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『上質なエクステリアからは想像もつかないスポーティな走行性能』 アウディ A3 セダン 2014年モデル 外川 信太郎さんのレビュー・評価
A3 セダン 2014年モデル
63
A3 セダンの新車
新車価格: 311〜491 万円 2014年1月14日発売〜2021年4月販売終了
中古車価格: 79〜294 万円 (48物件) A3 セダン 2014年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > アウディ > A3 セダン 2014年モデル > 2.0 TFSI quattro sport
プロフィール神奈川県藤沢市生まれ、現在茅ヶ崎市在住の湘南中年。少年期に5年間イギリス・ロンドン、スコットランド・エディンバラに在住していた事から、欧州車に興味を抱いたきっかけになった。慶応義塾大学卒業後、出版社に入社。輸入車専門誌にて執筆、編集を担当…続きを読む
2017年6月30日 23:58 [1041529-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
アウディ「A3セダン」は、全長4465mm×全幅1795mm×全高1405mmというコンパクトボディながら、アッパークラスに負けない上質感や緻密なディテールをウリのひとつとするモデルです。2017年初旬にフェイスリフトを受け、ボディは従来通りハッチバック/セダンの2タイプ、パワートレーンは1.4TFSI+FF、2.0TFSI+クワトロという選択肢が用意されます。
今回は、「A3」セダンでも最上級グレードとなる「2.0 TFSI quattro sport」にインポーターの広報車両をお借りして試乗してきました。
2017年モデルでは、小排気量ながらパワフルな1.4リッターTFSIエンジン搭載モデルに加えて、今回、アウディの持つ技術の粋を凝らした2リッターTFSIエンジン搭載モデルが設定されました。トランスミッションは新開発の湿式7速デュアルクラッチの ‘Sトロニック’ です。
スポーツバックとセダンともに ‘Sport’ が設定され。サイズアップしたホイールと、標準より15mm下げられた車高となり、緻密な印象の同車をより一層、高品質なものとなりました。
エクステリアでの変更点は、最新のアウディデザインを反映したヘッドライトは、フィラメントを廃したフルLED化。よりワイド&ローになったシングルフレームグリル、スポーティーな形状となったフロントバンパーとリアバンパーなどです。
また、安全面でも充実化を図り、「A3」モデルは、アダプティブクルーズコントロール(自動ブレーキ機能付)が全車で標準装備され、歩行者に対しても検知可能となりました。
インテリアでは、「A3」クラスでも、アウディバーチャルコクピットが備わり、メーターナセル内に12.3インチのフル液晶モニターを採用し、そこに車両情報、速度、回転数、そしてナビゲーションを表示する次世代のメーターパネルのことです。日本車では、まだ高級車の一部でしか採用されていないバーチャルメーターですが、欧州車での普及率は飛躍的に高まり、来年上陸予定のフォルクスワーゲン「ポロ」にも採用されます。
運転席に座り、ドアを閉めますと「ボスン」という重厚な立て付けに、「A3」セダンでも、さすがアウディと感心しました。アウディバーチャルコクピットには、「アウディエンブレム」と「A3クワトロ」というロゴが映し出され、ドライバーを迎えてくれます。
センターコンソールの助手席側に設けられたエンジンスタートボタンを押して、エンジンを始動させると、静かで定評な1.4リッターエンジンとは異なり、直列4気筒2.0リッターDOHCインタークーラー付ターボは、低音寄りのサウンドをキャビンに伝え、「2.0 TFSI quattro sport」という、セダンでは最高級スポーツグレードであることを改めて教えてくれます。(S、RSモデルなどを除く)
最高出力190PS/4,180-6,000rpm、最大トルク320Nm/1,500-4,180rpmを発生させるこのエンジンは、実に扱いやすく、特に街中では、320Nmもあるトルクが、アイドリング+あたりから発生するため、軽くスロットルに足を乗せているだけで、実にスムーズに加速をしてくれます。新開発の湿式7速Sトロニックは、1.4リッターに積まれるものとは違い、耐久性と駆動性を重視したもので、ハイパワーにも対応。この7速Sトロニックのデキがまた素晴らしく、いつ変速を行ったのか解らないほどデッドスムーズで、トルクコンバーター式のAT車のような印象でした。
都内周辺を走る限り、乗り心地はマイルドで、専用のスポーツサスペンションは、しなやかな動きをします。そのため、乗員も乗り心地の硬さなど感じることはなく、快適な移動が可能です。
高速道路に入り、ETCゲートをくぐりアクセルを踏み込むと、ご自慢のフルタイム全輪駆動の 「quattro」(クワトロ)システムが路面をがっしり捉え、安定姿勢を保ったまま猛進していきます。1.8リッターターボに代わって、「Bサイクル」と呼ばれる独自の燃焼方式を採用した新しい2.0リッターターボエンジン(2.0 TFSI)は、極めて高い遮音性を誇るキャビンに野太い排気音をスパイスとしてドライバーに届け、シフトチェンジが行われる度に、「バフッ」という破裂音が心地いいもので、このクルマがスポーツグレードであるということを認識させてくれます。
法定速度の時速100km/hまでの加速は、6秒ほどで到達。街中では、滑るように走っていたクルマがまた違う一面を見せてくれ、ジキル&ハイド的な要素を持っています。
追い越し加速も迅速で、アクセルを軽く踏むだけで、素早く終了します。ステアリングも微動だにしないほどずっしりと手応えのあるもので、どこまでも走っていけそうな感覚に陥ります。しかし、軽くアクセルを踏んだだけで、トルクが盛り上がり、速度感覚を感じさせないまま、グイグイ加速していきますので、日本国内では速度違反にはくれぐれも注意してください。
短い時間でしたが山坂道を走ってみました。のけ反りかえるような急勾配でも、分厚いトルクの恩恵でパワフルに加速。コーナーでの立ち上がりも普通に楽しむのでしたら、スポーツカーは必要ありません。気分の抑揚と共に、オーバースピードでコーナーに進入したとしても、「2.0 TFSI quattro sport」は何事もなかったかのように駆け抜けてくれます。
4ドアセダンの利便性を生かして、家族でのドライブではあくまで安全、安心。ドライバーが一人で運転を楽しみたいときには、スポーツカーの要素を持ち合わせ痛快な走りを楽しめる「2.0 TFSI quattro sport」。1台で2度美味しいクルマでした。
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- 試乗
参考になった29人
「A3 セダン 2014年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
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| 2018年9月11日 22:09 | ||
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