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『e:HEVの完成度はホンモノだが、他人には勧めない。』 ホンダ フリード 2024年モデル プルームデップさんのレビュー・評価
自動車(本体) > ホンダ > フリード 2024年モデル > e:HEV AIR EX Honda SENSING (6人乗り)
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2024年12月9日 15:45 [1912355-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 3 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 2 |
e:HEV AIR EX 11月納車、2,000km以上走りましたので、レビューします。
購入比較したのがシエンタなので、比較も交えて書きます。
前車は2016年版FREEDハイブリッドEXです。
【エクステリア】
・面白味が無く箱感が強くなってしまいましたが、全長が無いので、のっぺりした印象がなく
逆にまとまりのあるデザインになっていると思います。
【インテリア】
・デザインは落ち着いていて塗装のセンスも良いと思います。
・購入前に不満であった点
?前車EXにはあるライトアップイルミネーションがない
→現車では電球だったルームランプが白色LEDになっており、雰囲気が良いので問題なし。ウインドウ開閉などのボタンはイルミはないがライトはあり。
?電動シフトがなくなりストレート式シフトになった
→これは不満。やはりNやBに入ることが多発しストレス。
【エンジン性能】
・パワーは前車の方があります。
高速道路でかなり踏み込んでも、前車ほどの加速は出ないです。
前車では110km→130kmでも簡単に加速できました。
ここはやはりe:HEVとi-DCDの違いなのかと思います。
低速では決して反応が悪いわけではないものの、エンジン車から乗り換えても違和感が無いようにするためか、加速度は抑制している印象です。
【走行性能】
・運転が極めてスムーズかつ楽です。
エンジンが掛かる時間が少ない、かつエンジンのオンオフもスムーズ。
発電時のエンジンの回転数が低く保たれ、ハード的な静粛性も大幅に向上しており、登坂や急加速でない限りエンジンのオンオフを意識することはほとんど無いです。
また、登坂時などエンジン音は大きくなるものの、駆動自体は電気なので走りのスムーズさはそのままです。
・充電の要らない電気自動車
この車は基本的に「暖機運転」をしないようです。
エンジンをかけるかどうかは、電池残量と必要出力(踏込度合い)の比較+暖房オンオフで決まっているようで、朝一で出庫しても電池残量があればエンジンはかかりません。
暖房オンオフに対するエンジンのオンオフ反応は徹底しており、暖房を付けると即エンジンオン、切ると即エンジンオフという挙動になっていて面白いです。この点も含めて、よく作りこまれていると思います。これなら「あえてEVボタンがない」のも頷けます。
電動になって暖房するとガクっと燃費が落ちるのかと思いきや、暖房と同時にも駆動用の電気を充電するため、さほど燃費は落ちないようです。
もはやHV車ではなく(乗ったことはありませんが)レンジエクステンダーEVのような挙動です。
・オートブレーキホールド(ABH)&電動パーキングブレーキ(EPB)の制御が良い
やはり最初は戸惑いますが、ABHで楽に停止/発進できる一方、PBを入れるべき場面ではEPBがABHを解除し自動で作動します。乗っているうちに安心感が出てきました。
私は車通勤なので、この恩恵は大きいです。
・ブラインドスポット、四隅のセンサーが標準
・アイドリングストップ(パーキング)状態でドアを開けるとエンジンが掛かる、という衝撃の無駄仕様が無くなった
・ダメな点:ドアミラー、フロントウインドウの電熱線オプションがAIRでは無い
安全性重視ならこのラインナップはないと思います。特にドアミラーの曇り止め有無は、雨の日や寒い日の安全性に大きく差が出ます。
【乗り心地】
・静粛性が大幅に向上しており、一般的な高級車よりも静かだと思います。
(家族所有のCROWNアスリートHVとの比較)
この点は非常に満足しています。
・2列目運転席後ろのシート足元のスペース
前車から多くの方が指摘していることですが、運転席後ろの2列目足元スペースは目立った改善はされていません。子どもが乗るには良いのかもしれませんが、説明が無いので私からすると単に手抜きしているようにしか映らないです。また、乗り降りのしやすさもシエンタの方が楽です。
【燃費】
・街中では驚くほど燃費が良く、逆に高速道路や高速走行での燃費は前車と同程度
これは電動車の特徴かとは思いますが、街中での燃費は驚くほど良いです。
前述したように暖機運転せず、駆動は常に電気であり充電も必要量しかしないため、毎回WLTC燃費と同等以上の燃費で走ることができます。
半面、私は毎日高速道路を使って通勤していますが、郊外路での燃費は前車i-DCDより少し良い程度、高速道路は同等か少し悪いと感じます。
i-DCDでは7速EV走行や6速エンジン走行ができたためなのか、郊外路60-70km/hでは25km/l程度、高速道路100km/hで20km/l程度の燃費が出ていました。e:HEVは70km/h程度までは驚異的な燃費を出しますが、これ以上はさほど良くはないようです。ただし市街地の燃費が良すぎるので、通勤路トータルでは5-10%程度燃費が向上しています。なおエンジン直結駆動になると満充電処理が始まるので高速の走り出しでは燃費が下がります。
【価格】
・高いと思います
取りやめになったものの、最初はシエンタにしようと思っていました。今回は全部で370万円ほどでしたが、シエンタの場合、HYBRID Zだとナビさえも不要のため60-70万円安く買えます(ディーラーローン利率差を除く)。この金額は子育て世帯には小さくないです。ABHやリアクーラーが付いているのはわかりますが、この差額があれば何ができるかということを考える必要があると思います。
・ナビには大きな問題がある
今回は家族の要望で11.4インチのナビを付けましたが、画面は大きいものの画質が粗かったり、AndroidAutoの無線接続に対応していなかったりイマイチです。ラインナップも、マルチビュー対応の機種が限られている、DVD対応機が1種類しかない。
【総評】
・大変優れた車、満足できる出来とは思いますが、他人には勧めない
e:HEVの完成度は完璧に近いと思います。ただ、価格やラインナップの拘束を考えると、むやみに他人にお勧めできる車ではないです
- 乗車人数
- 3人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 毎日
- 重視項目
- ファミリー
- 快適性
- エコ
- 価格
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2024年11月
- 購入地域
- 宮城県
- 新車価格
- 304万円
- 本体値引き額
- 5万円
- オプション値引き額
- 10万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった143人(再レビュー後:143人)
2024年12月9日 15:43 [1912355-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 3 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 2 |
e:HEV AIR EX 11月納車、2,000km以上走りましたので、レビューします。
購入比較したのがシエンタなので、比較も交えて書きます。
前車は2016年版FREEDハイブリッドEXです。
【エクステリア】
・面白味が無く箱感が強くなってしまいましたが、全長が無いので、のっぺりした印象がなく
逆にまとまりのあるデザインになっていると思います。
【インテリア】
・デザインは落ち着いていて塗装のセンスも良いと思います。
・購入前に不満であった点
?現車EXにはあるライトアップイルミネーションがない
→前車では電球だったルームランプが白色LEDになっており、雰囲気が良いので問題なし。ウインドウ開閉などのボタンはイルミはないがライトはあり。
?電動シフトがなくなりストレート式シフトになった
→これは不満。やはりNやBに入ることが多発しストレス。
【エンジン性能】
・パワーは前車の方があります。
高速道路でかなり踏み込んでも、前車ほどの加速は出ないです。
前車では110km→130kmでも簡単に加速できました。
ここはやはりe:HEVとi-DCDの違いなのかと思います。
低速では決して反応が悪いわけではないものの、エンジン車から乗り換えても違和感が無いようにするためか、加速度は抑制している印象です。
【走行性能】
・運転が極めてスムーズかつ楽です。
エンジンが掛かる時間が少ない、かつエンジンのオンオフもスムーズ。
発電時のエンジンの回転数が低く保たれ、ハード的な静粛性も大幅に向上しており、登坂や急加速でない限りエンジンのオンオフを意識することはほとんど無いです。
また、登坂時などエンジン音は大きくなるものの、駆動自体は電気なので走りのスムーズさはそのままです。
・充電の要らない電気自動車
この車は基本的に「暖機運転」をしないようです。
エンジンをかけるかどうかは、電池残量と必要出力(踏込度合い)の比較+暖房オンオフで決まっているようで、朝一で出庫しても電池残量があればエンジンはかかりません。
暖房オンオフに対するエンジンのオンオフ反応は徹底しており、暖房を付けると即エンジンオン、切ると即エンジンオフという挙動になっていて面白いです。この点も含めて、よく作りこまれていると思います。これなら「あえてEVボタンがない」のも頷けます。
電動になって暖房するとガクっと燃費が落ちるのかと思いきや、暖房と同時にも駆動用の電気を充電するため、さほど燃費は落ちないようです。
もはやHV車ではなく(乗ったことはありませんが)レンジエクステンダーEVのような挙動です。
・オートブレーキホールド(ABH)&電動パーキングブレーキ(EPB)の制御が良い
やはり最初は戸惑いますが、ABHで楽に停止/発進できる一方、PBを入れるべき場面ではEPBがABHを解除し自動で作動します。乗っているうちに安心感が出てきました。
私は車通勤なので、この恩恵は大きいです。
・ブラインドスポット、四隅のセンサーが標準
・アイドリングストップ(パーキング)状態でドアを開けるとエンジンが掛かる、という衝撃の無駄仕様が無くなった
・ダメな点:ドアミラー、フロントウインドウの電熱線オプションがAIRでは無い
安全性重視ならこのラインナップはないと思います。特にドアミラーの曇り止め有無は、雨の日や寒い日の安全性に大きく差が出ます。
【乗り心地】
・静粛性が大幅に向上しており、一般的な高級車よりも静かだと思います。
(家族所有のCROWNアスリートHVとの比較)
この点は非常に満足しています。
・2列目運転席後ろのシート足元のスペース
前車から多くの方が指摘していることですが、運転席後ろの2列目足元スペースは目立った改善はされていません。子どもが乗るには良いのかもしれませんが、説明が無いので私からすると単に手抜きしているようにしか映らないです。また、乗り降りのしやすさもシエンタの方が楽です。
【燃費】
・街中では驚くほど燃費が良く、逆に高速道路や高速走行での燃費は前車と同程度
これは電動車の特徴かとは思いますが、街中での燃費は驚くほど良いです。
前述したように暖機運転せず、駆動は常に電気であり充電も必要量しかしないため、毎回WLTC燃費と同等以上の燃費で走ることができます。
半面、私は毎日高速道路を使って通勤していますが、郊外路での燃費は前車i-DCDより少し良い程度、高速道路は同等か少し悪いと感じます。
i-DCDでは7速EV走行や6速エンジン走行ができたためなのか、郊外路60-70km/hでは25km/l程度、高速道路100km/hで20km/l程度の燃費が出ていました。e:HEVは70km/h程度までは驚異的な燃費を出しますが、これ以上はさほど良くはないようです。ただし市街地の燃費が良すぎるので、通勤路トータルでは5-10%程度燃費が向上しています。なおエンジン直結駆動になると満充電処理が始まるので高速の走り出しでは燃費が下がります。
【価格】
・高いと思います
取りやめになったものの、最初はシエンタにしようと思っていました。今回は全部で370万円ほどでしたが、シエンタの場合、HYBRID Zだとナビさえも不要のため60-70万円安く買えます(ディーラーローン利率差を除く)。この金額は子育て世帯には小さくないです。ABHやリアクーラーが付いているのはわかりますが、この差額があれば何ができるかということを考える必要があると思います。
・ナビには大きな問題がある
今回は家族の要望で11.4インチのナビを付けましたが、画面は大きいものの画質が粗かったり、AndroidAutoの無線接続に対応していなかったりイマイチです。ラインナップも、マルチビュー対応の機種が限られている、DVD対応機が1種類しかない。
【総評】
・大変優れた車、満足できる出来とは思いますが、他人には勧めない
e:HEVの完成度は完璧に近いと思います。ただ、価格やラインナップの拘束を考えると、むやみに他人にお勧めできる車ではないです
- 乗車人数
- 3人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 毎日
- 重視項目
- ファミリー
- 快適性
- エコ
- 価格
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2024年11月
- 購入地域
- 宮城県
- 新車価格
- 304万円
- 本体値引き額
- 5万円
- オプション値引き額
- 10万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった0人
「フリード 2024年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2026年8月15日 16:25 | ||
| 2026年8月9日 19:51 | ||
| 2026年8月5日 19:06 | ||
| 2026年7月27日 10:28 | ||
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