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『マンション居住者も必見!単体で充電可能な理想的ファミリーカー』 BMW 2シリーズ アクティブツアラー プラグインハイブリッド 2016年モデル 高山正寛さんのレビュー・評価
2シリーズ アクティブツアラー プラグインハイブリッドの新車
新車価格: 506〜559 万円 2016年1月26日発売〜2021年8月販売終了
自動車(本体) > BMW > 2シリーズ アクティブツアラー プラグインハイブリッド 2016年モデル > 225xe Active Tourer Luxury
プロフィールプロフェッショナルレビューを担当させていただきます高山正寛(たかやませいかん)です。リクルートで自動車専門誌(カーセンサー、カーセンサーEDGE)の創刊直後から20年以上に新車試乗とカーAV記事を担当しフリーランスへ。途中5年間エンターテ…続きを読む
2016年5月31日 23:28 [934372-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 3 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
グローバル市場だけでなく、日本市場でも積極的なモデル展開を行うBMW。昨年の東京モーターショーで参考出品され、1月に発表された2シリーズアクティブツアラーのPHVモデルである「225xeラグジュアリー」に試乗会場となった横須賀エリアのほか、一般道や都市高速なども含め試乗させていただきました。
2シリーズアクティブツアラーはご存知の通り、MINIのプラットフォームを活用したFF車として2014年12月に登場しました。当初はガソリンエンジン、2015年5月にはクリーンディーゼルを搭載する218dを追加設定してきました。実際販売も好調で、7人乗りミニバンである「グランツアラー」も含めると現在のBMWブランドの中では3シリーズの次に売れているとのこと。いわゆるこれまでのBMWユーザーやファンだけでなく、潜在的に眠っていた顧客候補の掘り起こしやユーティリティに優れたクルマ(特にミニバンテイスト)を求めていた新規顧客にはジャストミートしたことがわかります。
さて、その好調なアクティブツアラーに追加された225xeは同社が展開するサブブランドである「BMW i」の流れを汲むわけですが、何よりもBMWのラインナップの中でも非常にユニークとも言えるパワートレーンを搭載しています。
フロントには1.5L直3ガソリンターボ、リアには88psを発生する電気モーターを搭載します。この2つの間にはプロペラシャフトのような動力伝達機構は存在せず、FF/FR/AWDの3種類の駆動方式を自動または任意(一部)で選ぶことができます。組み合わされるトランスミッションは6速トランスミッションとなります。
4WDとしてはいわゆる「オンデマンド式」。これまでのオンデマンド式はセンターデフ等を持たない4WD車のために油圧多板クラッチなどを使い、前輪が空転した際に瞬時に(車種によってそのスピードは異なります)後輪に駆動力を伝達させてきましたが、225xeの場合は前述したように駆動方式が完全に独立しているので、よりきめ細かく瞬時に駆動力を制御できます。
しかし、このクルマの最大のポイントは7.7kWhのリチウムイオン電池を搭載することで125km/hまでEV走行が可能な点にあります。
PHVの走行モードは前述した125km/hまでの走行を可能にする「MAX eDrive」、電気モーターとガソリンエンジンをバランス良く駆動させる「AUTO eDrive」(この場合EV走行は80km/hまでとなります)、そしてバッテリーの充電量をなるべく減らさないようにエンジンで発電を行う「SAVE Battery」の3種類になります。この場合はバッテリーを最大で50%まで充電することができますが、さらにシフトレバーをマニュアルモード側に倒せば「CHARGE Battery」により80%まで充電が可能です。もちろん、エンジンを多く回しますのでこの際の実用燃費は当然落ちることを覚悟しておく必要があります。ただこのモードの重要性に関しては最後で述べたいと思います。
純粋なEV走行が楽しめる「MAX eDrive」モードはモーターによるFR駆動(急加速時などはエンジンが始動する場合もあります)なのでまずは高い静粛性が魅力となります。EV特有のヒューンという音に関してもモーターがリア側に搭載されているので、前席では感じることは少なく、瞬時に最大トルクを発生できる電気モーターながらガソリン車的な自然な立ち上がりのフィーリング、更にアクセルを多く踏み込めばイメージ以上に早い加速感を味わうことができます。
一方で「AUTO eDrive」はこのクルマとしてはデフォルトとなるモードです。きめ細かく制御することで何かを意識すること無く、また「ドライビング・パフォーマンス・コントロール・ボタン」の切り替えで低燃費走行からダイナミックな走りまでを楽しむことができます。ただ高効率の1.5Lエンジンとのことですが、少しエンジンの振動や室内に入ってくる透過音が気になりました。もちろんEV走行時からの切り替えであればより気になるのは当然のことですが、BMWの直3エンジンを搭載する他のモデルから見てもレベル的にはまだ十分抑えこむことができるはずです。それでも十分ファミリーカーとしては静かなのですが・・・。
225xeは満充電であればカタログ上では最大42.4kmまでゼロ・エミッション走行が可能となっています。例えば日々の買い物や駅までの送迎など日本のユーザーの利用シーンを考えれば十分ではあると思いますが、実際は5月とは思えないほどの暑さの中で普段通りにオートエアコン25℃固定の状態と一般道から高速道での走り(の良さ)を充分すぎるほど堪能するとそこまでの距離を走ることは個人差があるとはとはいえ難しいです。もちろんそのために多様なドライブモードがあるわけですから、数値に届かないからといって目くじらを立てることなく、市街地などではEV、流れの良い場所ではハイブリッド、など自分好みの使い方を身に付ければいいと思います。
最後に伝えたかったのはこのクルマは発電ができますので、これまで充電設備を持つことができなかった環境の人、わかりやすく言えばマンションなどの集合住宅に住んでいる人でもゼロ・エミッションの世界を堪能することができます。集合住宅ゆえに早朝や深夜の入出庫は気を使うことも多いのですが(私もそうです)自宅に帰る前までに必要な量を発電し充電、自宅近くではEVにすれば非常にスマートだと思います。ほぼ同装備の218iラグジュアリー(ガソリンエンジン)との価格差は100万円以上高くなりますが、所有する価値や来るべき未来のクルマ世界を少しでも多く味わうことができるなど魅力は充分。個人的には良い意味での「全部入り」と思いました。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった19人
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| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2018年2月25日 10:52 | ||
| 2016年8月29日 23:48 | ||
| 2016年5月31日 23:28 | ||
| 2016年3月20日 09:04 |
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