| Kakaku |
『高い走りの質感を示す高級SUVながら価格は1000万円超』 ボルボ XC90 プラグインハイブリッド 2016年モデル 松下宏さんのレビュー・評価
XC90 プラグインハイブリッドの新車
新車価格: 1294〜1339 万円 2016年1月27日発売
自動車(本体) > ボルボ > XC90 プラグインハイブリッド 2016年モデル
プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2016年9月19日 05:12 [961737-1]
| 満足度 | 3 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 1 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
![]() |
![]() |
![]() |
|---|---|---|
![]() |
![]() |
![]() |
ボルボの上級SUVであるXC90には、最上級グレードとしてプラグインハイブリッドのT8が設定されている。最近のボルボのグレード名には、エンジンの気筒数ではなく動力性能を示すものとしてひと桁数字が使われている。ボルボは直列4気筒2.0Lまでのエンジンしか搭載しないことを表明しているから、グレード名が気筒数から動力性能に変わるのは必然的なことなのだろう。
その中でT8は最もパワフルな仕様として、T6用の直列4気筒2.0Lのターボ+スーパーチャージャー仕様のエンジンに加え、さらに前輪と後輪用に電気モーターを搭載し、ツインエンジンと呼ぶプラグインハイブリッド車としたモデルだ。
動力性能はエンジンが235kW/400N・mで、これはT6用と同じ。さらに前輪用に34kW/160N・m、後輪用に65kW/240N・mのパワー&トルクを発生する電気モーターが搭載されている。システムとして発生できるのは単純な足し算ではないが、自然吸気なら6.0Lを超えるようなエンジンに匹敵する動力性能になるのだから、走りが力強いものになるのは当然である。
その力強さが特に感じられるのは発進時だ。T6用のエンジンでも機械式のスーパーチャージャーの装着によって低速域から力強さを発揮していたが、T8では発進時にアクセルを踏み込むと瞬時にトルクの立ち上がるモーターの支援を受けた加速が得られるので、ますます力強い走りが可能になる。
XC90はそもそもが大き過ぎて重過ぎるクルマだが、T8はプラグインハイブリッド車であるために、電池とモーターの搭載によって車両重量はT6に対して240kgも重くなっている。実に2340kgもの重量があるのだ。にもかかわらずT8の走りはボディの重さを感じさせない軽快なものになる。スポーティという印象さえ受けるほどだ。
全体的な走りの印象はハイブリッド車らしい静かでスムーズなもので、走りの質感の高さを感じさせる。
T8には6種類の走行モードが設定されている。デフォルト(標準)状態はハイブリッドで、エンジンとバッテリー、モーターを効率良く使って燃費を優先させる。AWDは後輪用のモーターを駆動して4WD状態で走る。ピュアはモーター走行を優先させるモードで、セーブモードは電池を充電するか残量を維持して走るモード。さらにスポーティな走りを楽しむパワーモードや路面状況が悪いときのトラクションを最大化するオフロードモードもある。
電気モーターだけで35.4kmの距離を走れるほか、モーター走行でも時速125kmまでの速度に対応できる。いろいろな意味で欧州のプラグインハイブリッドらしい作りである。
9.2kWhのリチウムイオン電池はセンタートンネル内に搭載されている。T8はAWD車だが、後輪を駆動するのは電気モーターなのでフロントからリヤに駆動力を伝えるドライブシャフトを必要としない。なのでクルマの中央の比較的低い位置に重い電池を搭載できたのだ。これは重量バランスの良いクルマにするとともに、乗り心地を良くすることにもつながっている。
試乗車にはオプションの電子制御エアサスペンションがオプション装着されていて、これによる乗り心地の良さも好感の持てるものだった。前述のドライブモードに応じて自動的にDampers整がなされるなど、便利なシステムでもある。
ボルボXC90にはインテリセーフと呼ぶ運転支援装備が採用されている。ボルボの安全装備は世界の自動車メーカーの中でも最高レベルといえるもので、装着車の安全性はとても高いものがある。自動ブレーキのほか、高速道路などでのレーンキープアシストなど、実際に使いやすい装備が用意されている。
問題は価格だ。車両本体価格はT6に対して100万円も高い1009万円の設定で、試乗車にはこれにプレミアムサウンドの45万円、エアサスの30万円がオプション装着されていて1084万円の仕様になっていた。良いクルマではあるものの、普通のユーザーには手の届かないクルマである。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった14人
「XC90 プラグインハイブリッド 2016年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2026年4月4日 21:04 | ||
| 2022年9月11日 08:34 | ||
| 2021年11月12日 23:56 | ||
| 2021年5月23日 12:27 | ||
| 2016年9月19日 05:12 |
XC90プラグインハイブリッドの中古車 (6物件)
-
XC90 リチャージ プラグインハイブリッド T8 AWD インスクリプション 4WD 検査10年10月1日/ディーラ車検整備済/整備
- 支払総額
- 509.8万円
- 車両価格
- 499.8万円
- 諸費用
- 10.0万円
- 年式
- 2021年
- 走行距離
- 5.5万km
-
XC90 リチャージ プラグインハイブリッド T8 AWD インスクリプション 4WD パノラマSR Bowers&Wilkins クリスタルシ
- 支払総額
- 513.7万円
- 車両価格
- 498.0万円
- 諸費用
- 15.7万円
- 年式
- 2021年
- 走行距離
- 3.7万km
-
XC90 リチャージ プラグインハイブリッド T8 AWD インスクリプション 4WD エアサス/白革/パノラマSR/ harman/ka
- 支払総額
- 572.2万円
- 車両価格
- 549.9万円
- 諸費用
- 22.3万円
- 年式
- 2022年
- 走行距離
- 1.5万km
-
XC90 リチャージ プラグインハイブリッド T8 AWD インスクリプション 4WD 当社デモカー リアモニターブラックグリル
- 支払総額
- 587.3万円
- 車両価格
- 577.0万円
- 諸費用
- 10.3万円
- 年式
- 2021年
- 走行距離
- 4.9万km
-
XC90 リチャージ PHEV T8 AWD アルティメット エアサスペンション 4WD パノラマガラスサンルーフ
- 支払総額
- 732.0万円
- 車両価格
- 720.0万円
- 諸費用
- 12.0万円
- 年式
- 2024年
- 走行距離
- 0.5万km
この車種とよく比較される車種の中古車
-
123〜759万円
-
75〜713万円
-
54〜961万円
-
38〜1179万円
-
251〜864万円
-
258〜1710万円
-
172〜571万円
-
388〜703万円
-
143〜638万円
自動車(本体)
(最近1年以内の投票)
新着ピックアップリスト
-
【おすすめリスト】予算があったら
-
【おすすめリスト】DDR5
-
【質問・アドバイス】2026-27PC部品項目
-
【Myコレクション】DDR4で組んでみるテスト
-
【Myコレクション】某V用
旧型との比較は無意味。3代目リーフが示すEVの進化
(自動車(本体) > リーフ 2025年モデル)
4
高山正寛 さん
(自動車(本体))
- ユーザー満足度ランキング
- カテゴリ別の「ユーザ満足度」が高い製品のランキング
- コミュニティ規定の内容をご確認の上、ご利用ください
- 評価は投票された方の主観による目安であり、絶対的な評価を保証するものではありません
- 点数はリアルタイム更新です
- ユーザーレビューの使い方、よくある質問 FAQもご参照ください
価格.comマガジン
注目トピックス






















