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『SUVのスタイルを持ったスポーツカー』 ジャガー F-PACE 2015年モデル 外川 信太郎さんのレビュー・評価
F-PACEの新車
新車価格: 639〜1760 万円 2015年11月2日発売〜2025年6月販売終了
中古車価格: 150〜1323 万円 (110物件) F-PACE 2015年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > ジャガー > F-PACE 2015年モデル > R-SPORT P300
プロフィール神奈川県藤沢市生まれ、現在茅ヶ崎市在住の湘南中年。少年期に5年間イギリス・ロンドン、スコットランド・エディンバラに在住していた事から、欧州車に興味を抱いたきっかけになった。慶応義塾大学卒業後、出版社に入社。輸入車専門誌にて執筆、編集を担当…続きを読む
2017年7月31日 23:59 [1050400-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 5 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
迫力のあるボンネットは、上質と威圧感を持ち合わせている |
他のSUVとは一線を画すジャガーならではのエクステリア |
上質なリアエクステリアはジャガーらしさを醸し出している |
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R-SPORTでは、V6 3.0リッタースーパーチャージャーエンジンを搭載 |
255/50R20タイヤを純正。オプションで22インチホイールも選択できる |
上質かつアグレッシヴなインテリアはスポーツ色が強いもの |
ジャガーは変革を遂げているメーカーであります。これまでの英国の伝統を脱ぎ捨て、躍動感、パフォーマンスを前押ししているのが登場するクルマを見るとわかります。
その一台がジャガー「F-PACE 」(F-ペイス)です。
メーカーの広報車両を個人的にお借りして、一般道、ハイウェイ、ワインディングを走ってきました。
これまでのジャガーは上品さの滲み出た「XJ」に代表される、品のあるクルマというイメージが強かったのですが、ジャガー初となるSUVの同車は、ポルシェ・「マカン」、BMW「X4」、アウディ「Q5」などライバルが多い中、スポーツカーとしてジャガーは位置付けています。ランドローバーでもスポーツ色を強めたモデルを登場させていますが、その点ではとてもジャガーに及ばないものです。
「F−TYPE」の要素を取り入れたエクステリアは、迫力のあるボンネットと、それにつながる複数の直線的なサイドライン、プレス技術を駆使した陰影を持ち、一目でジャガーと分かるものです。
インテリアは、大人5人がリラックスして乗車できる快適な空間と、大胆な色使いのシート、センターコンソールにはタッチスクリーン式の10.2インチモニターがあり、ステアリング奥の12.3インチバーチャルコックピットは通常のクラシカルな自動車の計器表示のほか、フルスクリーンで3Dを表示することも可能です。
パワートレインはガソリンとディーゼルの2モデルの設定です。V型6気筒3.0リッタースーパーチャージャーは、スポーツカー「F−TYPE」と同じ最高出力380PS、最大トルク450Nmを発揮。直列4気筒2.0リッターターボディーゼルエンジンは、「INGENIUM(インジニウム)」と名付けられた最新バージョンで、最高出力180PS、最大トルクは、クラス最大の430Nmを発揮します。駆動方式はすべて4WDで、トランスミッションは8段オートマチックを採用。4WDシステムは通常後輪に90%のトルクを配分。状況に応じて前輪90%まで最適なトルク配分を行うものです。
試乗したのは最高峰モデルの「R-SPORT」。
スタートボタンを押すと、円柱状シフトがスルリとせり上がってくるのは昨今のジャガーのお約束です。このロジックも慣れれば、明確で、円柱状シフトを回しDレンジに入れ、一般道へ走り出しました。まず驚いたのは、乗り心地が非常にフラットで、255/50R20というタイヤを履いているにも関わらず、轍など少々荒れた路面でもキャビンに伝わるダンビングも最小限。滑るようにスムーズに走り抜ける感覚は、やはりジャガーであると納得できます。
高速道路では、その快適性はさらに明確となり、道路の継ぎ目などのショックも遥か遠くで「コトン」と聞こえるほどで、フラットな安定性に感銘を受けました。もちろん、V型6気筒3.0リッタースーパーチャージャーは、余裕しゃくしゃくであり、アクセルに軽く足を乗せているだけで涼しい顔をして迅速に追い越しが可能。アクセルを踏み込むとバーチャルメーターの指針が、目で追いきれないほどの勢いで速度を上げていきます。
ワインディングでは「ダイナミックモード」を選択しますと、エキゾーストノートは、スポーティな低音よりのサウンドに変化し、エンジンが本領を発揮します。上り勾配でも、380PSのパワーは、ドライバーをシートに強く押さえつけるような加速を演じ、コーナーでも決して小さくないボディをキビキビ向きを変える旋回性とSUVにも関わらずロールもほどんど感じないまま、駆け抜けてしまうあたりはスポーツカーそのものでした。
F-PACEのは、スポーツカーとしても、ラグジャリー系としても使える万能のSUVでした。久しぶりに完成度の高いクルマにであったという印象が鮮明に残っています。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった13人
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