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『特徴的なデザインと高い安定感を発揮する足回り』 フォード フォーカス 2013年モデル 松下宏さんのレビュー・評価
フォーカスの新車
新車価格: 286〜349 万円 2013年4月13日発売〜2016年9月販売終了
中古車価格: 102〜700 万円 (5物件) フォーカス 2013年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > フォード > フォーカス 2013年モデル
プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2013年4月30日 10:45 [592308-1]
| 満足度 | 3 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 3 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 2 |
| 価格 | 2 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
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一時輸入が止まっていたフォーカスが、3代目モデルの登場を受けて、2013年4月から改めて輸入が始まった。フォーカスは、ヨーロッパフォードを中心に世界のフォードの開発部門の連携によって開発された世界戦略車だ。
ヨーロッパやアメリカで先に発売され、2012年には乗用車の販売ランキングで世界一になった。世界中で最も良く売れているクルマが実はフォーカスなのだ。
日本へはタイ製のクルマが輸入される。フォードが新しく建設した乗用車用の新工場で生産されたクルマだ。タイ製なので、右ハンドル車であるだけでなく、日本車と同じように、右ウインカー/左ワイパーの設定となるのはとても良いことだ。
新型フォーカスには、フォードジャパンが伊豆の国市で開催した試乗会に出席し、メディア関係者向けに用意された広報車両に乗り、伊豆スカイラインなどを中心に試乗した。
外観は最近のフォード車の特徴であるキネティックデザインを具現化したもの。プレスラインを際立たせて立体感を強めたのが特徴で、傾斜したAピラーと流れるようなルーフラインなど、真横から見たときのスタイルがカッコ良い。躍動感にあふれたデザインだ。
インテリアも斬新な感覚のデザインを採用するとともに、ホールド性に優れたハーフレザーのスポーツシートを備えるなど、運転しようという気持ちにさせる空間が作られている。
従来の2代目フォーカスは全幅が1840mmもあっていかにも大きすぎる印象だったが、今回は全幅がやや縮小され、1810mmになった。日本のインフラを考えたら、もう10mm縮小して1800mmに収めて欲しいところだったが、ボディの縮小は良いことだ。
搭載エンジンは直列4気筒2.0Lの自然吸気DOHCで、直噴仕様と吸排気可変バルブタイミング機構の採用により、125kW/202N・mのパワー&トルクを発生する。排気量から見てもけっこうパワフルな性能である。
実際に走らせた印象でも相当に元気の良さを感じさせるエンジンで、このクラスとしてはやや軽めに作られたボディを余裕で引っ張る実力を持つ。吹き上がりには少々物足りなさを感じるシーンもあったが、回したときのパワー感は上々だ。
トランスミッションはパワーシフトと呼ぶデュアルクラッチの6速ATで、ダイレクト感のある変速フィールを実現する。積極的な変速操作をしたいときには、シフトレバーに設けられたサムスイッチを親指で押してシフトチェンジするのだが、これが何とも操作性が良くない。
サムスイッチはフォード独自のアイデアで、ほかの車種にも採用した例があるが、ステアリングの裏側に設けるパドルのほうが操作しやすい。
カーブが連続する伊豆スカイラインを走らせると、エンジンやトランスミッションよりも足回りの良さのほうが印象的だった。山道をとても軽快に走り抜けて行くからだ。
フォーカスにはトルクベクタリング・コントロールという機能が標準装備されている。これは、カーブを曲がるときに左右の前輪に伝達する駆動力をコントロールすることで、グリップを確保してクルマが外側に膨らみそうになるのを抑える機構だ。
カーブを曲がるとき、左右のタイヤは走る距離が異なる(外側が長く、内側の距離が短くなる)が、それに対応して走りを調節するのがこのトルクベクタリング。一部のスポーツ系車種に採用されているものの、一般的なクルマでは珍しい装備だ。
この機能により、カーブでハンドルを切ると確実に向きが変わってノーズが入り込んでいく感覚があり、安定した姿勢のままでコーナーを抜けていける。ちょっと運転がうまくなったような気分になれる。
適度な手応えとダイレクト感のある電動パワーステアリングの操作感覚と合わせ、曲がりくねった山道を楽しく走れるクルマだった。
ステアリングの操舵感については、ややキビキビ過ぎる印象を持ったシーンもあるくらいだったが、操舵に確実に反応し、全体として良くできた電動パワーステアリングだった。
ただし、ハンドルの切れ角は小さめで、最小回転半径が6.0mというのはさすがに大きすぎる。狭い場所での車庫入れでは苦労することになる。
17インチのミシュラン・プライマシーLCを履いたフォーカスの乗り心地に不満はなく、静粛性もこのクラスのクルマとして上々のレベルにある。
安全性も大きく進化した。ヨーロッパの安全性試験で最高ランクの5つ星を獲得した安全ボディをベースに、アドバンストラックと呼ぶアクティブセーフティの総合制御システムを備えるほか、最近話題の安全装備である追突軽減ブレーキのアクティブ・シティ・ストップなどが装備されている。
このように、デザインや足回り、安全性などに評価すべき点が多いのが新型フォーカスながら、一方でボディや最小回転半径の大きさなどが不満点となる。
価格も293万円とちょっと高め。充実装備を備えることなどを考えると、販売台数の少ないフォードとしてはかなり頑張った設定なのだろうが、このクラスには割安感を強調したV40があり、高いブランド力を持つAクラスもある。さらに2013年5月中旬にはゴルフ7も発表される予定だ。
それらの競合車とは異なるデザインや別の特徴を持ったクルマが欲しいと考える人に勧められるクルマだ。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった6人
「フォーカス 2013年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2017年7月3日 18:21 | ||
| 2016年3月1日 21:34 | ||
| 2015年12月27日 11:37 | ||
| 2015年7月19日 23:55 | ||
| 2015年4月15日 23:36 | ||
| 2014年2月22日 23:12 | ||
| 2013年12月19日 21:09 | ||
| 2013年6月19日 01:04 | ||
| 2013年4月30日 10:45 |
フォーカスの中古車 (全2モデル/6物件)
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フォーカス RS ブルー&ブラックエディション 350ps/左ハンドル/新車並行/カーヴェー車高
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- 年式
- 2018年
- 走行距離
- 3.8万km
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フォーカス RS Mk3 2.3Lターボ 4WD 6速MT 右ハンドル レカロシート 純正19インチAW
- 支払総額
- 444.0万円
- 車両価格
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- 諸費用
- 25.0万円
- 年式
- 2018年
- 走行距離
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この車種とよく比較される車種の中古車
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54〜86万円
自動車(本体)
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(自動車(本体) > リーフ 2025年モデル)
4
高山正寛 さん
(自動車(本体))
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