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『FF化のネガは気にならない。女性やファミリーにもオススメのBMW』 BMW 1シリーズ 2019年モデル 高山正寛さんのレビュー・評価
1シリーズ 2019年モデル
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1シリーズの新車
新車価格: 334〜698 万円 2019年8月29日発売〜2024年10月販売終了
中古車価格: 139〜463 万円 (343物件) 1シリーズ 2019年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > BMW > 1シリーズ 2019年モデル > 118i M Sport
プロフィールプロフェッショナルレビューを担当させていただきます高山正寛(たかやませいかん)です。リクルートで自動車専門誌(カーセンサー、カーセンサーEDGE)の創刊直後から20年以上に新車試乗とカーAV記事を担当しフリーランスへ。途中5年間エンターテ…続きを読む
2020年2月29日 23:27 [1305523-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 3 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
2019年8月に発表・発売を開始したBMWのエントリーモデルである1シリーズ。今回販売の中心になるであろう「118i Play」に試乗しました。
3世代目となる新型ですが、最大のニュースはこれまで頑なに守ってきた駆動方式をFRからFFに切り替えたことにあります。
「駆け抜ける歓び」を標榜するBMWにおいて、旧型までの1シリーズのハンドリングの素直さはファンだけでなく多くの人からも評価されてきました。実際、新型が出る前に旧型のラストとなる在庫を狙って購入する人も見かけたほどです。
FFに変更した理由はこのクラスに求められる居住性や快適性を重視するとFF化は最も速効性があるからでしょう。またFFに関してはMINIからのパワートレーン他をキャリーオーバーできるので、その点でも圧倒的に生産効率を上げることができます。
それでもFFのネガが気になる人も多いはず。筆者も事前に最後のFR(F20型)となる118dに試乗し、改めてその素直なハンドリングに惚れ惚れしてしまったほどです。
その前にFF化によって得られたメリットをおさらいしてきましょう。
基本的なサイズに大きな差はありません。個人的には日本の道路事情を鑑(かんが)みると全幅はなるべく短い方が良いと考えています。
旧型の1765mmに対し、新型は1800mmまで拡大してしまいましたが自分の中ではギリギリ許容できるサイズです。最小回転半径も旧型より数値的には増えましたが実際の取り回しではそれほど目くじらを立てるレベルではなく及第点というところです。
その分というわけではありませんが、後席の乗降性や足元の余裕、さらにラゲージの容量増大やサブトランクの設定など使い勝手は向上しています。本来ホイールベースが20mm短くなったので居住性の点ではどうかと思いましたが、その点ではパワートレーンの配置位置やドライブシャフトを持たないFF化のメリットも出ています。
試乗グレードの118iには旧型にも設定していた1.5L直3DOHCターボをリファインして搭載します。旧型とは駆動方式が異なりますし、8速ATから7速DCTに切り替えたことはそれほど気にしなくて良いと思います。
全体的な乗り心地はマイルドで誰もが快適に走れるセッテイングとなっています。もちろんよりスポーティな仕様を求めるのであれば同じ118iでも「M Sport(413万円)」も設定されています。
ただ今後BMWがこのクラスを拡販していくのであれば、従来のハンドリングに強いこだわりがある層だけでなく、女性層やファミリー層も取り込んでいかなければなりません。その点ではこの「Play」の足回りは誰もが満足できる万能とも言るセッティングです。
パワー的にも決して速いというよりは必要十分+αと言った感触です。この辺のスムーズな加減速フィールはDCTによる部分も大きいでしょう。
そして何より気になる駆動方式の違いによるハンドリングですが、ことアンダーステアに関しては新搭載の「ARB」が効果的に利いているようです。ARB自体は日本のBMWとしては初の搭載になりますが、従来のDSCに頼らずエンジンコントロールユニット側でスリップ状況を検知する機能です。要はドライバーが電子デバイスの恩恵にあずかっていることすら気がつかないほどにスムーズにコーナーを走ることができます。
純粋なFRと電子制御化されたFF、前述したようにこだわりの強い人であればそれでも気になるかもしれません。ただ基本的にクルマを動かすという考えに関してBMW側のブレはないと思います。多くの人がより楽しく走ることができる環境を手に入れられた点は評価していいと思います。
またBMWと言えばオプションが豊富で何でも付けてしまうと車両価格もそれなりに上がってしまいますのでその点では注意が必要です。
それでもカーナビを含めた最先端のテレマティクスサービスである「iDriveナビゲーションパッケージ」はまず必ずチョイスすることをオススメします。この中には10.25インチのディスプレイを2つ備えた「BMWライブコックピット」やテレマティクス機能である「BMWコネクテッドドライブプロフェッショナル」などが満載です。内容から考えてもこれを選ばないというのはあり得ないでしょう。
ただ昨今話題になっている音声認識によるコントロールですが、過大な期待は禁物です。1シリーズの場合も「OK、BMW」が発話トリガーになっていますが、何でもできるわけがなく、また個人差によって反応は異なりますのでこれはディーラーで実車で試してみることをオススメします。
最後にこの原稿を書いている間に欧州ではディーゼルモデルの最上位である「120d」が3月に発売されることが発表されています。もし日本にディーゼルモデルが導入されればそれなりの売り上げも見込めますし、旧型のディーゼルオーナーからの乗り換えやダウンサイザーへの取り込みにも有利になります。
日本は全くの未定ですし、もし導入するとしても1年はかかるはずですので、ただ「待ち」というのも無責任ですが興味のある人は追いかけてみる価値はあると思います。
メルセデス・ベンツAクラスやVWゴルフなども含めこのセグメントのハッチバックモデルはまた活気づいてきました。その点でも最新先進装備も含む1シリーズのベストグレードはこの「Play」です。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった22人
「1シリーズ 2019年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2024年1月17日 09:35 | ||
| 2023年5月26日 16:33 | ||
| 2023年4月1日 15:36 | ||
| 2023年3月8日 08:21 | ||
| 2023年2月15日 02:41 | ||
| 2023年1月26日 16:41 | ||
| 2022年10月26日 07:40 | ||
| 2022年9月17日 23:56 | ||
| 2022年8月9日 17:06 | ||
| 2022年3月16日 09:03 |
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高山正寛 さん
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