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『安全性能を大きくレベルアップ!普段の“足クルマ”としても最適』 ダイハツ ミラ イース 2017年モデル 高山正寛さんのレビュー・評価
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プロフィールプロフェッショナルレビューを担当させていただきます高山正寛(たかやませいかん)です。リクルートで自動車専門誌(カーセンサー、カーセンサーEDGE)の創刊直後から20年以上に新車試乗とカーAV記事を担当しフリーランスへ。途中5年間エンターテ…続きを読む
2017年8月31日 23:34 [1058382-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 3 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 3 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
2017年5月にフルモデルチェンジを行った2代目となるダイハツ ミラ・イースに試乗しました。
初代の登場は2011年9月、「第3のエコカー」のふれこみで軽自動車の原点とも言える「低燃費」「低価格」などを前面に押し出し新しい市場を開拓しました。
今回、新型に開発するにあたって取材をするとは社会環境も変わってきており、環境(燃費)性能などは当たり前、それよりも「安全・安心」などを含めた装備などが求められていることがわかったそうです。
そのために新型ではステレオカメラを使った先進安全装備である「スマアシ(スマートアシスト)?」を積極的に展開、さらに旧型より80kgの軽量化やエンジンやトランスミッションの制御を見直すことで低燃費だけでなく走りの質感も向上させました。
試乗したのは最上級グレードのG“SA?”のFF車(CVT)で価格は120万9600円となります。
最上級ゆえに装備もかなり充実しており、このグレードであれば登録車からのダウンサイザー(大きめのクルマからの乗り換え)にも十分対応できます。
実際、新型ミラ・イースとしてはスマアシ?が装着され、十分な装備を持つ、ひとつ下のX“SA?”(FF、108万円)が最もお買い得だと思います。
さらにこの下にはスマアシ?を装着しながら93万9600円という価格を実現したL“SA?”も設定されていますが、こちらはあまりオススメできません。
その理由はタイヤにあります。GとLには14インチ、L以下はより軽量化のために新開発した13インチタイヤが装着されていますが、足回り自体のセッティングも異なります。
普段使いであれば問題ないかもしれませんが、少しスピードが出た状態での車両の安定感などはやはり14インチ仕様が優れているからです。
GとLとの価格差は12万9600円ありますが、ここにはフルオートエアコン、アルミホイール、イモビライザー付きのキーフリーシステム(鞄の中などにキーを入れた状態でもドアの解錠/施錠ができる)、プッシュ式エンジンスタートボタン、シートヒーターなどが含まれます。
前述したように登録車など装備がしっかり装着されているクルマからの乗り換えであればGがオススメですが、普段の“足クルマ”なのであればLで十分、またLにも消費電力を抑えて低燃費にも寄与するLEDヘッドランプが標準装備されているので、この点でもLのコスパは高いと考えます。
室内に乗り込んでみると旧型に比べ、品質が非常に上がったことがわかります。
ダッシュボードのシボ(表面の模様)の仕上げや旧型には無かった前席両側のカップホルダーなど使い勝手が向上しています。
またシート自体の作りもアップしていますし、何よりも後席の座り心地が大きく向上しています。
正直に言えば、このクルマで4名乗車という使い方は少ないと考えます。だからというわけではありませんが、旧型はこのリアシートで大幅なコストダウンを行っていました。もちろんムーヴやタントに比べれば使い勝手や着座感は劣りますが、旧型よりは確実に良くなったと言えるでしょう。
さらに気に入ったのはパーキングブレーキに「手引き式」を採用した点です。ご存じのように現在のクルマでは「足踏み式」が主流、電動パーキングブレーキなどはまだまだコスト面からも採用車種は少ないのが現状です。
なぜこの時代に足踏み式?答えは非常にスッキリしていました。ダイハツの調査によれば高齢者などを中心に足踏み式だとペダルが増えることで踏み間違いが怖い、という意見があったそうです。
もちろんベンチシートを採用しているムーヴなどでは現実に装着は難しいのですが、手引き式は視覚的&触覚的にもブレーキをかけた(引いた)状態がわかることもあり、旧型からの継続採用を決めたとのことです。
走りの部分では36kW(49ps)、57N・m(5.8kg-m)という控え目なスペックですが前述した80kgの軽量化や制御の効率化により普段使いとしては十分、特に街中などでの中間加速の際に旧型がもたつき気味だったのに対し、新型はスムーズさが向上しています。
実用燃費はそれほど長い距離が走れなかったので概ね20km/Lといったレベルです。ただ当日は炎天下でエアコンはフル回転、渋滞もかなり多かったことは付記しておきます。ライバルのスズキ・アルトと比較すると悩む部分は多いのですが、先進安全装備の能力の高さなどからも現状はミラ・イースを選ぶ理由は十分にありそうです。
- レビュー対象車
- 試乗
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