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『痛快という言葉しか見当たらない快楽マシン。』 フィアット アバルト 595 2013年モデル 外川 信太郎さんのレビュー・評価
アバルト 595の新車
新車価格: 448 万円 2013年1月11日発売
中古車価格: 59〜488 万円 (411物件) アバルト 595 2013年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > フィアット > アバルト 595 2013年モデル > 595 COMPETIZIONE
プロフィール神奈川県藤沢市生まれ、現在茅ヶ崎市在住の湘南中年。少年期に5年間イギリス・ロンドン、スコットランド・エディンバラに在住していた事から、欧州車に興味を抱いたきっかけになった。慶応義塾大学卒業後、出版社に入社。輸入車専門誌にて執筆、編集を担当…続きを読む
2014年1月31日 11:24 [680759-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 3 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
とても小さいクルマだが、スーパーカーのようなオーラが漂う。 |
全長3655mmのボディだが、スパルタン。 |
エキゾーストは4本出し。甘美なサウンドを響かせてくれる。 |
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専用デザインのアルミホイールは17インチ。レッドキャリパーも備える。 |
1.4リッター直4DOHC16バルブターボは、160psを発生。 |
インテリアは「500」をベースにスパルタンに仕上げた。シートはサベルト製。 |
世界で最も小さなスペシャリティカーとでも呼びたい「500アバルト」シリーズ。今回は、メーカーの広報車を借用し、一般道を走ってみました。
同車には、「アバルト500」、「アバルト595ツーリズモ/595Cツーリズモ」、「アバルト595コンペティツィオーネ」が用意されますが、試乗車両は、「アバルト595コンペティツィオーネ」です。最もベーシックな「アバルト500」の最高出力135psから160psへ高められ、トランスミッションは、シングルクラッチのパドルシフト付き「MTA」のみとなります。
タイトなインテリアに身体を収め、イタリア「サベルト」社製のレーシーなバケットシートに腰を下ろすと、3m少々の小さなクルマにも関わらず独自の色気にやられてしまう。さすが、このあたりはイタリア車にしか真似のできない領域である。
エンジンを始動させると、4本出しの可変背圧エキゾーストシステム「レコード・モンツァ」から野太い排気音が響き、只者ではない事がすぐに理解できる。
パドルシフトを1速に入れ走り出すと、エクステリアやインテリアから想像するレーシーな感じとは違い、良い意味で裏切られた。それは、とても乗り心地が良いことだ。
オランダに本社を置く「KONI社」製の減衰力可変ショックアブソーバー「FSD」ダンパーは、確かに硬いが、当初想像していた跳ねるようなものではなく、ストロークもしっかり確保されている。そのため街乗りでも、不快感は皆無といえる。
タイトコーナーが連続するようなワインディングでは、痛快マシーンとなる。オーバースピードでコーナーに飛び込んでも、挙動変化は最小限。水を得た魚のようにコーナーを周回していく様は時の経つのを忘れ、ドライヴィングに専念してしまう。
「TTC」(電子制御式ディファレンシャルロック)や「ESP」(エレクトリック スタビリティ プログラム)などに代表される電子制御システムのチューニングも実に素晴らしく、これら電子デバイスはすぐには顔を出さず、最大源ドライバーを楽しませ、本当にヤバイ時にだけ力を貸してくれるというもの。
1.4リッターの直列4気筒DOHC16バルブ+ターボの「T-Jet」ユニットは最大出力160PS、最大トルクは23.5kgmを発生。0-100km/h加速は7.4秒と十分な速さを誇る。
高速道路に出て、フルスロットルをくれると、可変背圧エキゾーストシステム「レコード・モンツァ」は、往年のアルファV6やスモールフェラーリーのV8エンジンを思わす甘美なサウンドを響かせ、7000rpmあたりまでストレスなくアバルトミュージックを聞かせてくれる。
また、ドッカンターボと思いきや、小径タービンが過給を幅広い回転域で効かせ、どこからアクセルを踏んでもレスポンシヴに加速をしていく。そのため、高速道路の巡航でも安楽にハイスピードクルージングを行う事ができた。途中このクルマを明らかに意識したフォルクスワーゲン「ゴルフ? GT」が追走してきたが、ダイレクトなフィーリングのパドルシフトを3速までシフトダウンをし、甘美なサウンドを響かせると、ミラーの中に映る姿がみるみる小さくなっていった。
2007年のアバルトブランド復活以来、成功を収めてきている同ブランド。2014年はアバルトが51年目を迎えるが、わが国では、減少してきているクルマ趣味人のために、ドライビングの楽しさ、痛快さを改めて教えてくれるブランドとして、ますますの成長を期待したいところである。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった22人
「アバルト 595 2013年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2023年8月4日 22:21 | ||
| 2022年6月13日 16:08 | ||
| 2022年4月19日 08:09 | ||
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4
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