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『量販初の燃料電池自動車とは思えぬ完成度の高さ』 トヨタ MIRAI (ミライ) 2014年モデル 森口将之さんのレビュー・評価
MIRAI (ミライ) 2014年モデル
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MIRAI (ミライ)の新車
新車価格: 723〜740 万円 2014年12月15日発売〜2020年12月販売終了
中古車価格: 48〜222 万円 (71物件) MIRAI (ミライ) 2014年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > トヨタ > MIRAI (ミライ) 2014年モデル > ベースグレード
プロフィールフリーランスジャーナリストの森口将之です。自動車を中心に、モビリティ全般を守備範囲としています。自動車については、ブランドやスペックにとらわれず、ユーザー目線でのレポートを心がけています。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員を務め、日本自動…続きを読む
2015年5月16日 14:00 [825038-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 3 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 5 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
写真は横浜市旭区にある水素ステーション |
ボディカラーにかかわらずルーフはブラック |
タッチ式コントロールを多用したインパネ |
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シート表皮は合成皮革でカラーは3タイプ設定 |
アームレストで左右に分けられた2人掛けの後席 |
モーターをフロントに積んだ前輪駆動方式 |
世界初の量産燃料電池自動車ミライに、横浜市で行われた試乗会で乗りました。発表前のプロトタイプを静岡県のテストコースでドライブした印象を含めて報告します。
ミライのボディサイズは全長4890mm、全幅1815mm、全高1535mmで、ホイールベースは2780mmです。同じ前輪駆動4ドアセダンのカムリと比べると、ホイールベースは5mm長いだけですが、全長は40mm、全幅は10mm、全高は65mm上回っています。
特に長さと高さの違いが大きく、そこに空気を取り込むバンパーのインテーク、水滴をイメージしたサイドパネルなど、燃料電池自動車の機能をイメージした造形を取り入れたこともあり、初代プリウスを連想させる強烈な個性を発散しています。
ミライは既存の前輪駆動セダンのパッケージングを基本に、モーターやコントローラーを前輪周辺、燃料電池スタックや水素タンクをシート下やキャビン後方などに配置しました。ゆえにオーバーハングの長さや背の高さが目立つのでしょう。ゼロから燃料電池自動車専用のパッケージングを採用すれば、違ったスタイリングが実現できそうです。
着座位置に対して高めのインパネは、歴代プリウスで実績を積んだメーターや操作系を基本とした印象ですが、ステアリングの位置が電動で調節できるなど、価格にふさわしいクオリティも実感できました。それだけに安価な車種にも使われる旧式な足踏み式パーキングブレーキは残念です。
前席は下に燃料電池スタックを積む関係で薄めですが、2時間程度のドライブでは疲労を覚えることはなく、ホールド性は身長170cm、体重65kgの僕でも満足できました。2人掛けの後席は、つま先が前席下に入らないことが不満であるものの、ひざの前は約15cmの空間が残り、頭上も余裕があって、自分の体格には十分な広さでした。
ミライのモーターは最高出力154ps、最大トルク34.2kgmを発揮します。対する車両重量は1850kgと重量級なので、加速は強烈ではないですが、公道で流れに乗るのに不満のないレベルにはあります。セレクターレバーではDレンジのほか、回生ブレーキを強めるBsレンジが選べますが、同じトヨタのハイブリッドカーがそうであるように回生ブレーキの効きは控えめで、調節機構が欲しいと思いました。
音はかなり静かですが、路面の悪い場所ではタイヤからの音が伝わることもありました。電気自動車と違うのは、燃料電池関連の機器が発する音があることです。その響きはピューッという軽い音色だったプロトタイプとは異なり、高級車のV型8気筒や12気筒エンジンを思わせる厳かなもので、速度を上げていくとそこにモーターの唸りが控えめに加わり、心地良いサウンドでした。
乗り心地は言葉にすればゆったりしっとりで、かなり快適です。車体の重さが良い方向に作用しているのでしょう。ステアリングのタッチはやや人工的だったものの、ハンドリングは電気自動車同様、コンポーネンツを低い位置に分散して配置したおかげもあって、背の高さや重さを感じさせない、安定した身のこなしでした。プロトタイプはコーナーでボディ後半部の重さを感じましたが、量産型では気にならないレベルになっていました。
約700万円という価格は驚くほかありません。2008年からリース販売されたFCHV-advは約2500万円もしたからです。しかも初物にありがちな癖は極力抑え、1台のクルマとしてレベルの高い仕上がりになっています。今注文しても納車は3年後という人気が理解できるし、その頃には現時点で76ヶ所に設置あるいは設置予定の水素ステーション数も増えているでしょう。
- レビュー対象車
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参考になった169人
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| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2025年12月31日 16:02 | ||
| 2023年10月15日 00:14 | ||
| 2022年5月29日 23:13 | ||
| 2022年1月5日 17:29 | ||
| 2020年7月4日 07:26 | ||
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4
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