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『メガーヌ RS.トロフィーはアドレナリン全開の刺激的な走りが自慢』 ルノー メガーヌ R.S. 2018年モデル 外川 信太郎さんのレビュー・評価
メガーヌ R.S.の新車
新車価格: 448〜949 万円 2018年8月30日発売〜2026年1月販売終了
メガーヌ R.S.の中古車
中古車価格: ― 円
自動車(本体) > ルノー > メガーヌ R.S. 2018年モデル > ルノー・スポール トロフィー
プロフィール神奈川県藤沢市生まれ、現在茅ヶ崎市在住の湘南中年。少年期に5年間イギリス・ロンドン、スコットランド・エディンバラに在住していた事から、欧州車に興味を抱いたきっかけになった。慶応義塾大学卒業後、出版社に入社。輸入車専門誌にて執筆、編集を担当…続きを読む
2021年10月31日 23:59 [1157004-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
これは、欲しいと強く感じたクルマが、メガーヌ R.S. トロフィー MTです。
筆者も新型コロナウィルスの影響で八ヶ岳の別荘に妻と篭り、しばらく活動を控えておりましたが、久々のインプレッションが、絶滅危惧種のMTホットハッチの極みである同車。インポーターより借用しました。
ステアリングを握って感じたことは、今後、われわれが本気で求めれば手に入れられる“本物”のスポーツカーを作ることが、どんどん厳しくなっていくのが現実なのですが、それを有しているクルマがメガーヌ R.S. トロフィーなのです。
300PSの最高出力と、420Nmの最大トルクを発生する1798cc直列4気筒ガソリンターボ・エンジンを搭載し、6段マニュアル変速機を介して前輪を駆動します。ターボの応答性を高めるセラミックボールベアリングシステムを採用しています。
ちょっと重めのクラッチペダルを操作して慎重にギアをつなぐと、蹴り出されたように前方へと飛び出すします。ノーマルモードでもやる気にさせるサウンドは、クルマに興味をもつ人は一発で虜になること間違いありません。
300PSユニットは、トップエンドでの吹け上がりがさらに鋭くなった印象を受けます。RSトロフィーの0-100Km/h加速のタイムは5.7秒。特別驚く数字ではないですが、十分以上に速く、スロットルレスポンスもシャープ。メガーヌRSトロフィーの最大の魅力がその痛快なハンドリングにあることは疑問の余地もありません。特徴は後輪操舵システムの「4コントロール」です。このクラスのしかもFWD車に後輪操舵システムを搭載するのは他には例がありません。当然小回り性も向上していますが、もともとコンパクトなのだから、主目的はそれではなくハンドリングなのです。
トロフィーのスプリングレートは、RSに比べて前後23/35%、フロントスタビライザーは7%、前後ダンパーの減衰力もそれぞれ25%引き上げられており、さらに4本のダンパーに内蔵されるルノー自慢のHCC(ハイドロリック・コンプレッション・コントロール)のセカンダリーダンパーのストロークも10%延長されています。
低速では、逆位相に切れる後輪操舵システムの効果で、スパッと回り込む上に、そこからパワーを与えても前輪が外に逃げるどころか、グイグイとフロントが引っ張ってくれるという、まるでFWDらしからぬ、目から鱗が落ちるような痛快で気持ちのいいコーナリングを演じてくれます。
スポーツモードでは、60 ?/hを境に後輪ステアが逆位相から同位相に切り替わりますが、レースモードではその境界線が100?/hに引き上げられます。ならば敏捷に山道を駆けまわる時はレースモードにしておけば済むと思うかもしれませんが、レースモードでは、ESCも自動的にカットされてしまうために、ひと筋縄ではいきません。公道では、スポーツモードで十分です。
トルセンLSDが備わるおかげで、タイトコーナー立ち上がりでフルスロットルを与えても安定志向ですが、路面によってはジリジリッと外側にふくらんでいくのをコントロールしなければなりません。結果的には速いかもしれませんが、マージンを残して鋭くS字コーナーをクリアするには、スポーツモードが適しているように感じました。
「アクティブバルブ付きスポーツエキゾースト」は、このクルマを買うような層にとっては大歓迎の装備でしょう。ステアリングホイールの左横にあるエンジンスタートボタンを押した途端、脈動感のある重低音サウンドに心を奪われます。
MULTI-SENSE(マルチセンス)のメニューを呼び出し、Sportモードに切り換えると、エキゾーストサウンドはさらに刺激的。スロットルオフ時にはバラバラバラと、打ち上げ花火の余韻のような後燃え燃焼音的なサウンドを発してドライバーのアドレナリンを全開にさせてくれます。
今回のステージは、一般公道ということもあり、たとえばそのダンパーに仕込まれるセカンダリーダンパーの効果や、4コントロールによる回頭性を存分に確認することはできませんでした。しかし、間違いなくこれは手に入れる価値のあるスポーツカーである。 というのが筆者の感想です。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった58人(再レビュー後:23人)
2018年9月9日 01:30 [1157004-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 5 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
迫力満点の顔つきは全幅1875mmとワイド。 |
大型のディフィーザーと大口径センターマフラーが装備 |
ヘッドライトはフルLED。 |
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エンジンルームの廃熱を効率よく排出するエアダクトが本気の証 |
フロントにはブレンボ製モノコック4ピストンキャリパーを備える |
最高出力279PS/6000rpm、最大トルク390Nm/2400rpmを発生 |
筆者は、現在でもルノー「トゥインゴ」を23年乗り続け、同時に「アルピーヌV6ターボ」を所有していたこともあり、ルノー車との付き合いは長期に渡ります。一時期は「メガーヌ R.S」2代目の購入を本気で考えました。
新型「メガーヌ R.S」のボディサイズは、4410×1875×1435mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2670mm。メガーヌ GTからフロントを60mm、リアを45mmワイドとなったフェンダーが備わります。またF1スタイルのエアインテークブレードにワイドなエアインテークを組み込んだフロントバンパーを採用し、実車の迫力は相当なものです。
先代モデルでは3ドアハッチバックでしたが、3代目となる新型では5ドアハッチバックのみとなりました。
R.Sモデルのイメージとなりつつあるチェッカーフラッグ型のLED「R.S.ビジョン」が備わり、スモールランプ、フォグランプ、ハイビームとしての役割を行います。またヘッドライトはLED式で、Cシェイプのデイライト&ターンシグナルが、さらなる迫力となっています。
今回は筆者が日頃からメンテナンスでお世話になっている関東最大級のルノーディーラーにて展示車を特別にお借りして、東名高速道路、国道129号線をメインに試乗を敢行しました。
エンジンを始動させますと、先代から踏襲されたセンターマフラーから野太いエキゾーストが響き、正体がすぐにバレます。
国道を流しても、新型「メガーヌ R.S.」の動きはとにかく俊敏という印象です。交差点ではステアリングのわずかな切り込みに対して、瞬間的にヨーモーメントが発生するこの動きは、「メガーヌ GT」にも採用されている「4コントロール」の恩恵です。同位相で1度、逆位相で2.7度リアタイヤが動くそのシステムは、GTと同様のシステムを採用しています。全幅も1870mmもありますが、まるで「ルーテシアR.S」.に乗っているかのような軽快な身のこなしが印象的でした。
東名高速道路「厚木インター」へ進入するコーナーでも、リアはドッシリと安定し、路面に張り付いたままです。本線に合流する際にアクセルを深く踏み込むと、直列4気筒DOHC 1.8リッター直噴ターボ「M5P」型エンジンはホットハッチらしく、キャビンに迫力のあるエキゾーストノートを響かせ、シフトアップの度に「バフッ!」という炸裂音が木霊します。最高出力279PS/6000rpm、最大トルク390Nm/2400rpmを発生するこのエンジンは、7000rpmまで瞬間的に吹け上がり、390Nmもの大トルクでグイグイ速度を伸ばしていきます。0-100km/h加速は5.8秒ですからアクセルを開けている時間はほんの一瞬でした。
乗り心地は、クルマの性格上、終始硬めですが、「カヤバ」製のダンパーはストロークを持たせてあるセッティング。路面の段差を乗り越えても、不快な突き上げなどは皆無で、硬さの中にもしなやかさを持たせてあるルノー車らしいセッティングです。そのため、19インチのタイヤはしっかり路面を捉え、比類なき安定性を実感できます。
4コントロールの動きは、慣れるまではやや違和感を覚えることもありました。リアの操舵角を決定するパラメータは車速、フロントの操舵角、そしてステアリング操舵スピードの3つです。車速と切れ角については固定のパラメータですが、操舵スピードは可変式のため、周囲の安全を十分考慮し、急なレーンチェンジを試みても姿勢が乱れることなく、水平移動のような感覚です。
短時間だけワインディングロードに分け入りました。さすがに1875mmの全幅は道幅の狭い道路ではやや気を使いますが、その動きはコンパクトホットハッチのようで、クリックなギアレシオを持つステアリングと相まって、タイトコーナーをヒラリ、ヒラリとクリアしていきます。DASS(ダブル・アクシス・ストラット・サスペンション)が、トルクステアも抑え、痛快そのものでした。
5ドア化により、日頃の利便性も向上。お買い物クルマとしても、十分な実用性を持つラゲッジルームや、広いリアシートなど快適性も充実。それでいて、先代よりもさらに痛快な走りを手に入れた新型「メガーヌ R.S.」。隣町への移動ですら走る楽しみを味わえる同車。筆者も惚れています。販売したばかりですが、販売店では、すでに受注は一杯だそうです。
ルノーは、このようなクルマ造りは相変わらず上手いと感じさせてくれました。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった35人
「メガーヌ R.S. 2018年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2025年2月21日 12:58 | ||
| 2023年10月18日 13:58 | ||
| 2021年10月31日 23:59 | ||
| 2019年2月19日 20:33 |
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