| Kakaku |
『最高水準の安全装備が手に入るクルマ』 メルセデス・ベンツ Cクラス セダン 2014年モデル 松下宏さんのレビュー・評価
Cクラス セダン 2014年モデル
302
Cクラス セダンの新車
新車価格: 436〜725 万円 2014年7月11日発売〜2021年6月販売終了
中古車価格: 64〜437 万円 (406物件) Cクラス セダン 2014年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > メルセデス・ベンツ > Cクラス セダン 2014年モデル
プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2014年9月28日 17:37 [758061-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 3 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 2 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 3 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
![]() |
![]() |
![]() |
|---|---|---|
![]() |
![]() |
![]() |
メルセデス・ベンツの主力モデルCクラスがフルモデルチェンジを受けた。190Eと呼ばれたモデルから数えると今回のモデルは5代目に当たる。ボディ外板の大半にアルミを使うなどして軽量化を図ったボディは、従来に比べるとサイズをやや拡大して車格を向上させ、シャシー性能の向上で敏捷性を高めるとともに、自動運転にもつながる最新の安全技術を搭載してきた。
メルセデス・ベンツCクラスには、北海道で開催された試乗会に出席して道東方面を中心に走らせたのを始め、東京都内で個別に借り出して試乗したほか、富士スピードウェイで開催された試乗会でサーキットの本コース上を走らせたり、あるいは箱根でも試乗するなど、何度も機会を得て試乗した。サーキットでは現時点で国内発売前のC250にも試乗している。
外観デザインは一段と迫力を増したというか、ややどぎつい感じになった。個人的には最近のメルセデス・ベンツに幅広く採用されているフロントグリル内のスリー・ポインテッド・スターは、あまり好みではない。本来はSLなどのスポーツカー用の仕様のはずなのに、最近ではA/BクラスやCLA、GLAからEクラスまで、大半のモデルにこのタイプのグリルが採用されている。メルセデス・ベンツであることを強調しすぎである。
内装は質感の向上が著しい。高級車にふさわしいインテリア空間が作られている。ただ、後席の広さはさほどではなく、かなり大柄なボディの割には後席の空間は平均レベルにとどまっている。ホイールベースが80mmも延長されているのに、その割には室内空間の拡大はわずか。大人が乗って窮屈さを感じるほどではないが、余裕ある後席空間ではない。
ボディサイズはひと回り大きくなった。特に全幅が1810mmとわずかに1800mmを超えたのが残念な点だ。日本には立体式の駐車場インフラがたくさんあり、その中には1800mmを上限としているものも多い。1810mmなら物理的には入るが、車庫証明が出ないので欲しくても買えないユーザーが出てくる。日本向けを考えたら、1800mm以内に収めて欲しいところだった。
BMWの3シリーズが、本国仕様は1800mmを超えているのに、日本仕様だけを1800mmに収めて販売しているのに比べると、日本市場を重視する度合いが低いように感じられる。
最初にCクラスを走らせて感じたのは乗り心地の硬さだ。硬さというよりも乗り心地の悪さといったほうがより正確だ。ちょっとした段差で大きな突き上げがあり、とてもメルセデス・ベンツのものとは思えないような乗り心地だった。
最初に乗ったのがメカサスのC180アバンギャルドだったので、そのためかと思ったら、後から乗ったC200アバンギャルドのAMGライン(エアマテックサスペンションを含む)でも乗り心地の硬さに大差はなかった。
足回りが硬めである分だけ操縦安定性が高まっているのは確かだし、スポーツモードなどを選択して走ればなおさら安定性の高い走りが可能になるのだが、乗り心地については何とも物足りなかった。
これは今回からランフラットタイヤを履くようになったことが大きく影響しているようだ。走行距離が3000kmから5000kmくらいになるとタイヤがなじんで乗り心地が改善されてくるというのだが、ある程度の距離を走ったクルマに乗っても、乗り心地の硬さが残っていた。
メルセデス・ベンツ日本では、乗り心地を改善するためにランフラットタイヤを標準タイヤに変更するなどの対応を検討しているということなので、Cクラスの購入はしばらく待ったほうが良いのかも知れない。Cクラスには今後、ステーションワゴンが追加されるほか、来年(2015年)にはディーゼル車やハイブリッド車が追加される予定もある。
搭載エンジンは直列4気筒直噴ターボ仕様で、C180用が1.6L、C200用は2.0Lになる。どちらも同じブロックを採用したエンジンで、1.6Lはショートストローク型、2.0Lはロングストローク型のエンジンになっている。動力性能は、それぞれ115kW/250N・mと135kW/300N・mだから、性能面ではそれなりの違いがある。
ボディはアルミの採用で軽量化したものの、装備の追加で重くなった分もあり、試乗車の重量は1500kgを超えていた。もうひと頑張り軽くしたいところである。
ただ、C180でも動力性能に不満はなく、実用的にはこれで十分という印象。ベースグレードのC180は安全装備がオプションになるので買うならC180アバンギャルドだが、一般的にはこれで良いと思う。
C200になると動力性能に余裕が感じられ、けっこうスポーティな走りが味わえる。試乗車はアバンギャルドにプレミアムパッケージとAMGラインなどがオプション装着されていたため、車両価格はほぼ600万円になっていた。Cクラスはスタート価格が419万円だが、本当に欲しい仕様にすると、これくらいの予算が必要になる。
今回のCクラスで良いのは安全装備だ。ナイトビジョンなどの超高価な装備はないものの、ミリ波レーダーとステレオカメラ、後方用のミリ波レーダーなどを組み合わせた高度な安全システムが大半のグレードに標準で、ベースグレードのC180にだけオプション設定で用意されている。
追突軽減ブレーキとしての機能のほか、車線の中央を維持し、はみ出しそうになると警報を出してステアリングにも力を加えてはみ出しを防いでくれるなど、いろいろな機能がテンコ盛りになっている。Sクラスに採用されたのと同等の安全装備である。部分的には自動運転に近いこともやれるので、さすがはメルセデス・ベンツという感じの装備だ。現時点で最高レベルともいえる安全装備であり、これを手に入れるだけでもCクラスを買う意味がある。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった11人
「Cクラス セダン 2014年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2026年8月23日 23:19 | ||
| 2026年5月1日 07:53 | ||
| 2024年8月21日 16:13 | ||
| 2024年8月21日 10:31 | ||
| 2023年11月14日 15:30 | ||
| 2023年10月8日 23:43 | ||
| 2022年5月15日 14:14 | ||
| 2022年4月29日 22:18 | ||
| 2022年3月15日 21:15 | ||
| 2021年5月22日 05:15 |
Cクラスの中古車 (全4モデル/835物件)
-
Cクラス C180 アバンギャルド AMGライン 禁煙車 本革シート レーダーセーフティパッ
- 支払総額
- 224.8万円
- 車両価格
- 213.1万円
- 諸費用
- 11.7万円
- 年式
- 2015年
- 走行距離
- 4.9万km
-
Cクラス C200 4マチック アバンギャルド AMGライン 4WD 禁煙車 純正ナビ Bモニター フルセグ シー
- 支払総額
- 199.8万円
- 車両価格
- 191.4万円
- 諸費用
- 8.4万円
- 年式
- 2018年
- 走行距離
- 5.0万km
-
Cクラス C200 アバンギャルド AMGライン (ISG搭載モデル) リアアクスルステアリング ベーシック・レ
- 支払総額
- 428.5万円
- 車両価格
- 416.9万円
- 諸費用
- 11.6万円
- 年式
- 2022年
- 走行距離
- 5.2万km
-
Cクラス C200 アバンギャルド AMGラインパッケージ (ISG搭載モデル) MP202302 サンルーフ/Burmester/ベーシックPKG
- 支払総額
- 685.5万円
- 車両価格
- 681.5万円
- 諸費用
- 4.0万円
- 年式
- 2023年
- 走行距離
- 2.1万km
この車種とよく比較される車種の中古車
-
28〜1200万円
-
28〜898万円
-
27〜550万円
-
69〜780万円
-
49〜2040万円
-
34〜821万円
-
60〜1106万円
-
89〜1286万円
-
168〜956万円
自動車(本体)
(最近1年以内の投票)
新着ピックアップリスト
-
【質問・アドバイス】【ゲーム用PC】母へのプレゼント
-
【欲しいものリスト】あ
-
【Myコレクション】MSFS2024 VR用構成
-
【おすすめリスト】予算があったら
-
【おすすめリスト】DDR5
6人が快適に移動できる賢い「テスラ」はオンリーワンの存在
(自動車(本体) > モデルY 2022年モデル)
4
高山正寛 さん
(自動車(本体))
- ユーザー満足度ランキング
- カテゴリ別の「ユーザ満足度」が高い製品のランキング
- コミュニティ規定の内容をご確認の上、ご利用ください
- 評価は投票された方の主観による目安であり、絶対的な評価を保証するものではありません
- 点数はリアルタイム更新です
- ユーザーレビューの使い方、よくある質問 FAQもご参照ください
価格.comマガジン
注目トピックス






















