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『低回転トルクがスカスカでかつての名エンジンではなくなった』 マツダ CX-5 2017年モデル カフェ・ド・半魚人さんのレビュー・評価
CX-5 2017年モデル
1617
CX-5の新車
新車価格: 246〜422 万円 2017年2月2日発売〜2026年5月販売終了
中古車価格: 94〜546 万円 (3,394物件) CX-5 2017年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > マツダ > CX-5 2017年モデル > XD L Package 4WD
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2020年3月20日 16:34 [1311181-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 2 |
| 走行性能 | 3 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 2 |
| 価格 | 4 |
【購入の経緯】
初代(KE型)の後期モデル、25Sからの乗り換えです。前車が購入からちょうど3年経って車検を迎えることもあり、下取り価格と今後かかる車検代、タイヤの交換費用なども総合して検討した結果、買い換えることにしました。
2.2リットルのディーゼルエンジンはKE型で一度試乗したことがあり、市街地でゆっくり走っていても、ちょっとアクセルを踏むだけで猛烈に加速するのが印象的でした(後述する通り、最新の2.2XDはかつてとは全く異なる、残念なエンジンになってしまったのですが)。
【エクステリア】
特に真横から見たときにロングノーズが強調され、非常に美しいです。真正面から見ると最近のマツダ車に比べてやや垂れ目でしょうか。もう少しつり目でもいいかと思います。
【インテリア】
CX5はKE型の後期から(アテンザなどと同様に)インテリアの品質を大幅にアップさせており、KF型は水平基調を多く取り入れているものの、基本的なテイストは似ています。クロームの使い方などはアウディあたりを意識しているでしょうか。
Lパッケージの白い本革シートと外装のディープ・クリスタルブルー・マイカの組み合わせはとても都会的な感じがして、非常に気に入っています。前モデルもそうでしたが、白いシートはジーンズを履いて運転してもまったくと言っていいほど汚れません。週に1〜2回しか乗らないこともありますが、前車は3年間で2回くらい(汚れてもいないのに)泡のクリーナーで拭いただけです。日本国内では汚れを気にして白い本革を選ばない方が多いようですが、室内が明るくなる、夏でもそれほど暑くないなどメリットも多いので、ぜひ選択肢に入れていただきた思います。
以前は「国産車最高レベル」あるいは「輸入車を食っている」と感じたインテリアは自社内で下克上が起きている(Mazda3に負けている)ことや他社の質感も上がっているため、もはやアドバンテージはないかと思います。
【エンジン性能】
これがこのクルマの最大の欠点で、2000回転未満のトルク感がスカスカで、まるで1リットルくらいのガソリンエンジンが載っているのではないかと思うほどです。ほぼ同じ車重、エンジンスペックのBMWの320Dを試乗しましたが、2000回転未満のトルクはCX5の3〜4倍はあるのではないかと感じました。
エンジン音もBMWはスムーズで筋肉モリモリ感が強いのに対し、CX5はガサガサしており、アクセルを強く踏むとさらに雑味のある音がします。トルク感の弱さはATを8速にしたり、スポーツモードのスイッチをつけたり、MTを選んだりすることで解消される可能性もありますが、音が洗練されていないため、エンジンの回転を一気に上げるとさらにアラが目立つことになるかと思います。
CX5のXDで楽しいのは高速道路で100キロ以上出すような場面だけで、確かに2500回転近辺では巨大な岩がふわっと持ち上がるようなトルクの盛り上がりを味わえます。おそらく150〜160キロ出してもパワーの山は続くと思われますが、国内ではサーキット以外では試せないため、普段使いでは低回転のスカスカな状態ばかりが印象に残ることになります。
【走行性能】
前車(KE型)は初期のGベクタリングコントロールすら付いていなかったため、現車のGVCプラスは走行性能を大いに高めてくれていると思います。具体的にはカーブを曲がったときのアンダーステアが大幅に減り、まるで重心が5〜10センチ低くなったような印象を受けます。
【燃費】
他の方々はリッターあたり16キロ以上走ると書かれていることも多いようですが、東京都内では高速道路中心の乗り方で13キロ台、一般道のみであれば8.5キロ程度で、2.5リットルのガソリンNAとほとんど同じです(ただし、田舎の信号がない国道で60キロで低速走行をするとガソリンでは絶対に有り得ない18km/L以上の結果が出ますので、燃費が悪いのではなく、燃費のブレ幅が大きいエンジンと思っていた方がいいです)。
【価格】
CX5は少なくとも現行型まではデザイン、走行性能に比べて安すぎるといってもいいほどコストパフォーマンスがいいクルマだと思います。ただし、今より高い値付けをしたいのであれば、エンジンのトルクの細さ、ガサガサした感じを見直す必要があるでしょう。
【総評】
最近、CX30のスカイアクティブX搭載車(AWDモデル)を1.5時間ほど試乗する機会がありました。カタログ上のトルクは224NmとCX5のXDエンジンの半分弱しかありませんが、実際に走らせるとスカイアクティブXの方がトルクが上に感じます。低く、唸るようなエンジン音もドライバーのモティベーションを高めてくれて、高回転までぐんぐん回るので、ガサガサ、スカスカの2.2XDとは総体としての体験の質がまったく異なります。内装の質感もCX30の方が上で、日本の道路に合ったサイズ。価格はCX5とほぼ同じなので、トランクのサイズさえ気にならなければ、現時点ではCX30を選んだ方がいいでしょう。
- 乗車人数
- 4人
- 使用目的
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 週1〜2回
- 重視項目
- 高級感
- スポーティ
- 価格
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2019年3月
- 購入地域
- 東京都
- 新車価格
- 352万円
- 本体値引き額
- 25万円
- オプション値引き額
- 5万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった16人
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