| Kakaku |
『上質で実用的なスタイルと意外にも情熱的な走行性能の両立』 フォルクスワーゲン パサート ヴァリアント 2015年モデル 10_maxさんのレビュー・評価
パサート ヴァリアントの新車
新車価格: 521〜677 万円 2015年7月16日発売
自動車(本体) > フォルクスワーゲン > パサート ヴァリアント 2015年モデル > TDI Highline
2020年5月31日 17:05 [1332962-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 4 |
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|---|---|---|
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身長178cmで運転席を合わせてこの余裕 |
後席は40:20:40可倒 |
パサートオールトラックオーナーです。購入検討時、オールトラックの試乗車がなくヴァリアントに高速道路含め4回ほど試乗した経験に基づいたインプレになります。
TDIハイライン/エレガンスライン、TSIハイラインの3グレードに試乗していますが、メインはTDIになります。
オールトラックとの主な違いは、あちらはAWD、車高が3cm高い、黒樹脂のアンダーガード有り、インテリアのインパネからドアトリムの加飾パネルがカーボン柄。
過去の愛車:マツダRX-8、プジョー308SW
主な比較車種:マツダCX-8、プジョー5008
主な用途:キャンプ、雪山等のロングツーリング
家族:夫婦+小学生二人
【エクステリア】
ローでロングなオーソドックスなステーションワゴンスタイルが今では逆に新鮮に映ります。ネットの写真では地味な印象を受けますが、実車を見ると印象がガラリと変わります。
目立つ装飾などは有りませんが要所に丁寧でエッジの効いたプレスラインが走り、クロームやLEDの使い方も非常にセンスが良く、質感の高さはかなりのものです。
サイズ感は全長4780mmなので5008とCX-8の間。ただし、パサートヴァリアントは最小回転半径が5.4mとこの中では最小なので、見た目よりも小回りが効きます。
【インテリア】
全体的に非常に開放感を感じます。ホワイトの内張りやシート間の十分な間隔によりゆとりが感じられ、一緒に試乗した家族は喜んでいました。プジョー5008と同じ方向性ですが、あちらは後部3座独立なので4人乗車の場合はパサートの方が余裕あり。CX-8もシート自体はかなり余裕がありますが、あちらは内張りが黒なのでややタイトな印象を受けます。
一方運転席に座ると意外にもスポーティな印象。視界に入るのは黒中心の直線基調の中心のコックピットとインパネなのでキリリと引き締まった印象。
また質感も非常に高いものを感じます。一番のアイキャッチはインパネ上部中央のアナログ時計。ステッチ(本当のステッチ)やクローム使いも非常に上手く、派手さはありませんが長く乗るとじわじわと満足感を得られます(購入したオールトラックで実証済み)。
またレザーシートはサラリとしており非常に快適。
ラゲッジルームは広大でスクエアで実用性抜群。Dセグワゴンの中でもトップクラスで、これで入らなければ背の高いハイエースやミニバンが必要です。
【エンジン性能】
TDI:ディーゼルにしては回して楽しいスポーティなフィールです。アクセルを踏むと「ウォン、ウォン」と軽快にタコメーターの針が駆け上がります。高回転寄りな分、出だしはややもっさりします。最大トルク発生が1900rpmとやや高回転側にあるため、街中での軽快な発進という点では他社ディーゼルと比べるとややラグを感じます。が、妻はその方が穏やかなので良いと評しています
やはり真骨頂は高速やワインディング。3300rpmまで最大トルク400Nmを維持、4000rpmでも300Nm以上あるので頭打ち感はなく、三千から4千rpmをキープしての高速コーナーは爽快。またサウンドも回すほど軽快で澄んだ音質に変わり気分を盛り上げます。なおアイドリング付近での音質もガラガラというよりはガソリン3気筒のような角の取れた重低音なのも好印象。
TSI:TDIよりも静かで回せばスポーティかつ軽やかに吹け上がるので気持ちがいいです。トルクという点では、2000rpm以上での豪快な中間加速はTDIに軍配が上がりますが、出だしについてはTDIよりも低い1500rpmから最大トルクが発生することもありTDIよりも軽快です。
【走行性能】
高速コーナーにおけるビタッと路面に貼り付いて旋回する感覚が最高です。試乗で高速道路のICのコーナーでの安定感に思わず「おおっ」と声を上げてしまいました。ロー&ロングなステーションワゴンらしいプロポーションも貢献しているのでしょう。
車格の割にハンドリングもかなり軽快。TDIでもフロントの重さは殆ど感じさせず、ヒラリヒラリと回頭し正確にライントレースできます。ノーマルモードでもセンターがしっかりしているので十分スポーティ走行が可能ですが、スポーツモードにすればよりドッシリと安定感が増します。
DSGはシフトダウン時のブリッピングが爽快。特にトルコンATでは間延びしがちな4−3速、3−2速時に「フォンッ」と瞬時に吹け上がりシフトが繋がる感覚のためだけにDSGにしたくなります。ただそれ以外は最近のトルコンATも良く出来ているので大きな違いは感じません。
【乗り心地】
足回りは仏車と独車の良いとこどりと言った印象。高速コーナーでの安定感と、高速の継ぎ目を「ストッ、ストッ」と上手くいなす足さばきが両立しています。ステーションワゴン故の低重心や車重も寄与しているのでしょう。
また高速巡航時の静粛性はかなりのもの。風切り音も上手く抑え込まれており、TDIは特に低回転で巡航できるためまるで電気自動車のように静かなクルージングを楽しめます。
この、巡航時の快適性とスポーティな走行との一粒で二度美味しいところが大きな魅了の一つです。
【燃費】
試乗のみのため無評価
【価格】
デジタルメータークラスタなどの上級装備に拘らなければ300万円台スタートというのは破格ですが、装備をちょっと充実させると500万円台になってしまうのは悩ましい設定です。柔軟なオプション体系を用意して頂きたい。
【総評】
日本ではあまり注目されていない車種ですが、隠れた名車と言っても良いと思います。クリーンで飽きの来ない外装・内装にクラストップの実用性とクラスを超えた質感、それにロングクルージングもスポーツ走行もこなす懐の深い走行性能。知る人ぞ知る良い車に、所有欲は満たされることと思います。
◆より詳しいインプレをブログにも記しているのでご関心あればご笑覧ください。
https://10max.net/archives/13008
購入したパサートオールトラックのオーナーズレビューもございます。
◆高速走行インプレ
https://10max.net/archives/15660
◆内装・ユーティリティレビュー
https://10max.net/archives/14198
参考になった18人
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- 年式
- 2024年
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4
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