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『オンロードでの豪快な走りを特徴とする超高級SUV』 ランドローバー レンジローバースポーツ 2013年モデル 松下宏さんのレビュー・評価
レンジローバースポーツ 2013年モデル
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レンジローバースポーツの新車
新車価格: 821〜2165 万円 2013年11月30日発売〜2022年5月販売終了
自動車(本体) > ランドローバー > レンジローバースポーツ 2013年モデル
プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2014年2月26日 01:36 [690728-1]
| 満足度 | 3 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 2 |
| 価格 | 2 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
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ランドローバーのレンジローバースポーツがフルモデルチェンジを受けた。従来のモデルがディスカバリー用の基本プラットホームを使っていたのに対し、今回のモデルはレンジローバー用に変更され、同時にアルミ製の軽量ボディシェルを採用するなど、クルマ作りは大きな進化を遂げている。
レンジローバースポーツにはジャガー・ランドローバー・ジャパンがヒルトン小田原をベースに開催したメディア関係者向けの試乗会に出席し、V型8気筒5.0Lのスーパーチャージャー仕様エンジンを搭載したオートバイオグラフィー・ダイナミックと、V型6気筒3.0Lのスーパーチャージャー仕様エンジンを搭載したSEの2モデルの広報車両に試乗した。
外観デザインは一段と高級感が増した。レンジローバースポーツではなくレンジローバーそのものといっても良いようなイメージの外観である。インテリアについても同様で、レンジローバーと変わらない感覚のラグジュアリーな室内空間が作られている。
レンジローバーとはボディサイズなどに一定の違いが設けられているほか、オンロード重視の性格付けなどがレンジローバースポーツの特徴だが、レンジローバーとかなり重なるモデルであるのも確かである。レンジローバースポーツの開発はレンジローバーの開発と並行して進められていたというから、オーバーラップする部分が多いのも当然である。
運転席に乗り込むと、センターコンソールにシフトレバーが生えている。ジャガーやレンジローバーではダイヤル式のセレクターを採用するが、レンジローバースポーツではよりスポーティな操作をしやすいレバー式に変更したようだ。
コンソール部分には路面に合わせて走りを選択できる。テレインレスポンスのスイッチがある。今回のモデルからオートモードが加わってテレインレスポンス2になった。通常のオンロード走行ではオートにしておけば良い。
V型8気筒エンジンはジャガーXJやXK、あるいはレンジローバーにも搭載されているもので、動力性能は375kW/625N・mを発揮する。375kWのパワーは馬力に換算すると510psに達するのだから、このエンジンがいかに強力なものであるかが分かるだろう。
周囲の安全を確認した上でアクセルを踏み込んで発進すると、エンジン音が一気に盛り上がると同時に豪快な加速を示すので、すぐに制限速度に達してしまいあわててアクセルを戻すような感じになる。
かなり荒々しい走りを示す強力なエンジンだが、各種電子制御技術の採用によって力強さの一方でしつけの良さも感じさせる。コーナーで内側のタイヤにブレーキをかけてアンダーステアを制御するトルクベクタリングのほか、アクティブ・ロール・コントロール・ダンパーや電子制御デファレンシャルなど、さまざまなデバイスが総合制御されて安定性を確保している。
V型6気筒エンジンもすでにジャガーに搭載されているもので、こちらは250kW/450N・mの動力性能を発生する。パワーの数値はやや抑えられているが、V6エンジン搭載車は車両重量も軽いので、0-60mph加速のタイムは5.0秒でV8エンジン搭載車と変わらないという。
V8ほどの荒々しさは感じられないものの、力強さという点ではV6エンジンも相当なものがあり、十分なオンロードでの俊敏な走りを実現できる。電子制御8速ATは走行中に何速に入っているのかが分からなくなるのが面白くないが、それだけスムーズに変速しているということでもある。
足回りはレンジローバーとして5世代目の電子制御エアサスペンションが採用されていて、しっかり感を損なうことなく快適な乗り心地が確保されている。
今回はオフロードでの走りを試す機会はなかったが、テレインレスポンス2のほか、ヒルデセントコントロール、電子制御エアサスペンションによるDampers整、高められた渡河性能など、オフロード走破性も高いレベルにある。V8エンジンの搭載車なら副変速機がオプション設定されているので、本気でオフロードに持ち出す人はこれを選んだら良い。
V8エンジン搭載のオートバイオグラフィーダイナミックの価格は1260万円で、V6エンジン搭載のSEは798万円だから462万円もの価格差がある。やはりV6搭載のHSEは903万円だから、レンジローバースポーツはV6エンジン搭載車を中心に売れることになるだろう。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった7人
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| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2022年3月20日 17:19 | ||
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| 2018年4月3日 23:51 | ||
| 2016年7月28日 21:49 | ||
| 2014年10月3日 20:08 | ||
| 2014年8月4日 21:11 | ||
| 2014年6月30日 23:59 | ||
| 2014年2月26日 01:36 | ||
| 2013年12月30日 02:30 |
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