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『特別感の漂うエクステリアに軽快感溢れるハンドリングが魅力。』 フォルクスワーゲン フォルクスワーゲンCC 2012年モデル 外川 信太郎さんのレビュー・評価
フォルクスワーゲンCCの新車
新車価格: 499〜563 万円 2012年7月24日発売〜2016年7月販売終了
中古車価格: 112〜218 万円 (12物件) フォルクスワーゲンCC 2012年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > フォルクスワーゲン > フォルクスワーゲンCC 2012年モデル > 1.8TSI Technology Package
プロフィール神奈川県藤沢市生まれ、現在茅ヶ崎市在住の湘南中年。少年期に5年間イギリス・ロンドン、スコットランド・エディンバラに在住していた事から、欧州車に興味を抱いたきっかけになった。慶応義塾大学卒業後、出版社に入社。輸入車専門誌にて執筆、編集を担当…続きを読む
2012年8月31日 23:57 [530409-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
パサート「CC」から、フォルクスワーゲン「CC 」に車名を変更し、登場した同車。
今回は、個人的にメーカーの広報車両を10日間ほど借用し、試乗会では分からないさまざまなルートを走行。その距離、800キロ以上。35度を超える猛暑の市街地、ハイウェイ、ワインディングと多岐に渡り取材を敢行しました。
●「CC」とは?●
先代は、フォルクスワーゲンの最上級4ドアサルーンの位置づけで「パサートCC」として2008年秋に登場。2L 直噴ターボエンジンの「2.0TSI」と同社最速とも言われた3.6L V6 FSIエンジンに電子制御式四輪駆動「4モーション」を組み合わせた「V6 4MOTION」の2本立てでした。
筆者は、上級グレードである「V6 4MOTION」に何度か試乗し、同社のスペシャルブランド「R」シリーズの最高峰である、パサート「R36」と同様の最高出力299ps(220kW)/6600rpmに「4モーション」を組み合わせ、その圧倒的な動力性能に感銘を受けた記憶が鮮明に残っています。その後、ベースグレードの「2.0TSI」の最高出力を200PSから211PSに引き上げ、2グレード共に、流麗なエクステリア&スポーティな走りをウリにした「パサートCC」でしたが、2011年の東京モーターショーにて、2代目として「フォルクスワーゲンCC 」として発表。2012年夏に1.8L直列4気筒DOHC直噴ターボエンジンに2グレード設定で販売を開始しました。
●エクステリア●
全長4815×全幅1855×全高1425mmとロー&ワイドボディは、サイズ的には、先代とまったく同じですが、マットシルバーの3本スポークグリルと一体感のあるLEDポジショニングランプを内蔵した新形状のヘッドライトユニットがよりワイドに、そしてサイドのエッジライン、美しい弧を描くルーフラインも先代に比べより強調された事により、実際より大きく見えるデザインです。地方のサービスエリアでは、このクルマに興味を持った中年男性から、「このクルマ1000万以上するの?」といわれた程、車格が上がったといえます。
●インテリア●
取材車には、「トリュフ&ブラック」のナパレザーシートが装備されており、躍動的なエクステリアにマッチしています。また、磨きこまれたウッドパネルは、ダッシュボード、各ドアパネルに貼られ、夜間は、ほのかな光がライン状にこぼれ、ムードも満点です。また、先代より継承されたアナログ時計も夜間は、妖艶な光を放ちます。
メーター類は、ドイツの名門「VDO」社製を採用。大きな変更点としては、センターに配されたマルチファンクションディスプレイがフルカラーとなり、より多彩な情報を表示可能になりました。
●インプレッション●
さて、筆者の「CC」イメージは、先代の3.6L V6 FSIエンジンが生み出す299PSの大パワーです。新型では、同社の常でダウンサイジングが行われ、エンジンは、1.8L直列4気筒DOHC直噴ターボに統一。最高出力は160PSですが、トルクは2.5Lエンジン並の25.5kg・m(250N・m)を1500〜4500rpmまで発生。車重は、1540kgと大柄なボディからは想像も付かないほどシェイプされていますから、ダウンサイジングによる動力性能低下の心配はご無用。
「エレクトロニックリモコンキー」をホールに差込み、エンジンを始動すると、静粛性は高いものの、意外なほどスポーティなサウンドが響きます。(マフラーは2本出し)
動き出した瞬間は、やや骨っぽい伝達をする乾式7速DSGですが、トルクに溢れ、あれよあれよと速度計の指針をスルスルと上昇させます。
さすがに299PSを発生する、3.6L V6 FSIのような押し出し感はありませんが、アンダーパワーに幻滅をするのか?といいますと、それは違います。211PSを発生する「2.0TSI」と体感上大差はなく、堂々たるエクステリアに見合った俊敏な加速性能を発揮します。
数百キロというハイウェイ走行でも非力と感じる場面は一度もなく、いかなる速度域からでも、スーッと速度を増すことが可能です。また、ロー&ワイドボディは、相当な威圧感があるらしく、先行する車両は皆、道を譲ってくれますので、アベレージが自然と高くなっていることもしばしば。
ワインディングでも、テストを敢行しましたが、そこで強みなのが、ダンパーの減衰力やステアリングレスポンスを可変できる「DCC」。これをスポーツに選択すると、一瞬にしてクルマを乗り換えたかのようなハードなセッティングとなり、コーナーが待ち遠しいほど軽快に駆け抜ける様は、スポーツカーそのもの。こんな大きなクルマが、ワインディングで楽しいとは、「CC」のスポーティな一面といえます。
ブレーキはフローティング式(片押しキャリパー)で特別なものではありませんが、先代のようなオーバーサーボ気味のカックンブレーキとは違い、真綿を締める様な踏力に比例したもので、好感が持てました。
障害物を回避して自動的にブレーキを掛ける「プリクラッシュブレーキシステム」や「レーンキープアシスト」など先進の安全性を新たに採用し、独自のスタイリングをより際出させた事で車格も向上した「フォルクスワーゲンCC 」。
価格をみれば確かに安い買い物ではありませんが、同クラスの輸入車に比べ、十分お買い得で、所有する満足度の高いクルマであるといえます。
参考になった10人
「フォルクスワーゲンCC 2012年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2012年8月31日 23:57 | ||
| 2012年8月28日 16:19 | ||
| 2012年8月19日 01:13 |
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4
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