ドイツ車と比肩するレベルのハンドリングで、正直アウトバックとは比べようもないくらい良い。扁平率50のタイヤを履いているが、路面のザラザラ、コツコツといった振動は思いのほか拾う。特に高速走行時はハンドルに微細な振動が常に伝わるので気になる人はかなり気になると思う。大きい段差を越した時のハーシュネスの収まりが悪く(これは方々で言われているようだ)、ユラユラが続く。全体としてバネレートは高いがダンパーが緩めといった印象。トランスミッションはトルコンレスではあるが非常にスムースで繋がりがいい。以前同様のトランスミッションであるBMW X1に乗った時は余りのギクシャクっぷりに閉口したものだが、それとは雲泥の差である。余談ではあるが、X1は高速走行時の安定性以外は褒められたところのない様々な面で不満のある車だった。
購入後にマイルドハイブリッドのモデルの方がキビキビ動く、といった記事を見てやや後悔。確かに発進時はやや鈍重な印象を受けるが、これは動力系よりもトランスミッション制御の問題と思われる。トルクは十分なのだが変速せずにローとセカンドでかなり引っ張る制御となっているので、いつまでも加速しないような感覚になる。2速発進も可能で、その際は発進時の加速は良いのだが、結局3速にシフトアップするのに2000回転くらいまで回さないといけないので割とストレスとなってしまい、ストップ&ゴーが多い状況だと尚更である。ただ、3速以降に変速した後は思いのままに大トルクを楽しめる。
モニター位置について。昨今のコストカットの波には乗らず、タッチパネルの流行には便乗せずにモニターをセンターコンソール最上段に位置させ、手元で操作できるようにしている。視認性も良いし、手元での操作なのでモニターに集中しすぎることもなく安全面に優れている。アウトバックはタッチパネルでモニターは大きいものの、コンソールの下に位置し視野移動が大きく、停止時以外の操作は非常に危ない。タッチパネルはレスポンスも悪いので、今回タッチパネルとしなかったマツダの英断に拍手を送りたい。しかしナビ・オーディオのインターフェースは非常に使いづらく全く直感的ではない。
FRのロングホイールベースと長い全長のおかげで非常に堂々として美しいサイドビューを実現している。CX-60はホイールベースは長いが全長が短かったので、長いノーズだけが目立って正直カッコいいとは言えなかった。FRだった昔の1シリーズも同様であった。しかし80はSUVでは群を抜いてプロポーションが良く、デビューしたころはいいデザインだと思ったCX-5,8も80の前では霞んで見える。クロカンでは悪路走破性のためにショートホイールベースが好まれるが、80はオンロード専用SUVと割り切って開発されたのであろう。
しかしロングホイールベースであるということは前後のオーバーハングが短いということ。その代償として、駐車の際に車止めに当てて停めたとしても頭が飛び出す。同じ全長でもランクルやアルヴェルなどは後ろのオーバーハングが長いのでそういったことは起こらない。駐車場で自分の車を探すのは簡単になるが、隣の車から擦られないか心配になる。あとは当然のことながら最小回転半径は大きくなる。乗り換えてから一度でUターンできない道が増えてしまった。
上記のごとく悲喜交々述べたが、車の作りとしては日本車屈指であり、「多人数乗車可能な走りの良い車」を求めるニッチな層にバカウケするのは間違いない。概ねそういった層は(私も含め)人と同じ車に乗りたくないものなので、売れ行きの芳しくない(涙)CX-80はピッタリではなかろうか。
追記
他の方のコメントでCVT云々といったものがあったので追記します。そもそもマツダのマーケティングの問題で、この車がマツダのフラッグシップと銘打たれていますが(乗り心地重視と誤解を受ける)、私はスポーツカー寄りのGTカーだと解釈しています。そもそも直6FRの時点でかなりスポーツ寄りなのだろうと推察できますが。そんな車にダイレクト感の希薄なCVTを採用するのはまずあり得ず、仮にCVTを採用していた場合さらに売り上げは落ちていただろうと思われます。そもそもこの大トルクを受け止められる高効率CVTが存在するなら今頃ATは全て無くなっているはずです。
CVTが悪いといっているわけではなく、車の性格やスペック的に合わないと思います。個人的にはスポーツとコンフォートの両立はロックアップ領域を広げたトルコンATが最善と考えていますが、CX-80のセミATは他社のセミATと比べて、かなり高い次元でその両立をしていると思います。
- 乗車人数
- 5人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- レジャー
- 頻度
- 週3〜4回
- 重視項目
- スポーティ
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2025年3月
- 購入地域
- 宮城県
- 新車価格
- 530万円
- 本体値引き額
- 10万円
- オプション値引き額
- 0円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった107人(再レビュー後:67人)
2025年6月14日 12:10 [1968566-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 5 |
XD Exclusive Mode 4WDを購入し、2000kmほど走った後の感想です。BMW4シリーズからの乗り換え、スバルアウトバックも所有しているので、それらと比較しながらのレビューとなります。2ドア車を乗り継いできたので主に走りの点でのレビューになるかと思います。
良い点
・圧倒的なハンドリング
・ピッチングの少なさ
・エンジンのトルクとレスポンスの良さ
・繋がりのいいトランスミッション
・モニター位置
気になる点
・高速走行時のハンドルの振動
・ハーシュネス
・使いづらいナビ・オーディオのインターフェース
・駐車場で頭がはみ出る
2tを超える車とは思えないほどロールが抑え込まれており、カーブで全く不安にならない。ブレーキを残したままターンインしても(荷重が前寄りになっても)リアが破綻しない。4WDだがアンダーステアはほぼなく、GT-Rやランサーなどの「曲がるための4WD」という印象が強い。加減速時も不快なピッチングがなく、非常に快適である。乗り心地の点でまだ改善点はあるが、アダプティブサスペンションではなく普通のメカサスをここまで仕上げるマツダの技術力は手放しで賞賛できる。逆に言えばオプションで良いのでエアサスを用意して欲しかった。ドイツ車と比肩するレベルのハンドリングで、正直アウトバックとは比べようもないくらい良い。扁平率50のタイヤを履いているが、路面のザラザラ、コツコツといった振動は思いのほか拾う。特に高速走行時はハンドルに微細な振動が常に伝わるので気になる人はかなり気になると思う。大きい段差を越した時のハーシュネスの収まりが悪く(これは方々で言われているようだ)、ユラユラが続く。全体としてバネレートは高いがダンパーが緩めといった印象。トランスミッションはトルコンレスではあるが非常にスムースで繋がりがいい。以前同様のトランスミッションであるBMW X1に乗った時は余りのギクシャクっぷりに閉口したものだが、それとは雲泥の差である。余談ではあるが、X1は高速走行時の安定性以外は褒められたところのない様々な面で不満のある車だった。
購入後にマイルドハイブリッドのモデルの方がキビキビ動く、といった記事を見てやや後悔。確かに発進時はやや鈍重な印象を受けるが、これは動力系よりもトランスミッション制御の問題と思われる。トルクは十分なのだが変速せずにローとセカンドでかなり引っ張る制御となっているので、いつまでも加速しないような感覚になる。2速発進も可能で、その際は発進時の加速は良いのだが、結局3速にシフトアップするのに2000回転くらいまで回さないといけないので割とストレスとなってしまい、ストップ&ゴーが多い状況だと尚更である。ただ、3速以降に変速した後は思いのままに大トルクを楽しめる。
モニター位置について。昨今のコストカットの波に乗って、タッチパネルの流行には便乗せず、モニターをセンターコンソール最上段に位置させ、手元で操作できるようにしている。視認性も良いし、手元での操作なのでモニターに集中しすぎることもなく安全面に優れている。アウトバックはタッチパネルでモニターは大きいものの、コンソールの下に位置し視野移動が大きく、停止時以外の操作は非常に危ない。タッチパネルはレスポンスも悪いので、今回タッチパネルとしなかったマツダの英断に拍手を送りたい。しかしナビ・オーディオのインターフェースは非常に使いづらく全く直感的ではない。
FRのロングホイールベースと長い全長のおかげで非常に堂々として美しいサイドビューを実現している。CX-60はホイールベースは長いが全長が短かったので、長いノーズだけが目立って正直カッコいいとは言えなかった。FRだった昔の1シリーズも同様であった。しかし80はSUVでは群を抜いてプロポーションが良く、デビューしたころはいいデザインだと思ったCX-5,8も80の前では霞んで見える。クロカンでは悪路走破性のためにショートホイールベースが好まれるが、80はオンロード専用SUVと割り切って開発されたのであろう。
しかしロングホイールベースであるということは前後のオーバーハングが短いということ。その代償として、駐車の際に車止めに当てて停めたとしても頭が飛び出す。同じ全長でもランクルやアルヴェルなどは後ろのオーバーハングが長いのでそういったことは起こらない。駐車場で自分の車を探すのは簡単になるが、隣の車から擦られないか心配になる。あとは当然のことながら最小回転半径は大きくなる。乗り換えてから一度でUターンできない道が増えてしまった。
上記のごとく悲喜交々述べたが、車の作りとしては日本車屈指であり、「多人数乗車可能な走りの良い車」を求めるニッチな層にバカウケするのは間違いない。概ねそういった層は(私も含め)人と同じ車に乗りたくないものなので、売れ行きの芳しくない(涙)CX-80はピッタリではなかろうか。
- 乗車人数
- 5人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- レジャー
- 頻度
- 週3〜4回
- 重視項目
- スポーティ
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2025年3月
- 購入地域
- 宮城県
- 新車価格
- 530万円
- 本体値引き額
- 10万円
- オプション値引き額
- 0円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった40人
「CX-80 2024年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2026年9月20日 19:56 | ||
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| 2026年1月30日 13:12 | ||
| 2026年1月10日 07:45 | ||
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- 諸費用
- 10.3万円
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4
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