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『最後に出てきたのに競合車に負けている』 三菱 eKスペース 2014年モデル 松下宏さんのレビュー・評価
eKスペース 2014年モデル
36
eKスペースの新車
新車価格: 123〜212 万円 2014年2月13日発売〜2020年2月販売終了
中古車価格: 18〜160 万円 (539物件) eKスペース 2014年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > 三菱 > eKスペース 2014年モデル > G
プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2014年3月22日 20:33 [700337-2]
| 満足度 | 2 |
|---|
| エクステリア | 3 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 3 |
| 走行性能 | 2 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 2 |
| 価格 | 2 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
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発した軽自動車の第二弾となるekスペースが発売された。第一弾のekワゴンはワゴンRやムーヴなどと競合するハイトワゴンだったが、今回のekスペースはタントやN BOX、スペーシアなどと競合する超ハイトワゴンというジャンルのクルマである。
ekスペースには、三菱自動車がベイサイドマリーナホテル横浜の駐車場をベースに開催したメディア関係者向けの試乗会に出席し、用意された広報車両に試乗した。
一般論としていえば、クルマの室内空間は広いほど良いが、軽自動車はボディサイズに制約があるため、自由に空間を広げることはできない。全長と全幅はすべての軽自動車がいっぱいに使っているから、室内を広くするには背を高くするしかない。
それで1993年にワゴンRが発売されてハイトワゴンのジャンルが作られ、2003年にはタントが超ハイトワゴンの市場を切り開いた。タントが順調に売れたのを見て、スズキがパレット(現スペーシア)を出し、ホンダが改めて軽自動車市場に参入するのに当たってN BOXから投入を始めたことで、超ハイトワゴンの市場が大きく広がった。
クルマの背を高くすることは、重心高が高くなって操縦安定性をスポイルする方向に進むから、必ずしも良いこととはいえないのだが、超ハイトワゴンが良く売れる現実があるため、各社がこうしたクルマ作りを進めている。
最近では、クルマ全体の売れ行きの40%を軽自動車が占め、その軽自動車の中で30%ほどが超ハイトワゴンだから、クルマ全体の1割を超えるような売れ行きになっている。そこに参入したのがekスペース/デイズルークスである。
カカクコムではekスペースのほかにekスペースカスタムの項目があり、デイズルースの項目もあるので、合わせてお読みいただきたい。当然ながら内容が重なる部分は多いが、微妙に異なる点についても触れている。
さて、ekスペースは最後に出てきた超ハイトワゴンなのだから、先行する各モデルを上回る機能や性能を備えた上で、割安感のある価格設定をして欲しいところだが、残念ながら必ずしもそうはなっていない。というか全然なっていない。
ekスペースがウリにしている1400mmとうい室内高の高さもN BOXとは同じ数字だし、ほかの車種との比較でも25mm〜35mmの違いでしかない。99%UVカットガラスにしても、タントにはIRカットという熱線の透過を抑える機能が付いたガラスが採用されるなどして最高ではない。
ピアノブラック調のパネルを採用したインテリアやロール式のサンシェード、ワンタッチ開閉式のスライドドアなど、小技の部分で優位に立つ部分はあるが、決定的なものではないのが実情だ。強いて言えば、ルームミラー内に周囲の状況を写すマルチアラウンドモニターがあると言いたいところだが、これはekスペースには設定がなくekスペースカスタムにオプション設定されているだけだ。
逆に負けている部分はいろいろある。今では軽自動車でもAEBS(自動ブレーキ)を装備するのが当たり前の時代になりつつあるのに、ekスペースにはオプション設定すらされていない。自動ブレーキ付きを買いたくても買えないのだ。横滑り防止装置のASCも試乗したGには標準装備されていたが、ベースグレードのEには設定がない。
燃費でも負けている。ekワゴンが燃費を重視しすぎたために走りが鈍くなったのを反省してか、今回のekスペースでは燃費では頑張らずに走りの面で頑張ったためか、ekスペースの自然吸気エンジンの燃費はスペーシアのターボ車と同じ26.0km/Lでしかない。それでもこれはエコカー減税で免税対象になるから何とか許容範囲だが、後から出てきて競合車に負けているのは厳しい。
しかも価格も高めの設定だ。装備の違いを詳細に説明する余裕はないが、大雑把に言うとekスペースは自動ブレーキがないのに、自動ブレーキ付きの競合車と同じくらいの価格である。いろいろな意味で努力すべき余地のあるクルマである。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった31人(再レビュー後:31人)
2014年3月22日 20:23 [700337-1]
| 満足度 | 3 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 3 |
| 走行性能 | 3 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 2 |
| 価格 | 2 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
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三菱が日産との合弁会社であるNMKVを通じて開発した軽自動車の第二弾であるekスペースにも、ekワゴンと同じようにエアロパーツを装着したスポーティなモデルであるekスペースカスタムが設定されている。
ekスペースカスタムには、三菱自動車がベイサイドマリーナホテル横浜の駐車場をベースに開催したメディア関係者向けの試乗会に出席し、用意された広報車両に試乗した。ekスペースや姉妹車のデイズルークスの項目も書いているので合わせて参照してほしい。
外観デザインは縦型のスリットが入ったメッキの大型フロントグリルは、三菱のミニバンであるデリカD:5とも共通するイメージで、標準車のekスペースが横桟基調のグリルを採用するのと明確な違いが設けられている。
インテリアデザインも基本造形の部分はekスペースと共通だが、ekスペースのトリムカラーが明るいベージュ系であるのに対し、ekスペースカスタムはスポーティさを表現したブラック基調でまとめられている。
ekスペースカスタムにはターボ仕様のエンジンも搭載されていて、試乗したのもターボ車のカスタムTだった。カスタムTは自然吸気エンジンを搭載したカスタムXに対し、タイヤが14インチから15インチになると同時にやや硬めの足回りが採用されている。
といっても全体として乗り心地重視の味付けがなされた足回りで、快適性には優れるものの、コーナーでの安定感などはもうひとつの印象。重心高が高く、アイポイントもやや高めなので、コーナーでの傾きが大きめに感じられるのだ。
動力性能については、軽自動車のターボはパワーが自主規制で47kWに抑えられているので、ほかの車種と変わらない。副変速機付きのCVTとの組み合わせで、スムーズかつ力強い加速感が得られるのは良い。
逆に燃費は完全に負けている。ターボ車にはアイドリングストップ機構やアシストバッテリーが付かないこともなどが理由だが、競合車が免税なのに50%軽減レベルというのはいかにも物足りない印象だ。
また、最新の安全装備である自動ブレーキがないのも大いに物足りないし、日産との共同開発で合理的な設計や合理的な調達をした割には価格も安くない。というか、競合車に対して割高な印象さえ受けるような設定である。
装備ではマルチアラウンドビューモニターががオプション設定されていて、これを装着するとバックミラーに周囲の状況を俯瞰で写した映像が表示されるので、車庫入れや幅寄せなどが容易になる。明確に優位に立つのはこのオプション装備くらいであるのが実情だ。
- レビュー対象車
- 試乗
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