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『乗るだけでパリ気分!お値打ちなプライスにも驚き!』 ルノー トゥインゴ 2016年モデル 高山正寛さんのレビュー・評価
トゥインゴの新車
新車価格: 169〜289 万円 2016年9月15日発売〜2024年12月販売終了
中古車価格: 38〜305 万円 (278物件) トゥインゴ 2016年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > ルノー > トゥインゴ 2016年モデル
プロフィールプロフェッショナルレビューを担当させていただきます高山正寛(たかやませいかん)です。リクルートで自動車専門誌(カーセンサー、カーセンサーEDGE)の創刊直後から20年以上に新車試乗とカーAV記事を担当しフリーランスへ。途中5年間エンターテ…続きを読む
2016年10月30日 19:09 [972507-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 5 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
私、オジサンではありますが、久々にハートを打ち抜かれました。そんな気分にさせたのが「ルノー・トゥインゴ」、3代目となるニューモデルに都内や首都高速を中心に試乗を行いました。
前述したように3代目となるトゥインゴですが、初代は日本でもヒット、2代目の販売はやや苦戦しましたが、新型はそれまでの3ドアハッチバックから5ドアハッチバックへ変更、全長を80mm短縮しながらホイールベースは125mmも伸ばすことで見た目からは想像できないほど室内スペース(特に後席)は広く感じます。
グレードはインテンスとインテンスキャンバストップの2種類、日本導入時に限定車として1Lの5MT仕様となる「サンクS」と標準車より1インチサイズの大きい16インチアルミホイールや専用の内外装を採用した「パックスポール」を各50台設定しましたが、予約開始とほぼ同時に売り切れてしまいました。
特に5MTのニーズは高かったようで、2017年にも何らかの形で5MT車は導入予定があるとルノー・ジャポンからも発表されています。
さてハートを打ち抜かれた!理由はまずそのデザインでしょう。コンセプトの『Tailored for Paris』つまり「パリのために仕立てられた」という言葉からもわかるように仕立ての良さを感じます。「カワイイ」「センスが良い」表現や感じ方は個人によって様々でしょう。しかしこんなにコンパクトでも街の風景を変えてしまうほどのチカラを持っているクルマはなかなか出会うことはできません。6色設定されたボディカラーからもオシャレ感が漂ってきます。
まずはキャンバストップに試乗しました。開閉は電動で行えますし、高速走行時の幌のばたつき音もうまく抑えています。青空駐車をしている人は不安だと思いますが、屋根付きやマンションの立体駐車場(の地下)を確保しているのであればキャンバストップはオススメです。何よりも価格差がノーマルルーフ車と10万円しか違いません。ルノー・ジャポンの担当者も「正直言えばコストを考えれば10万円以上の値付けをしたかったけど、このクルマを日本で拡販させるために199万円に抑えました」とのこと。つまりユーザー側からすればキャンバストップの方がコスパは高いという見方もできます。また試乗時はかなり外気温が高く、試乗直後は車内にも熱気がこもっていました。こういう時にもキャンバストップは熱を一気に外部に放出できますのでメリットは大きいです。
一方のノーマルルーフ車は全体の静粛性は高くなりますが、その分エンジンのこもり音などが少し多めに聞こえてきます。ただ0.9L3気筒ターボエンジンとしては十分なレベルですし、後述するようにエンジンが後方に搭載されており、音はかなり後ろから聞こえてくるので実用上は問題ありません。
さてトゥインゴの魅力はRR方式を採用したことでフロントタイヤの最大切れ角が49度と驚異的、ゆえに最小回転半径は軽自動車並みの4.3mと駐車場や狭い場所での取り回しが驚くほど楽チンです。
一方で昔RR式のクルマに乗っていてスピンした経験のあるオジサンとしては、直進安定性やコーナリング時のオーバーステアなどが気になっていました。
しかし、ESCや前後異なるタイヤサイズの採用、サスペンションやパワステの味付けなどが複合的に利いておりこれらの心配は杞憂に終わりました。全体としては誰が乗っても安定志向にセッティングされていますし、6速EDC(トランスミッション)も昔に比べればかなり洗練されており、すぐにスムーズに走られることが可能です。
搭載されるエンジンはルーテシアのZENの0.9Lモデルと同じH4B型ですが、こちらは5速MTのみで車重も約100kg重くなります。ここからもトゥインゴの軽快な走りがイメージできると思います。
室内は非常にシンプルですが、そこがまたセンスの良さを感じます。「本当に必要なものだけをセレクトした」感じが伝わってきます。それでも電動リモコンミラー(ヒーター付き)やクルーズコントロールなどはしっかり搭載されていますし、エアコンも“フル”ではありませんがオートタイプが装着されており不満は感じません。
私の専門領域としてはカーナビがどうなるかが気になっていました。本国仕様にはいわゆるディスプレイオーディオの類いが設定されており、これにナビ機能をプラスしていますが、日本には地図データやシステムの関係で設定されませんでした。実際、2スピーカー+ウーハーを持つBluetooth対応オーディオが装備されていますが、これを外せば2DINナビが付けられるのではと思いましたが残念ながらユニット自体の奥行きがないので装着はできないそうです。
その代わりにスマホをナビ代わりにできる専用クレードルがオプションで設定されています。このクレードルは5400円と価格も安く、USBポートも1個付きますのでナビアプリを使った際のバッテリー上がりの問題も解消されます。
また最近ですが、同じくディーラーオプションでパナソニックのゴリラ(ポータブルナビ)が設定されました。価格は9万9900円と高めに感じるかもしれませんが、オプションでリアカメラとの連携も可能ですし、ベースモデルとなったゴリラの性能が非常に高いので、専用ナビをどうしても装着したい人にはこちらをオススメします。
いずれにせよ、小気味よい走りや十分な装備、そして何よりもセンスの良いデザインを持つ新型トゥインゴ。これだけの内容が189万円から入手できるのは魅力的、初めての輸入車としてもオススメできる仕上がりです。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった40人
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|---|---|---|
| 2025年7月30日 23:47 | ||
| 2025年7月2日 00:16 | ||
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