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『デザインも走りもダイナミックに』 ランドローバー レンジローバー 2013年モデル 森口将之さんのレビュー・評価
レンジローバー 2013年モデル
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レンジローバーの新車
新車価格: 1230〜3202 万円 2013年3月2日発売〜2021年10月販売終了
中古車価格: 329〜1600 万円 (87物件) レンジローバー 2013年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > ランドローバー > レンジローバー 2013年モデル > 5.0 V8 SUPERCHAGED
プロフィールフリーランスジャーナリストの森口将之です。自動車を中心に、モビリティ全般を守備範囲としています。自動車については、ブランドやスペックにとらわれず、ユーザー目線でのレポートを心がけています。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員を務め、日本自動…続きを読む
2013年3月20日 15:43 [581959-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 3 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 3 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
スラントしたノーズとスロープしたルーフが新型の特徴 |
スーパーチャージドのホイールは21インチが標準 |
スイッチが整理されたおかげですっきりしたインパネ |
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大きめのサイズと上質のレザーがレンジらしい前席 |
ガラスサンルーフはスーパーチャージド以上に標準 |
ボディの軽量化とATの8速化で加速性能は大幅に向上 |
10年ぶりのモデルチェンジで4代目に進化したレンジローバーに、横浜で行われた試乗会で乗りました。旧型はレンジローバー・スポーツやイヴォークと区別するため、ヴォーグというサブネームを持っていましたが、今回から再びレンジローバーに戻り、ヴォーグはグレード名になりました。エンジンは今までどおり、5LのV8自然吸気とスーパーチャージドです。スーパーチャージド・ヴォーグに乗った印象をレポートします。
ボディサイズは5005×1985×1865mmで、旧型より35mm長く、30mm幅広く、15mm低くなりました。ホイールベースは2920mmで、40mm伸びています。スタイリングは過去3代とは微妙に違っていて、ノーズはスラントし、Aピラーは寝て、ルーフは低くスロープし、サイドはウエッジシェイプを描いています。空気抵抗の低減が目的にあったそうで、Cd値は10%向上したとのことです。
個人的には建築物っぽい従来のフォルムのほうが好みですが、環境性能向上のために空気抵抗の減少が不可欠だったことは理解できますし、モダンになった印象も抱くので、多くの人は好意的に受け止めるでしょう。
フロアは最近のSUVとしては高めですが、電子制御エアサスペンションでアクセスモードを選べば平均レベルまで下がります。シートはやや座面が下げられていて、Aピラーが寝てルーフが低くなったために、これまでより座面を傾かせ、背もたれを寝かせた運転姿勢が似合うようになりました。個人的には背もたれを直立させ、上から周囲を見下ろすあの感覚が好きだったのですが、多くのユーザーには新型のほうがしっくりくるでしょう。
それでもボンネットは確実に目に入るし、ボディサイドはプレーンな造形なので、大柄なわりには車両感覚が掴みやすいという美点は受け継いでいます。
インパネはイヴォーク風で、1000万円を超えるクルマとしては異例にすっきりしています。スイッチの数を旧型の半分に減らしただけでなく、英国車お約束のウッドパネルを目の前にベタッと張らず、腰の位置から下にさりげなく使ったこともそう見せているのでしょう。相変わらずセンスの良い空間です。
後席は身長170cmの僕ならヒザが組めるほど広いだけでなく、座面の高さや背もたれの傾きなどすべてが絶妙で、くつろげます。乗り降りに支障がない方なら、運転手付きのショファードリブンも良さそうに思えました。伝統どおり上下2分割のテールゲートが電動になったことも特徴です。
V8エンジンの最高出力と最大トルクは従来どおりです。しかしボディがアルミ製となったことで、最大で200kg近い軽量化を達成しました。しかもATが6速から8速にバージョンアップしているので、自然吸気でも力不足ではなくなり、スーパーチャージドでは突進という言葉が似合うほど強烈なダッシュを示します。一方おとなしく走れば、数あるSUVの中でも最上級の静粛性に包まれます。
スーパーチャージドには今回、スタビライザーをアクティブ制御するダイナミックレスポンスが装備されました。乗り心地はSUVとしては異例にしなやかでありつつ、無駄な上下動を抑えた、フラット感重視の味付けでした。ステアリングの反応はサイズを考えれば鋭く、コーナーでのロールは抑えてあり、この面でもダイナミックレスポンスの効果が体感できました。
新型レンジローバーはドライビングポジションからハンドリングまで、特有の癖が薄れ、万人向けのSUVに進化したという感じを受けました。逆に特有の癖を味と感じられる人にとっては、ダイナミックレスポンスが付かない自然吸気モデルが良いでしょう。
参考になった4人
「レンジローバー 2013年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2020年5月24日 16:03 | ||
| 2018年8月5日 22:20 | ||
| 2017年10月17日 12:52 | ||
| 2014年10月27日 15:14 | ||
| 2013年3月22日 04:44 | ||
| 2013年3月20日 15:43 |
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