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『拡大した室内空間と安定した走りや低燃費など魅力満載』 トヨタ ヴォクシー 2014年モデル 松下宏さんのレビュー・評価
ヴォクシー 2014年モデル
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ヴォクシーの新車
新車価格: 224〜344 万円 2014年1月20日発売〜2022年1月販売終了
中古車価格: 60〜456 万円 (3,870物件) ヴォクシー 2014年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > トヨタ > ヴォクシー 2014年モデル
プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2014年4月25日 02:45 [711143-2]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 3 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
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ミドルクラスのミニバンとして人気を集めてきたヴォクシーがフルモデルチェンジを受けた。姉妹車のノアとともに、一定の売れ行きを示してきたが、モデル末期になった最近では、セレナにはっきりとした差をつけられるような状況になっていた。
そこで一気に挽回を図るフルモデルチェンジを実施した。新パッケージングの採用で室内空間を拡大し、低床・低重心プラットホームで操縦安定性を高め、燃費性能を大きく向上させるなど、魅力的なクルマに仕上げてきた。
ヴォクシーには、トヨタが富士スピードウェイを始め、東京ドイツ村、メガウェブなどで連続して開催したメディア関係者向け取材会や試乗会に出席し、用意された複数の仕様の広報車両に試乗した。
新型ヴォクシーでは低床プラットホームを採用したのが特徴だ。これによって床面が85mmも低くなり、老人や子供が乗り降りしやすくなった。乗降性の向上には開口部の拡大も貢献している。また床面が下がったので、全高を25mm低くしながらも、室内高を60mmも拡大できた。全長の延長やホイールベースの延長による室内長の拡大などと合わせ、ライバル車に対して弱点だった室内空間が逆に強みに変わった。
外観デザインは「ちょい悪」というか「毒気のある」というか、ヴォクシーの特徴である2段重ねタイプのヘッドライトを継承するなど、独特の存在感を示している。エアロ仕様は特に存在感を強く感じさせる。姉妹車のノアが大きく変わった感じがあるのに比べると、ヴォクシーはこれまでもかなり良かったので、その分だけ変更感は少ないが、引き続き支持を集めるのは間違いない。
外観は全体に大きく見えるようになり、室内の広さをそのまま連想させるデザインになった。これはセレナが採用していたデザイン手法といえなくもないが、見るからにミニバンらしいデザインになったのは良かった。
搭載エンジンは直列4気筒2.0Lの3ZR-FAE型。基本的には従来と同じエンジンでスーパーCVT-iとの組み合わせも同じだが、中身は大幅な進化を遂げていて、アイドリングストップ機構も採用されたことで、燃費を16.0km/Lに向上させている。
それと引き換えに動力性能は心持ち抑えられたが、燃費の数値はセレナのSハイブリッドの最も燃費の良い仕様と同じであり、標準的なガソリン車でこの数値を達成したのは相当に頑張ったといえる。
実際に走らせた印象も、燃費志向のために走りを鈍くしたというような感じではなく、普通に走って燃費も良いクルマに仕上がっている。アイドリングストップから再始動するときの振動や騒音については、セレナのほうに一日の長があるが、ヴォクシーの仕様も特に不満を感じさせるものではない。
実際に走らせて好感が持てたのは、安心感のある動きだ。新開発のサスペンションや低床プラットホームの採用による低重心化が操縦安定性の向上につながっている。背の高いミニバンではとかく挙動が不安定になりがちな部分もあるが、ヴォクシーの走りはとても安定していた。
新型ヴォクシーは装備の充実度も高く、ワンタッチスイッチ付きのパワースライドドア、携帯電話のおくだけ充電、進化型のインテリジェント・パーキングアシスト、オートマチック・ハイビームなど、クラス初、トヨタ初の装備がいろいろと用意されている。
価格は特に割安というほどではないが、競合車並みの水準に押さえられている。モデルの新しさや性能差を考えたら、ミドルミニバンの中で相当に魅力的なクルマといえる。
残念なのは、先進緊急ブレーキが設定されていないこと。セレナがマイナーチェンジで搭載車を設定してきただけに、ヴォクシーにとってほとんど唯一ともいえる大きな弱点である。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった78人(再レビュー後:73人)
2014年4月24日 19:59 [711143-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 3 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
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ミドルクラスのミニバンとして人気を集めてきたヴォクシーがフルモデルチェンジを受けた。姉妹車のノアとともに、一定の売れ行きを示してきたが、モデル末期になった最近では、セレナにはっきりとした差をつけられるような状況になっていた。
そこで一気に挽回を図るフルモデルチェンジを実施した。新パッケージングの採用で室内空間を拡大し、低床・低重心プラットホームで操縦安定性を高め、燃費性能を大きく向上させるなど、魅力的なクルマに仕上げてきた。
ヴォクシーには、トヨタが富士スピードウェイを始め、東京ドイツ村、メガウェブなどで連続して開催したメディア関係者向け取材会や試乗会に出席し、用意された複数の仕様の広報車両に試乗した。
新型ヴォクシーでは低床プラットホームを採用したのが特徴だ。これによって床面が85mmも低くなり、老人や子供が乗り降りしやすくなった。乗降性の向上には開口部の拡大も貢献している。また床面が下がったので、全高を25mm低くしながらも、室内高を60mmも拡大できた。全長の延長やホイールベースの延長による室内長の拡大などと合わせ、ライバル車に対して弱点だった室内空間が逆に強みに変わった。
外観デザインは「ちょい悪」というか「毒気のある」というか、ヴォクシーの特徴である2段重ねタイプのヘッドライトを継承するなど、独特の存在感を示している。エアロ仕様は特に存在感を強く感じさせる。姉妹車のノアが大きく変わった感じがあるのに比べると、ヴォクシーはこれまでもかなり良かったので、その分だけ変更感は少ないが、引き続き支持を集めるのは間違いない。
外観は全体に大きく見えるようになり、室内の広さをそのまま連想させるデザインになった。これはセレナが採用していたデザイン手法といえなくもないが、見るからにミニバンらしいデザインになったのは良かった。
搭載エンジンは直列4気筒2.0Lの3ZR-FAE型。基本的には従来と同じエンジンでスーパーCVT-iとの組み合わせも同じだが、中身は大幅な進化を遂げていて、アイドリングストップ機構も採用されたことで、燃費を16.0km/Lに向上させている。
それと引き換えに動力性能は心持ち抑えられたが、燃費の数値はセレナのSハイブリッドの最も燃費の良い仕様と同じであり、標準的なガソリン車でこの数値を達成したのは相当に頑張ったといえる。
実際に走らせた印象も、燃費志向のために走りを鈍くしたというような感じではなく、普通に走って燃費も良いクルマに仕上がっている。アイドリングストップから再始動するときの振動や騒音については、セレナのほうに一日の長があるが、ヴォクシーの仕様も特に不満を感じさせるものではない。
実際に走らせて好感が持てたのは、安心感のある動きだ。新開発のサスペンションや低床プラットホームの採用による低重心化が操縦安定性の向上につながっている。背の高いミニバンではとかく挙動がや安定になりがちな部分もあるが、ヴォクシーの走りはとても安定していた。
新型ヴォクシーは装備の充実度も高く、ワンタッチスイッチ付きのパワースライドドア、携帯電話のおくだけ充電、進化型のインテリジェント・パーキングアシスト、オートマチック・ハイビームなど、クラス初、トヨタ初の装備がいろいろと用意されている。
価格は特に割安というほどではないが、競合車並みの水準に押さえられている。モデルの新しさや性能差を考えたら、ミドルミニバンの中で相当に魅力的なクルマといえる。
残念なのは、先進緊急ブレーキが設定されていないこと。セレナがマイナーチェンジで搭載車を設定してきただけに、ヴォクシーにとってほとんど唯一ともいえる大きな弱点である。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった5人
「ヴォクシー 2014年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2025年4月8日 04:17 | ||
| 2024年8月3日 10:12 | ||
| 2022年9月8日 10:19 | ||
| 2022年3月8日 18:01 | ||
| 2021年12月23日 17:33 | ||
| 2021年11月15日 20:04 | ||
| 2021年10月3日 19:50 | ||
| 2021年9月12日 20:00 | ||
| 2021年9月2日 10:03 | ||
| 2021年8月2日 12:55 |
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