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『違いを持たせた外観デザインとAWDによる高い走破性』 ボルボ V40 クロスカントリー 2013年モデル 松下宏さんのレビュー・評価
V40 クロスカントリーの新車
新車価格: 339〜479 万円 2013年5月7日発売〜2020年12月販売終了
自動車(本体) > ボルボ > V40 クロスカントリー 2013年モデル
プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2013年6月23日 01:27 [604932-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 3 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 2 |
| 価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
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ボルボの最新シリーズであるV40にクロスカントリーが追加された。ボルボはかつてV70クロスカントリーでステーションワゴンに由来するSUVのジャンルを作り、これを広げてきた。今回はV40にSUV感覚のモデルとなるクロスカントリーを設定した。
V40クロスカントリーには、ボルボ・カー・ジャパンが軽井沢で開催した試乗会に出席し、メディア関係者向けに用意している広報車両に試乗した。
ボディの基本はV40のものだが、外観デザインはフロントグリルが専用のものになるのを始め、専用のルーフレール、サイドのスカッフプレート、リヤのスキッドプレートなどによって随所で差別化が図られている。見るからにSUVらしいデザインだ。
インテリアは全体にスカンジナビアテイストを備えるとともに、ツートーンカラーのハイバックシートが強い印象を与えている。
悪路走破性を高めるためにボディは30mm高くなり、着座位置も30mm高くなったが、駆動方式がAWD(全輪駆動)になったため、AWDシステムの出っ張りによって最低地上高は+10mmの145mmにとどめられた。これだと標準車とそう変わらない最低地上高である。
とはいえ、SUV感覚のモデルであるだけに、オフロード走行を想定した仕様が用意されていて、急な下り坂で速度を制御するヒルデセントコントロールを標準装備するなど、本格AWDに近い走りを可能としている。
搭載エンジンはV40の1.6LではなくRデザインと同じ2.0Lを搭載する。もちろん直噴+インタークーラー付きターボ仕様で、157kW/300N・mという余裕の動力性能を発揮する。AWD化によって車両重量はベース車に対して150kgほど重くなったが、動力性能の向上幅は重量増を補って余りある。
当然ながら走りはとも元気が良い。最大トルクを発生する回転数は2700回転と、今どきのターボ車としてはちょっと高めながら、低速域でも十分なトルクを感じさせる。アクセルを踏み込めばすぐにトルクが盛り上がって、気持ち良く加速が伸びていく。
トランスミッションがデュアルクラッチではなくスポーツモード付きの電子制御6速ATになったことも、滑らかな加速に貢献するものだ。スポーツモードを選択すれば、より高い回転数を維持して一段と元気の良い走りが可能になる。
停止時にはスタート/ストップ機構(アイドリングストップ機構)によってエンジンが停止して燃費に貢献する。ただ、残念ながらエコカー減税は対象外だ。
車高が高くなったことは一定程度に安定性に影響を与えている。同じエンジンを搭載するRデザインと乗り比べると、Rデザインのほうがよりスポーティな走りが得られるのが分かる。
V40クロスカントリーもハルデックスカップリングによる電子制御AWDを採用するほか、V40に対して足回りを強化するなどの対策がとられているので、操縦安定性に不満があるわけではない。
安全装備についてはベースのV40に採用されたのと同じ装備が設定されている。シティ・セーフティやヒューマン・セーフティのほか、歩行者エアバッグなどが標準またはオプションで用意される。ボルボらしい充実した安全装備を備えているので、今どきのクルマとして大いに魅力的なクルマである。
V40クロスカントリーの車両本体価格は359万円。搭載エンジンが2.0LのT5でAWDであることなどを考えると、V40との価格差は納得モノといえる。オプションのヒューマン・セーフティとレザーパッケージを装着すると399万円になってRデザインと同じ価格になる。 なかなか微妙な設定だ。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった7人
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4
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