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『実用性や快適性もハイレベルの超高性能ハッチバック』 ルノー ルーテシア R.S. 2013年モデル 森口将之さんのレビュー・評価
ルーテシア R.S.の新車
新車価格: 241〜350 万円 2013年11月14日発売〜2020年10月販売終了
中古車価格: 35〜194 万円 (22物件) ルーテシア R.S. 2013年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > ルノー > ルーテシア R.S. 2013年モデル
プロフィールフリーランスジャーナリストの森口将之です。自動車を中心に、モビリティ全般を守備範囲としています。自動車については、ブランドやスペックにとらわれず、ユーザー目線でのレポートを心がけています。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員を務め、日本自動…続きを読む
2013年12月31日 03:33 [669183-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
ジョンシリウスと呼ばれる黄色はシャシーカップ専用 |
タイヤはシャシーカップが18、スポールが17インチ |
インパネ助手席側にルノースポールのロゴを装着 |
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ヘッドレストにR.S.のロゴが入るフロントシート |
後席の実用性はスタンダードのルーテシアと同一 |
旧型と同等の200psを発生する1.6L直噴ターボ |
ルノー直属のスポーツ部門が開発を担当したルーテシアの高性能版ルノースポール(R.S.)は、過去2世代は3ドアボディ、2L自然吸気エンジン、3ペダル6速MTだったのに対し、新型は5ドアボディ、1.6Lターボエンジン、デュアルクラッチ方式の6速トランスミッション(EDC)という内容になっていることが特徴です。神奈川県箱根周辺で行われた試乗会に参加した他、個別に広報車を借り出しての試乗も行いました。
エクステリアはスタンダードのルーテシアと比べると、フロントのインテーク内のF1ウイング風ブレード、リアバンパー下のディフューザーと左右2本出しマフラー、ボディ同色サイドモール、大型リアスポイラーなどが目立ちます。旧型ではダブルアクスルタイプのフロントサスペンションを持つ関係で、スタンダードより幅広だったフロントフェンダーは、今回からサスペンション形式を含めて共通になりました。
インテリアはステアリング、シフトレバー、シートベルトなど各所にオレンジのアクセントがちりばめてあって、ひと目でR.S.と分かります。低めに座る前席は当然ながら、スタンダードモデルよりタイトなサポート性能を備えていますが、ルノーの例に漏れず座り心地は固すぎず快適です。
1.6Lターボエンジンは200ps/24.5kgmを発生するだけあって、加速は強烈そのもの。しかも旧型と比べると、ターボ化のおかげで2000rpmも回せば必要な力が手に入るので楽でもあります。音はスタンダードのルーテシアより大きめで、低回転でのキャブレターの吸気音を思わせる響きが、高回転では揃った快音に変わっていくなど、スポーツモデルらしい演出が気持ちを高揚させてくれます。
トランスミッションはスタンダードのルーテシア同様、発進や追い越し加速はスムーズにやってのける一方で、シフトアップ/ダウンはダイレクトにこなすという、スポーツドライビングに適した特性です。R.S.にはパドルシフトが追加されましたが、このバドルは日産GT-Rと共通で、触感、扱いやすさともに最上レベルでした。
センターコンソールにあるR.S.ドライブのスイッチを押すと、アイドリングの回転数が上がり、スロットルレスポンスが鋭くなって、低めのギアを選ぶようになるとともに、メーター上にルノースポールのロゴが表示されます。このロゴが回していくにつれグリーンからイエロー、オレンジに変わって、最後は点滅するという、F1のレブリミッターを思わせる演出で、気分を盛り上げてくれます。
足回りは日本仕様のルノースポールで初めて、快適性にも配慮したシャシースポールと、走りを極めたシャシーカップが選べるようになりました。シャシーカップはスポールに比べて車高を3mm下げ、フロントサスペンションは27%、リアサスペンションは20%ハードになっています。しかしながら、乗り心地はシャシーカップでも固めながら辛くはなく、ルノーらしい圧倒的なフラット感がメインになります。
ダンパーの中にもうひとつのダンパーを組み込んだ、HCC(ハイドロリック・コンプレッション・コントロール)を前輪に組み込んだことが貢献しているようです。一方のシャシースポールは、このクラスの多くのハッチバックより快適で、これがスポーツモデルかと疑いたくなるほどです。
ステアリングの切れ味はクイックかつスムーズで、コーナーでは路面を問わない接地力の高さに驚かされます。このあたりの能力はシャシーカップのほうが一枚上ですが、シャシースポールでもかなりのレベルにあります。この面でも前述のHCCが効果を発揮しているのでしょう。
R.S.ドライブをスポーツモードに切り替えると、ステアリングの重さが増すだけでなく、ESC(横滑り装置)の介入が遅れます。ここで分かったのは、スタンダードでは安定しきっていた後輪を自在にスライドできるという、R.S.ならではの性格に躾けられていることです。さらにR.S.ドライブにはレースモードもあり、こちらではESCがカットされます。その名のとおりサーキットでドライビングを楽しむためのモードと言えるでしょう。
東京を起点に神奈川、千葉、茨城県に足を伸ばし、約500kmを走破しての燃費は12km/Lでした。少し前にスタンダードのルーテシアを長期間借りた際は15km/Lでしたから、ハイパフォーマンスを考えれば妥当な数字ではないでしょうか。
新型ルーテシアR.S.は、5ドアボディ・2ペダルドライブとなったことで、旧型とは比較にならないぐらい万人向けになりました。シャシースポールなら日常生活のパートナーとしても使える快適性も併せ持っています。しかしR.S.らしさが薄れたわけではありませんでした。シャシーカップでペースを上げたときの速さと楽しさは、このクラスで最強のスポーツモデルであることを教えられました。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった14人
「ルーテシア R.S. 2013年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
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| 2023年1月10日 20:23 | ||
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ルーテシアR.S.の中古車 (22物件)
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- 支払総額
- 73.0万円
- 車両価格
- 55.0万円
- 諸費用
- 18.0万円
- 年式
- 2014年
- 走行距離
- 8.6万km
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4
高山正寛 さん
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