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『RSは意外な伏兵かも…?』 トヨタ GRヤリス 2020年モデル ヒラミーさんのレビュー・評価
GRヤリスの新車
新車価格: 361〜900 万円 2020年9月4日発売
中古車価格: 155〜1079 万円 (443物件) GRヤリス 2020年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > トヨタ > GRヤリス 2020年モデル > RS
2023年6月4日 20:20 [1722573-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 3 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 4 |
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|---|---|---|
フロント |
サイドビュー |
リヤ |
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|
運転席まわり(白飛びしててスイマセン…。) |
ステアリング、メーター |
GRヤリスというクルマには縁のないものと思っていましたが、最近トヨタシェアで1台配備されたという情報を得て乗ってきました。デビューからおよそ3年ですが、僕は初めましてです。
トヨタシェアでお借りしました。走行距離68000kmの個体でした。ただ、タイムズさんのように清掃が行き届いていないのか、外がかなり汚れていました。中もそれなりでちょっと残念でした。
【エクステリア】
GRヤリスのデザインをデビュー当初に見た時は、お利口さん主義と言われるトヨタらしからず攻めたデザインだなと思ったが、今になってみればカッコよく見えているので、結果的にこの攻めは正解だったのだろう。
フロントもリヤもゴツいが、威圧感はあまりない。あのカバみたいなノーマルヤリスがここまでになるとは、ただただ感心。思い切ったオーバーフェンダーは賛否が分かれているが、僕は好きだ。そこに履く18インチもイカしてる。3ドアと割り切ったのも潔いし、リヤのクーペライクな感じも良い。
このクルマの場合、どのグレードでもこの見た目が手に入るのも良い。唯一「GR-FOUR」のエンブレムがないのが、2WDのRSである証だ。
【インテリア】
これはどっちかと言えばノーマルヤリスの延長線上という感じがする。そこからパーツを変えて雰囲気を作っているようだ。
大きく違うものといえば、スポーツ形状のシート、ヘッドアップディスプレイ、電動パーキングブレーキ、フロントデュアルエアコンといったところだろう。
ステアリングはノーマルにGRエンブレムを着けて一部素材を変えただけだろうが、程良く小径で握った感じも良く、触り心地も良い。そして、パドルシフトがいい位置に着いている。
シートもよく出来ている。カチッとしていてサイドサポートは問題ない。ただ、ファブリックの背中から腰にかけての部分が柔らかく、ここに負担がかかった時が少し辛いかもしれない。
後席には今回座っていないので分からないが、見た目にも狭そうで、感覚的にはGR86と五分といったところか。また、天井までの高さもあまりなく、座ったら酷く圧迫感を受けそうだ。
【エンジン性能】
RSに設定されているのは、ノーマルヤリスのガソリン車にも設定のある1.5L3気筒のM15A型という新しいエンジン。かのホンダの高回転ユニットかのような名前だが、はっきり言って中身はそれとははるか程遠い。
遮音材などが結構使われているようで、止まっている時の静粛性はむしろ良かったのだが、走るとこれはダメ。踏めば軽と見紛うような3気筒特有の安っぽいサウンドが響く。ただ、振動は思ったほど伝わらなかったので良かった。
全体的にはただひたすらに燃費や効率を突き詰めたという感じで、パワー感やトルク感といったものはまるでなく、面白みは全くといっていいほどなかった。
【走行性能】
まず、ボディがノーマルヤリスとは全くの別物。車重1200kgと軽い中でも剛性がしっかりとあり、それもただ硬いだけでなく、しなやかさを感じるものだ。そして、こんなショートホイールベースなのにとても安定しており、乗っていて全く怖さがないのだ。
サスペンションもスゴい。サスそのものの剛性はしっかりとあり、その中で上手くサスを動かしているので、コーナーなどでの適度なロールや凹凸などのいなし方が上手い。スタビライザーやブッシュ類の選択、セッティングも良く、ロール剛性の高さやピッチングの抑え方などもヨーロッパ車に近い味付けになっていた。
ブレーキも剛性感が高く、ガチッと良く効く。この辺りはクルマの軽さも活きているのだろうが、こんなにしっかりしたブレーキフィールを持ったクルマは、少なくとも僕が今まで乗った中ではそうなかったと思う。
RSはCVTである代わりに10速のマニュアルモードがある。トヨタのシーケンシャルと言えば、過去にカローラなどのそれがひっどいものだったと酷評した覚えがあるが、これは良い。ある速度にならなければ…という傾向はやはりあるが、10速がなかなかにショートで80km/hまでに10速まで入る。無駄にシフトダウンしたりアップするのが楽しい。
【乗り心地】
こういったスポーツカー系というのはやはりカタくて乗り心地が悪いイメージがあるが、このGRヤリスはしっとりしていて寧ろ乗り心地が良いと思った。
しかも良いのは、大体のトヨタ車のように路面によって乗り心地が変化することがなく、どんな路面でも一定した乗り心地を与えてくれることだ。これもヨーロッパ車に近いものを感じた。
【燃費】
今回のドライブでは燃費が測れるほどの距離を走らなかったので無評価。
【価格】
トヨタのHPで簡単なWEB見積もりを取ってみました。参考になれば幸いです。
☆グレード:RS(2WD)265万円
☆税金・諸費用:223,260円
☆オプション総額:454,520円
*M=メーカー、D=ディーラー
(D)リヤフォグランプ:33,330円
(M)シートヒーター(前席)&ステアリングヒーター:27,500円
(D)フロアマット(ベーシック):27,500円
(D)ラゲージマット(ベーシック):14,300円
(M)予防安全パッケージ:251,900円
(D)エントリーナビキット:72,160円
(D)ETC車載器(ナビ連動タイプ):27,830円
☆総額:3,327,780円
【総評】
最初、GRヤリスに今回乗ったRSグレードがあると聞いた時、正直ハリボテだと思ってナメていた。GRヤリスに乗るならMTのRZかRCだろうと。
しかし、それはとんだ勘違いだった。今回乗ってみて、RSのトータルバランスの良さに驚かされた。久々に「やるなあ、トヨタ!」というクルマに出会った気がした。同時に僕はトヨタとRS乗りの皆様に謝らなければならない。ハリボテだなんて思って誠に申し訳ございませんでした。
この自動車にとって厳しい時代にトヨタがこんなにいいクルマを出してくれたことは本当に感謝すべきことだと思う。また、同時にMT車にも是非乗ってみたいと強く思わせてくれた。
しかし、ATにしてこの完成度。RSは意外な伏兵かもしれない。…もしこれでエンジンがRS専用のスゴいNAエンジンとかだったらもう最高だね。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった42人
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| 2026年1月1日 21:25 | ||
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| 2025年5月10日 22:54 | ||
| 2025年1月17日 09:07 | ||
| 2024年1月18日 01:23 | ||
| 2023年11月22日 23:49 | ||
| 2023年6月4日 20:20 |
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