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『EVでも普通であることの美しさを追求した e-ゴルフ』 フォルクスワーゲン e-ゴルフ 2017年モデル 外川 信太郎さんのレビュー・評価
e-ゴルフ 2017年モデル
e-ゴルフの新車
新車価格: 499〜544 万円 2017年10月19日発売〜2020年10月販売終了
中古車価格: 196〜199 万円 (2物件) e-ゴルフ 2017年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > フォルクスワーゲン > e-ゴルフ 2017年モデル > ベースグレード
プロフィール神奈川県藤沢市生まれ、現在茅ヶ崎市在住の湘南中年。少年期に5年間イギリス・ロンドン、スコットランド・エディンバラに在住していた事から、欧州車に興味を抱いたきっかけになった。慶応義塾大学卒業後、出版社に入社。輸入車専門誌にて執筆、編集を担当…続きを読む
2017年12月13日 01:05 [1086205-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 3 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
フォルクスワーゲンは今後登場させる車種についてEVの比率を高めていくと公言しています。そして、今回ゴルフのマイナーチェンジに伴い、本格的に日本のインフラに対応すべく、同社初となる市販モデル「e-ゴルフ」を導入しました。(2014年秋に「e-up!」を導入する予定で、販売前に筆者も往復500キロほどのテストを敢行しましたが、日本のインフラに合致しないことから、導入を見送りました。)
今回は、メーカー主催のプレス向け試乗会に参加し、じっくり試乗してきました。
実車と対面すると完全電気自動車の「e-ゴルフ」だと見分けが付かない。フロントグリルに配されたブルーのラインや、バンパーに配されたC字型の高輝度LEDポジショニングランプなどの専用装備をみて初めて、普通の「ゴルフ」ではないことに気がつきます。同社広報担当者に取材すると、電気自動車だから特別なエクステリアにしないのが、フォルクスワーゲン思想だという。
この「e-ゴルフ」は、これまで本国に存在していたタイプに比べ、駆動用バッテリーの容量が50%増加され35.8kW/hになり、一回の満充電で301km(JC08モード)の走行が可能となっています。また普通充電のほか、日本では主流となっている急速充電CHAdeMO(チャデモ)規格にも対応したのは、大変嬉しいことで、なんと30分で80%まで充電が可能になっています。これでしたら、バッテリー残量を気にせず、遠方ドライブも気にせず行えます。(最近は急速充電器の設置箇所が増えました。)
モータースタートボタンに「エンジンスタート」と刻んであるのは見なかったことにして、スイッチをオンにしても当たり前ですが、何の音もなく、鮮やかなバーチャル式であるデジタルメータークラスター「Active Info Display」が、映し出されます。
シフトレバーを「D」レンジにセレクトして、アクセルを踏むと、車両重量が、ガソリン車から270kg増の1590kgになったにも関わらず、モーター特有の0から最大トルクのおかげで、滑るように走り出しました。あまりの静粛性の高さにタイヤの転がるロードノイズや、周囲のクルマが発する音などが明確に聞こえてきますが、フットワークは身軽なままで、しっとりとした乗り心地は快適そのものです。
高速道路のインターから合流しても、アクセルを踏み込む必要がないほどトルクがあるのは、電気モーターの強みで、パワーメーターの数値が半分も満たないまま、滑るように流れに乗ることができます。
電気自動車といえば、代表格は日産「リーフ」ですが、やはり違いを感じるのは、高速道路上での継ぎ目を乗り超えた際の剛性感や、ステアリングに伝わるどっしり感は、まんま「ゴルフ」です。動力源は変わってもドイツ車らしい安心感はさすがです。
追い越し加速でアクセルを踏んだときの瞬発性は、内燃機関とは一線を画し、モーター駆動ならではの蹴り出しの強さが印象的です。加速性能は、0-100Km/hで9.6秒とその辺の高級車など軽く置き去りにできるもの。特に街中の発進加速は、スムーズかつ迅速で、60Km/hあたりまでは、まさに一瞬で到達してしまいます。
最高法定速度110Km/hの日本には関係ありませんが、「e-ゴルフ」の最高速は必要十分な150km/hで電子リミッターが働く仕様になっています。
走行モードの選択により、パフォーマンスやエアコンの効きを変更することが可能です。選択に応じて消費するエネルギーが変わり、「ノーマル」では最高速150km/h、最高出力100kW、最大トルク290Nmですが、「エコ」では最高速度115km/h、最高出力70kW、最大トルク225Nm、「エコ+」でさらに最高速度90km/h、最高出力55kW、さ最大トルク175Nmとなり、エアコンについてもそれぞれ標準→低下→OFFと自動制御されます。
回生ブレーキの利きは5段階に調整可能なのもライバルにはない機能であり、「D」レンジではアクセルから足を浮かしても、電車のように惰性走行が可能。シフトセレクターを右に倒して「D1」→「D2」→「D3」と操作すると回生ブレーキの効きが強くなり、内燃機関でいうシフトダウンのようなことが可能です。さらに手前に引いて「B」レンジを選ぶと、アクセルのオン/オフだけで加減速が行えます。
インテリアも「ゴルフ」そのもので、実用性には文句の付けようがありません。バッテリーがフロアに搭載されているにも関わらず出っ張りなどは皆無。
大人がリラックスして5人乗車でき、ラゲッジルームも広々。多彩なシートアレンジで長ものの積載も自由自在です。
EVだからといって近未来的なデザインなどを採用せず、世界のベンチマーク「ゴルフ」のいいところをそのまま。
「e-ゴルフ」は、違和感なく乗れる最も実用的かつ、安全性の高いEVではないでしょうか。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった15人
「e-ゴルフ 2017年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2022年4月23日 16:56 | ||
| 2020年9月21日 22:47 | ||
| 2017年12月13日 01:05 | ||
| 2017年11月28日 12:38 |
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(自動車(本体) > リーフ 2025年モデル)
4
高山正寛 さん
(自動車(本体))
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