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『究極の環境性能車の夢がついに現実のものになった』 トヨタ MIRAI (ミライ) 2014年モデル 松下宏さんのレビュー・評価
MIRAI (ミライ) 2014年モデル
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MIRAI (ミライ)の新車
新車価格: 723〜740 万円 2014年12月15日発売〜2020年12月販売終了
中古車価格: 58〜222 万円 (70物件) MIRAI (ミライ) 2014年モデルの中古車を見る
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プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2014年12月20日 00:59 [779774-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 5 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
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究極の環境性能車といわれる燃料電池車ミライがついに発売された。燃料電池車は水素を燃料として、これを空気中の酸素と反応させることで電気を取り出す仕組みだ。水素と酸素が反応しても出るのは水だけ。クルマが走ることで有害な排出物を発生しないので、究極の環境性能車と言われている。
燃料電池はこれまでも人工衛星などで使われてきたし、ダイムラーやGMなどがクルマの動力源として使えるものと考え、研究開発を進めてきた経緯があった。
ただ、人工衛星ではともかく、重力のある地上で1t〜2tもの重さのあるクルマを動かすだけの性能を発揮する燃料電池を開発するのは容易なことではなく、コストなども含めて多くの課題を抱えていた。
これまでダイムラーを始め、トヨタやホンダは燃料電池車を試験的に走らせてきたし、最近ではヒュンダイもアメリカなどで一定の台数を供給しているが、本格的な市販ということでは今回のトヨタのミライが世界初と言っていい。
水素という新しい燃料を使ったクルマが市販されたことは、自動車の歴史に新しい1ページが書き加えられたことを意味する。それが日本で実現したことをうれしく、また誇りに思う。
ミライには、トヨタ自動車が修善寺のサイクルスポーツセンターで開催したメディア関係者向け試乗会に出席し、用意された広報車両に試乗した。限られた条件下での試乗だったが、複数のクルマに試乗することができた。
燃料電池車の走りは電気自動車に似ている。運転席に座ってシートベルトを締め、スタートボタンを押すとシステムが立ち上がる。シフトレバーを操作して走り出すと、静かにするするは走り出すのは電気自動車と同じだ。
アクセルをる立ち得上がりシステムをスターターボタンを押すとシステムが立ち上がる。READYという表示が点灯するのを見て、インスト中央にあるセレクターレバーをDに入れる。これはプリウスの採用されてるのと同じタイプのものだ。
軽くアクセルを踏んで走り出すと、とても静かでスムーズな電気自動車の走りが得られる。燃料電池車は水素で発電して走る電気自動車なのだから当然といえば当然だ。
発進からするすると走り出した後、アクセルを踏み込むとグイと力強く走り出す。これは瞬時にトルクが立ち上がるモーターの特性によるものだ。加速の力強さは相当なもので、ガソリン車とは違う次元の加速を感じさせる。
ちなみに電気モーターは4JM型で113kW/335N・mのパワー&トルクを発生する。ミライの車両重量は1850kgとかなり重いが、それを苦にしないだけの動力性能である。
アクセルを踏み込んで加速するときには、一定の騒音が入ってくる。このあたりは電気自動車とは違う部分で、燃料電池に空気を吸い込むためにコンプレッサーが作動している音だ。この音は騒音というよりもクルマを走らせている実感につながるものでもあるので、特にわずらわしさは感じない。
ミライの車両重量が重いのは、燃料電池スタックやニッケル水素電池、水素タンクなどを搭載するためだ。スタックや電池は床下に搭載されるので、重心高が低くなっている。タンクも後席のシート下など、車両後部の低い低い位置に搭載されている。
なのでミライは重量は重いものの、重心が低くて前後の重量バランスにも優れている。これはこれは走りにも貢献する要素になる。
駆動方式がFFなのにワインディングなどを走らせると意外に回頭性が良くて良く曲がる感じなのは、クルマ中心に近い部分に重量物が搭載されていることが理由だ。。
そうは言ってもスポーティカーのようなキビキビと曲がるような走りではない。プレミアムセダンとしての味付けなので、弱アンダー傾向を示しながらながら、意外に良く曲がるといった感覚だ。
また横滑り防止装置のVSCは比較的早めに効きだすように設定されていて、タイトなコーナーを無理して曲がろうとするとすぐに抑え込まれる。このあたりは安定性志向が強く出ている。この味付けで良いと思う。
足回りは前輪がストラット式、後輪がトーションビーム式という割とシンプルな構成とされている。その割に乗り心地が良いのはタイヤサイズが17インチの55ということもあるが、それ以上にクルマの重量が重くて重心が低いことが、乗り心地の良さにつながっていると思う。
未来は新しい時代の新しいクルマとして大いに期待できるクルマである。ミライのような燃料電池車が普及するには、水素ステーションの整備など、インフラ関係を中心にやらなければならないことがたくさんある。でも燃料電池車には大きな未来が開けていると思う。このクルマを自分のクルマとして日常の生活の中で使う日が来るのが楽しみだ。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった174人
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| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2025年12月31日 16:02 | ||
| 2023年10月15日 00:14 | ||
| 2022年5月29日 23:13 | ||
| 2022年1月5日 17:29 | ||
| 2020年7月4日 07:26 | ||
| 2019年9月14日 19:48 | ||
| 2019年8月29日 22:34 | ||
| 2019年2月7日 00:44 | ||
| 2019年1月7日 18:48 | ||
| 2018年12月22日 11:55 |
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