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『デザインはまずまずながら走りには物足りなさも』 三菱 eKワゴン 2013年モデル 松下宏さんのレビュー・評価
eKワゴン 2013年モデル
92
eKワゴンの新車
新車価格: 103〜158 万円 2013年6月6日発売〜2019年3月販売終了
中古車価格: 16〜332 万円 (862物件) eKワゴン 2013年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > 三菱 > eKワゴン 2013年モデル
プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2013年7月19日 16:18 [611924-2]
| 満足度 | 3 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 3 |
| 走行性能 | 3 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 3 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
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三菱が日産との合弁会社であるNMKVを通じて新しいekワゴンを開発した。従来は三菱が開発・生産したekワゴンを日産にOEM供給する形だったが、今回のモデルでは開発段階から日産も加わる形になった。
従来のekワゴンは全高を抑えたパッケージングを採用し、タワーパーキングにも入ることを特徴としていたが、今回のモデルでは軽自動車市場の中のボリュームゾーンをってハイト系のモデルに変わった。またリヤのスライドドアがなくなったのも今回の変更点だ。
ekワゴンは内外装のデザインに特徴があり、快適性や運転のしやすさも確保した。さらに軽自動車のハイトワゴンとして最も優れた29.2km/Lの燃費を達成したというのが売りのポイントである。ただし、クラストップの燃費はわずか1カ月ほどでワゴンRに更新されている。
外観デザインはボディサイドに明確なキャラクターラインが設けられていて、軽自動車として存在感のあるデザインとされている。インテリアはブラックのパネルを採用したオーディオなどが印象的で、これも軽自動車の中では高い質感を表現したものとなっている。
ekワゴンに搭載される自然吸気エンジンは36kW/56N・mの実力で、ワゴンRの38kW/63N・mやムーヴの38kW/60N・mに比べると心持ち控えめな性能とされている。微妙な違いなので、走りに決定的な影響を与えるほどの違いではない。
同じトランスミッションを搭載するワゴンRが、ボディの軽さからけっこう素早い出足を感じさせるのに比べると、ekワゴンの出足はややもっさりした感じになる。これは車両重量のほか、ギア比などが影響しているのだろう。
特に発進加速時になるべくECOインジケーターを点灯させて燃費の良い走りを心がけようとすると、信号待ちからの発進などで交通の流れから置いて行かれる感じになる。流れに合わせていこうとするとECOインジケーターが消えて燃費の悪い状態を示したりする。このあたりが難しいところだ。
走り出してしまえば、一定の加速がついているのでECOランプを維持しながら滑らかに流れに乗って行けるのだが、発進時にはもうひとつ走りが鈍いという印象を受けた。これは燃費重視のセッティングが理由だろう。
このようなセッティングだと、カタログ燃費は良くなっても実用燃費が悪くなりがちなので、燃費の良い走りをしたいなら、走り方に繊細な注意を払う必要がある。
乗り心地はかなり柔らかめで、快適といえばその通りだが、コーナーなどでは普通にロールして傾いていく。もう少ししっかりした落ち着きあったほうが良いように思う。静粛性などは軽自動車として平均的なレベルというか、特に静かなクルマではない。
装備に関しては、ルームミラーに表示されるリヤビューモニターを備えたり、あるいはブラックのタッチパネル式のオーディオを備えるなど、充実度はまずまず。ても、安全装備に関しては明らかに物足りない。
登録車ではすでに法規になって装着が義務付けられている横滑り防止装置のASCはオプションでも選択することができない。軽自動車でもN BOXにはすでに標準装備されているし、ムーヴではこれを上回る衝突回避支援ブレーキまで装着される時代なのに、ekワゴンは明らかに遅れている状態だ。
またekワゴンの価格設定は特に割安感を感じさせるものではない。日産との共同開発で低コスト化が図られたはずだが、それがユーザーに還元されたようには思えない。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった15人(再レビュー後:14人)
2013年7月19日 04:28 [611924-1]
| 満足度 | 3 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 3 |
| 走行性能 | 3 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 3 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
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三菱が日産との合弁会社であるNMKVを通じて新しいekワゴンを開発した。従来は三菱が開発・生産したekワゴンを日産にOEM供給する形だったが、今回のモデルでは開発段階から日産も加わる形になった。
従来のekワゴンは全高を抑えたパッケージングを採用し、タワーパーキングにも入ることを特徴としていたが、今回のモデルでは軽自動車市場の中のボリュームゾーンをってハイト系のモデルに変わった。またリヤのスライドドアがなくなったのも今回の変更点だ。
ekワゴンは内外装のデザインに特徴があり、快適性や運転のしやすさも確保した。さらに軽自動車のハイトワゴンとして最も優れた29.2km/Lの燃費を達成したというのが売りのポイントである。ただし、クラストップの燃費はわずか1カ月ほどでワゴンRに更新されている。
外観デザインはボディサイドに明確なキャラクターラインが設けられていて、軽自動車として存在感のあるデザインとされている。インテリアはブラックのパネルを採用したオーディオなどが印象的で、これも軽自動車の中では高い質感を表現したものとなっている。
ekワゴンに搭載される自然吸気エンジンは36kW/56N・mの実力で、ワゴンRの38kW/63N・mやムーヴの38kW/60N・mに比べると心持ち控えめな性能とされている。微妙な違いなので、走りに決定的な影響を与えるほどの違いではない。
同じトランスミッションを搭載するワゴンRが、ボディの軽さからけっこう素早い出足を感じさせるのに比べると、ekワゴンの出足はややもっさりした感じになる。これは車両重量のほか、ギア比などが影響しているのだろう。
特に発進加速時になるべくECOインジケーターを点灯させて燃費の良い走りを心がけようとすると、信号待ちからの発進などで交通の流れから置いて行かれる感じになる。流れに合わせていこうとするとECOインジケーターが消えて燃費の悪い状態を示したりする。このあたりが難しいところだ。
走り出してしまえば、一定の加速がついているのでECOランプを維持しながら滑らかに流れに乗って行けるのだが、発進時にはもうひとつ走りが鈍いという印象を受けた。これは燃費重視のセッティングが理由だろう。
このようなセッティングだと、カタログ燃費は良くなっても実用燃費が悪くなりがちなので、燃費の良い走りをしたいなら、走り方に繊細な注意を払う必要がある。
乗り心地はかなり柔らかめで、快適といえばその通りだが、コーナーなどでは普通にロールして傾いていく。もう少ししっかりした落ち着きあったほうが良いように思う。静粛性などは軽自動車として平均的なレベルというか、特に静かなクルマではない。
装備に関しては、ルームミラーに表示されるリヤビューモニターを備えたり、あるいはブラックのタッチパネル式のオーディオを備えるなど、充実度はまずまず。ても、安全装備に関しては明らかに物足りない。
登録車ではすでに法規になって装着が義務付けられている横滑り防止装置のASCがターボ車にだけオプション設定で、しかも8月からでないと対応できないことになっている。
横滑り防止装置は軽自動車でもN BOXにはすでに標準装備されているし、ムーヴではこれを上回る衝突回避支援ブレーキまで装着される時代なのに、ekワゴン明らかに遅れている状態だ。
またekワゴン価格設定は特に割安感を感じさせるものではない。日産との共同開発で低コスト化が図られたはずだが、それがユーザーに還元されたようには思えない。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった1人
「eKワゴン 2013年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2025年2月9日 07:50 | ||
| 2023年7月28日 07:27 | ||
| 2022年8月26日 12:32 | ||
| 2022年1月30日 21:13 | ||
| 2020年11月20日 10:30 | ||
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| 2019年11月3日 16:29 | ||
| 2019年9月1日 10:20 | ||
| 2017年8月11日 17:42 | ||
| 2016年11月27日 22:50 |
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