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『軽快な走りと予想以上の低燃費。CX-3を選ぶ理由がまた増えた』 マツダ CX-3 2015年モデル 高山正寛さんのレビュー・評価
CX-3の新車
新車価格: 227〜355 万円 2015年2月27日発売
中古車価格: 40〜309 万円 (1,039物件) CX-3 2015年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > マツダ > CX-3 2015年モデル > 20S L Package
プロフィールプロフェッショナルレビューを担当させていただきます高山正寛(たかやませいかん)です。リクルートで自動車専門誌(カーセンサー、カーセンサーEDGE)の創刊直後から20年以上に新車試乗とカーAV記事を担当しフリーランスへ。途中5年間エンターテ…続きを読む
2018年4月30日 22:37 [1124067-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
「この選択肢は十分あるな」。これがマツダCX-3に新たに搭載されたガソリンエンジン車に乗った印象です。
CX-3は2015年2月に発表した新世代商品群の第5弾となるコンパクトSUVです。プラットフォームこそデミオと共通化を行っていますが「次の時代のスタンダートを創造する」という開発陣の当時掲げた志からもわかるようにコンパクトでも内外装のデザインや質感、さらに装備面でのクオリティなどもデミオとは異なる価値観も提供してきました。
今回試乗したガソリン車は2017年6月に追加したモデルです。なかなか試乗する機会が無くレビューも遅くなりましたが、その分市街地から高速までかなりじっくり試乗することができました。試乗車はガソリンモデルの最上位となる「20S Lパッケージ(2WD,6AT)」です。
発売当初はデミオ(後にアクセラにも)に搭載された1.5L4気筒のスカイアクティブD、つまりクリーンディーゼルのみを搭載したCX-3。当時としては大胆な割り切りかと思いましたが、このクルマの商品性や価値を高めるためにもこの考え自体は有り!と感じていました。
ただ時間が経つ中、実際にセールスマンと話をすると「クルマは凄い良い。特にデザインで興味を持ってもらえる。ただそこでネックになるのはやや高めの価格設定です」という声でした。
先に言ってしまえば今回試乗した同グレード比較でも27万円の価格差が発生します。個人的には「この差額を何万km走れば元が取れる」という考えにはあまり同調しません。なぜなら価格が高い分、得られる走りの質なども異なってくるからです。
それでも今回のガソリンモデルの投入はユーザーの拡大にも十分効果がありますし、それほど遠距離を走らないけど、このデザインやサイズ感は魅力と思っている層にもミートします。実際、CX-3のユーザーには女性が多く、発売開始当初から比較すると女性ユーザーは約2倍に増えていることからも導入タイミングとしては良かったと考えます。
搭載するエンジンは2L4気筒の直噴で使用燃料もレギュラー仕様とおサイフにも優しいです。スペック自体は109kW(148ps)、192N・m(19.6kg-m)と特筆する部分は少ないですが、新しく表示が義務化された燃費モードである「WLTCモード」にもいち早く対応しています。
走り始めて感じたのは何よりもその軽快感です。そもそも車両重量はディーゼル車より30kg、前後重量を見てもフロント側は軽くなります。アクセルに対するピックアップの良さ、コーナリング時のスムーズさなどもディーゼルとはひと味異なるテイストに仕上げてあります。現在のマツダ車のほとんどに搭載されているGVC(G-ベクタリングコントロール)のおかげもあるのでしょう。高速道路などでのレーンチェンジ時などの挙動の収まりの良さなどはガソリン車でも同様です。
ディーゼルほどではありませんが、実用的なスペックを有しているガソリンエンジンなので高回転まで回して楽しむというよりは中回転域までを使って軽快に走るのが似合っています。パドルシフトも活用すればよりアクティブな走りも楽しめるでしょう。
個人的には少し乗り心地、特に不整地を走った時の突き上げは固いかな、という印象を受けました。タイヤの影響もあると思いますが、この部分はハンドリングとのトレードオフの部分もあるので後述する次回改良時にはさらに進化を期待したいところです。
気になる燃費ですが、今回600kmをWLTCモードに合うように「市街地」「郊外路」「高速道路」とその都度満タン給油→リセットして走ってみましたが、概ねカタログ値に近い結果でした。全行程でオートエアコンを25℃前後で設定、特にエコ走行は意識しないで市街地が12.6km/L、郊外路が15.2km/L、高速道路は19.6km/L、トータルでは13.8km/Lという結果でした。郊外路に関しては山道も含めて走ったこともありカタログ数値より落ちてしまっていますが、傾斜の少ない道路であれば燃費は向上するはずです。
前述したようにガソリンエンジンの投入で大きく魅力が向上したCX-3ですが、先進安全装備を含めた装備と価格のバランスの良さでは「20S プロアクティブ」がオススメです。FF車の6ATで228万4200円ですが、これにはレーダークルーズコントロール(マツダではMRCC)とスマートブレーキサポートが付いていません。これをメーカーオプション(5万4000円)で付けることをオススメします。また試乗車にもオプションで搭載されていたBOSEのサウンドシステム(6万4800円)もぜひ装着をオススメします。正直標準装備のシステムがやや物足りない部分もありますが、この価格でこれだけのシステムを組み上げるのは難しいと思えるほどコスパが高いです。元々静粛性の高いCX-3ですから車内でいい音は楽しみたいというのは誰もが共通した気持ちでしょう。
最後に魅力が増したCX-3ですが「常にその時に最良の商品を送り出す」という開発陣の言葉が気になっています。これまでのクルマのモデルチェンジサイクルとは異なるタイミングでアップデートを行ってきたマツダ車ですからそう遠くないタイミングで何かが起こりそうな予感もしています。実際の購入はその時まで待つ、というのも十分有りだと思います。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった38人
「CX-3 2015年モデル」の新着レビュー
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|---|---|---|
| 2026年6月8日 11:44 | ||
| 2026年3月14日 07:52 | ||
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| 2025年2月23日 01:18 | ||
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| 2024年5月17日 00:02 | ||
| 2024年4月24日 23:38 | ||
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