| Kakaku |
『BMW初のFF車ながら走りのフィールは軽快そのもの』 BMW 2シリーズ アクティブツアラー 2014年モデル 松下宏さんのレビュー・評価
2シリーズ アクティブツアラー 2014年モデル
122
2シリーズ アクティブツアラーの新車
新車価格: 355〜537 万円 2014年10月1日発売〜2022年6月販売終了
自動車(本体) > BMW > 2シリーズ アクティブツアラー 2014年モデル
プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2015年5月4日 02:50 [821387-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 3 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 3 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
![]() |
![]() |
![]() |
|---|---|---|
![]() |
![]() |
![]() |
BMWが初のFF車として2シリーズアクティブツアラーを投入した。これまではコンパクトな1シリーズや2シリーズもFR車として開発し、頑なにFR(とFRベースの4WD)の駆動方式にこだわってきたBMWだが、初めてFF車に取り組むことになった。
BMW2シリーズアクティブツアラーには、BMWが御殿場市で開催したメディア関係者向け試乗会に出席し、用意された広報車両に試乗した。
外観デザインはフロントの丸型4灯式ヘッドライトやキドニーグリル、L字型テールランプなどを採用し、ひと目でBMWと分かるクルマに仕上げられている。初のFF車として全く新しい中身を持つクルマなので、異なる方向性が示される可能性も考えられたが、意外なくらいにBMWのアイデンティティーをしっかり確保したモデルとされた。
ボディスタイルは全体にややずんぐりした感じも受ける。比較的短めの全長にやや高めの全高を持つためだ。BMWではこれを“ダイナミックなスタイル”としているが、ものは言いようである。長めのホイールベースで前後のオーバーハングを短くし、広い室内空間を連想させる密度感の高いパッケージングともいえる。
インテリア回りもBMWの文法に則ってデザインされている。インストセンターをやや運転席側に傾けたドライバー・オリエンテッドのデザインを始め、ワイドな液晶のカーナビ、回転式コントローラーのiDrive、マルチファンクションのステアリングホイールなどが、いずれもほかのBMWモデルに共通する仕様である。
ボディは5ドアのステーションワゴンだが、背の高さからミニバン的なパッケージングを持つモデルでもある。サイズは全長が4350mmとコンパクトな長さで、全幅は日本市場にも適合する1800mmに抑えられ、全高は1550mmでこれも日本のタワーパーキングにも入るサイズに抑えられた。文字通り日本の道路交通環境にマッチしたサイズである。
ホイールベースは2670mmと長めの設定で、室内には十分な居住空間が確保されている。全体的にはメルセデス・ベンツのBクラスを連想させるパッケージングだが、室内空間の大きさや自在なシートアレンジなどでBクラスを上回っている。
試乗車は218iラグジュアリーで、ミニクーパーに搭載されるのと同じ直列3気筒1.5Lの直噴ターボ仕様エンジンを搭載し、電子制御6速ATと組み合わされている。ラグジュアリーは快適装備を充実させた仕様で、表皮に穴の空いたパーフォレーテッド・ダコタ・レザーのシートなどが標準装備されている。218iにはほかにスタンダードとMスポーツの設定があり、また直列4気筒2.0Lの直噴ターボエンジン仕様を搭載する4WD車の225i xDrive Mスポーツの設定もある。
試乗した218iの動力性能は100kW/220NmN・mの実力でミニクーパーと同じである。車両重量が1490kgとけっこう重いので、ミニクーパーに比べたら走りが鈍くなるのは避けられないが、実際に走らせた印象では特に鈍重な印象ではなかった。
これは6速ATが滑らかな変速フィールを実現し、トルクの太いところを狙って車速とエンジン回転のバランスを図ってくれるためだろう。車速が乗った後の走りは軽快そのものである。
直噴仕様の3気筒エンジンなので、アイドリング時の車外音を聞くと、それなりの騒音を感じるが、車内にいればほとんど気にならず、走り出してしまえば全く関係なくなる。
楽しかったのがワインディングでの走りだ。FF車であることを感じさせないごく自然なステアリングフィールを持ち、アンダーステア傾向を示すこともなくとても良く曲がるのが印象的だった。私が愛車としている320dなどFRのBMW車とは異なる感覚の走りだが、並みのFF車とも異なるBMWらしい走りのフィールであった。
アクティブツアラーは室内空間の使い勝手の良さが大きな特徴だ。運転席のシートはBMW車としてはかなり高めに設定されていて、それによって乗降性や見晴らしの良いクルマになっている。後席の広さは正にFF車のメリットを具現化したもので、ニースペース、ヘッドクリアランスとも十分に確保されている。すっきりした足元で後席も快適で、サンルーフ装着車でも頭上には十分な余裕があった。
後席は左右独立して前後スライドするほか、背もたれが分割可倒式とされているので、さまざまな荷物を積載できる。しかもその容量がとても大きいのだ。前席の背もたれも倒すと最大で2400mmの長尺物を積める。スポーツ用具やレジャー用品などをいっぱいに積み、アウトドアレジャーなどに出かけるときの足として使うことを想定して作られたクルマである。
試乗車にはオプションのコンフォートパッケージが装着されていて、荷物を持った状態でも、足を蹴りだすようなジェスチャー操作でバックドアを開くことができるなど、利便性に優れている。
価格設定はBMWとしてはそれなりに頑張った設定で、3シリーズに対して明確な価格差が設けられている。ただ、期待ほどには安くはなかったというか、メルセデス・ベンツBクラスがより低いスタート価格を設定しているので、競争上はやや厳しいものがある。室内空間の広さと使い勝手、あるいは装備の充実度などをしっかり比較して検討したら良い。2シリーズアクティブツアラーが発売されたことで、コンパクトな輸入車の市場はますます激戦が繰り広げられることになる。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった16人
「2シリーズ アクティブツアラー 2014年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2026年4月2日 08:46 | ||
| 2024年9月13日 18:52 | ||
| 2024年8月23日 15:30 | ||
| 2022年7月16日 14:19 | ||
| 2021年10月5日 13:00 | ||
| 2021年4月21日 13:57 | ||
| 2020年10月31日 17:37 | ||
| 2020年4月19日 11:35 | ||
| 2020年4月17日 21:57 | ||
| 2020年3月21日 17:42 |
2シリーズアクティブツアラーの中古車 (全2モデル/431物件)
-
2シリーズアクティブツアラー 218d ラグジュアリー ディーゼルターボ ディーゼル/アンドロイドナビ/地デジ/バッ
- 支払総額
- 49.0万円
- 車両価格
- 39.0万円
- 諸費用
- 10.0万円
- 年式
- 2016年
- 走行距離
- 14.8万km
-
2シリーズアクティブツアラー 218d ラグジュアリー ディーゼルターボ 走行2.1万キロ 後期 ベージュ革 ACC
- 支払総額
- 156.5万円
- 車両価格
- 138.0万円
- 諸費用
- 18.5万円
- 年式
- 2019年
- 走行距離
- 2.1万km
-
2シリーズアクティブツアラー 218i Mスポーツ DCT テクノロジーPKG 禁煙車 LEDライト
- 支払総額
- 405.5万円
- 車両価格
- 388.8万円
- 諸費用
- 16.7万円
- 年式
- 2026年
- 走行距離
- 0.6万km
-
2シリーズアクティブツアラー 218d ラグジュアリー ディーゼルターボ アドバンスドアクティブセーフティPKG??
- 支払総額
- 137.9万円
- 車両価格
- 125.1万円
- 諸費用
- 12.8万円
- 年式
- 2018年
- 走行距離
- 4.6万km
-
2シリーズアクティブツアラー 218i エクスクルーシブ DCT テクノロジーパッケージ
- 支払総額
- 355.0万円
- 車両価格
- 335.0万円
- 諸費用
- 20.0万円
- 年式
- 2025年
- 走行距離
- 0.4万km
この車種とよく比較される車種の中古車
-
19〜706万円
-
32〜926万円
-
28〜898万円
-
27〜550万円
-
36〜805万円
-
16〜971万円
-
21〜567万円
-
55〜292万円
自動車(本体)
(最近1年以内の投票)
新着ピックアップリスト
-
【Myコレクション】MSFS2024 VR用構成
-
【おすすめリスト】予算があったら
-
【おすすめリスト】DDR5
-
【質問・アドバイス】2026-27PC部品項目
-
【Myコレクション】DDR4で組んでみるテスト
旧型との比較は無意味。3代目リーフが示すEVの進化
(自動車(本体) > リーフ 2025年モデル)
4
高山正寛 さん
(自動車(本体))
- ユーザー満足度ランキング
- カテゴリ別の「ユーザ満足度」が高い製品のランキング
- コミュニティ規定の内容をご確認の上、ご利用ください
- 評価は投票された方の主観による目安であり、絶対的な評価を保証するものではありません
- 点数はリアルタイム更新です
- ユーザーレビューの使い方、よくある質問 FAQもご参照ください
価格.comマガジン
注目トピックス






















