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『個性的なデザインと万人向けの走りを両立』 シトロエン C4 ピカソ 2014年モデル 森口将之さんのレビュー・評価
C4 ピカソの新車
新車価格: 347〜396 万円 2014年10月25日発売〜2018年9月販売終了
中古車価格: 45〜199 万円 (46物件) C4 ピカソ 2014年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > シトロエン > C4 ピカソ 2014年モデル
プロフィールフリーランスジャーナリストの森口将之です。自動車を中心に、モビリティ全般を守備範囲としています。自動車については、ブランドやスペックにとらわれず、ユーザー目線でのレポートを心がけています。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員を務め、日本自動…続きを読む
2015年2月1日 02:11 [793941-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
5シーターのC4ピカソ・エクスクルーシブ |
7シーターのグランドC4ピカソ・セダクション |
頭上近くまで伸びた窓による解放感は抜群 |
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形状、配色ともに非対称の個性的な前席 |
3列目へは2列目を畳むことでアクセス |
トルコンATの導入で走りの滑らかさが向上 |
新型シトロエンC4ピカソは、従来から日本に導入されていた3列シート7シーターに加えて、本国では以前から存在していた2列シート5シーターも販売することになりました。これを機に車名も本国に倣い、5シーターがC4ピカソ、7シーターはグランドC4ピカソとなりました。神奈川県箱根町で行われた試乗会で、両ボディに乗りました。
グランドC4ピカソのボディサイズは、全長4600mm、全幅1825mm、全高1670mmで、旧型の7シーターとほぼ同じです。しかしホイールベースは55mmも伸びて2840mmになりました。プラットフォームを新型プジョー308も使う新開発のEMP2に切り替え、フロントオーバーハングを短縮した効果が大きいようです。5シーターのC4ピカソは、ホイールベースが60mm、全長は170mm短くなっています。
それ以上に目を惹くのは2つのボディのデザインの違いです。もっとも目立つのはサイドウインドーのモールで、5シーターは前後ドア窓周辺をシルバーの帯で取り巻き、ハッチバックらしい軽快感を強調しているのに対し、7シーターはサイドウインドー全体をグレーのモールで縁取り、モノスペースならではのキャビンの広さを予感させています。個性的な顔つきも両ボディで違っていて、シトロエンのデザインへのこだわりに圧倒されます。
キャビンはシートの数を除けば両ボディとも共通です。運転席に乗り込むと、まずは頭上近くまで伸びたウインドスクリーンと、後方の巨大なガラスルーフがもたらす明るさに圧倒され、ピカソに乗り込んだと実感させてくれます。インパネは中央に大きなディスプレイが上下に備わっており、上は3モードから選べるメーターやバックカメラなどを表示し、下はナビやエアコン、オーディオをはじめとする装備をコントロールします。
シートの座り心地は従来よりも固めです。旧型同様、人数分が独立したセパレートタイプとなる2列目と3列目は、ホイールベース延長のおかげで足元が広くなりました。2列目はスライドとリクライニングが可能で、3列目を含めてワンタッチでフラットになるなど、アレンジのしやすさは国産ミニバン以上ではないかと思いました。
エンジンは1.6L直列4気筒ターボで、先代後期型と基本的に共通ですが、最高出力は9psアップしています。ボディが7シーター同士で50kg軽くなったこともあり、加速は先代よりも少し活発に感じました。それ以上に印象的なのはスムーズさです。6速のトランスミッションがシングルクラッチ方式2ペダルMTから、トルコン式ATにスイッチしたことが効いています。万人向けになったとも言えるでしょう。
サスペンションはリアがエアスプリングでなくなり、前後とも金属バネになりました。そのため乗り心地は先代より固めに感じますが、荒れた路面では新設計プラットフォームの剛性の高さと、自在に動いてショックを吸収してくれるサスペンションの仕事ぶりが良く分かります。さらに高速道路での、ゆったりした揺れを交えながらのクルージングは、シトロエンらしさを感じさせるものでした。
ハンドリングは、これまでは前後のバネの特性が違うので、慣れが必要とされました。それに比べると新型はバランスが良くなり、ロールも抑えられて、自然に曲がっていけるようになりました。ここでも万人向けになったと言えるでしょう。新設計プラットフォームの威力を実感します。
デザインはシトロエンらしく前衛的かつ革新的でありながら、走りについては国産車からの乗り換えも受け入れる癖のなさをモノにしたグランドC4ピカソは、ミニバンにも趣味性が欲しいと思っている人へのベストチョイスになるでしょう。でも3列シートが必要ない人には、5シーターを推します。個性的かつ開放的なキャビンに身を置いてのドライビングは、他のどのハッチバックでも味わえない新鮮な感覚だからです。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった10人
「C4 ピカソ 2014年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2025年12月27日 11:45 | ||
| 2024年6月24日 00:01 | ||
| 2022年5月22日 00:45 | ||
| 2021年9月19日 02:09 | ||
| 2019年1月20日 18:27 | ||
| 2018年10月9日 21:43 | ||
| 2018年10月8日 23:00 | ||
| 2018年3月20日 11:08 | ||
| 2017年11月14日 18:47 | ||
| 2017年9月6日 23:40 |
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4
高山正寛 さん
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