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『トルク感にあふれた余裕の走りを示す4WDモデル』 フォルクスワーゲン パサート オールトラック 2012年モデル 松下宏さんのレビュー・評価
パサート オールトラック 2012年モデル
31
パサート オールトラックの新車
新車価格: 494〜528 万円 2012年6月21日発売〜2015年7月販売終了
中古車価格: 89.2 万円 (1物件) パサート オールトラック 2012年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > フォルクスワーゲン > パサート オールトラック 2012年モデル
プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2012年7月27日 03:57 [522341-1]
| 満足度 | 3 |
|---|
| エクステリア | 3 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 3 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 3 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
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パサートシリーズの最上級モデルとしてオールトラックが追加された。車名に使われたトラックは荷物を積むtruckではなく道路などを意味するtrack。どんな路面でも走れるクルマとしての命名だ。
パサートは2011年5月に現行モデルのセダンとヴァリアント(ワゴン)がデビューしたが、全車ともFF車だけの設定で4WDの設定がなかった。そこで今回のオールトラックが4WDモデルとして追加されたわけだが、単なる4WDではなくSUV感覚を持つモデルに仕上げている。そのためにオールトラックという車名が与えられた。
外観デザインの基本はヴァリアントのものだが、悪路走破性に配慮して最低地上高を30mm高くし、それに対応して車高も30mm高くなっている。前後のバンパーがアンダーガード付きになり、ホイールアーチにエクステンションが追加されることで、SUV感覚のデザインに仕上げている。
インテリアはナパレザーの専用スポーツシートやウッドパネルなどによって上級モデルらしい高級感やクォリティが表現されている。ドアシルプレートやセンターコンソールに設定されたロゴが「ALLTRACK」であることを強調している。
搭載エンジンは直列4気筒2.0LのTSI(直噴ターボ)仕様で、155kW/280N・mのパワー&トルクを発生する。このエンジンはゴルフGTIに搭載されているのと同じもので、相当にスポーティな実力を持つ。最大トルクを発生する回転数は1700rpmから5200rpmで、低速域からトルク感のある走りを実現する。逆に最高出力を発生する回転数は5300rpmから6200rpmとちょっと高めの回転数である。
実際に走らせた印象は、車両重量の違いからかゴルフGTIほどのスポーティさは感じられなかったが、FFのパサートヴァリアントに比べて200kgも重いボディに対して十分に見合った実力を備えている。トルクに余裕のある気持ち良い走りだ。
この気持ち良さには6速DSGのトランスミッションも貢献している。1.4LのTSIエンジンなどと組み合わされる乾式の7速に対して、6速DSGは湿式であるため、変速ショックなどがより小さくて洗練された印象になるためだ。
かつてパサートにはV型6気筒エンジンを搭載した4MOTIONが設定されていた。今回のオールトラックはダウンサイジングしながらも十分な動力性能と従来のモデルに比べて優れた燃費性能を得ている。
足回りはちょっと硬めながら乗り心地の良さもスポイルされていない。最低地上高を高めた分だけ硬めにチューンした足回りで抑えている部分があるのだろう。
パサートオールトラックは、ハルデックスカップリングを使った電子制御4WDシステムを採用するとともに、SUV感覚のモデルであるため、オフロードスイッチが設定されている。
センターコンソールに設けられたスイッチを押すだけで、ABSをオフロード用の調整するのを始め、下り坂で速度を制御するヒルデセントが機能し、EDS(エレクトロニック・ディファレンシャル・ロック)を調整して車輪のロックを防止し、アクセルペダルを変更するなど、悪路やオフロードを走るための機能が働く仕組みだ。
パサートオールトラックはその性格からすればSUVというよりも生活4WDのイメージのほうが強いが、イザとなればオフロードでも高い走破性を発揮できる。
このほか、アダプティブクルーズコントロールやプリクラッシュセーフティブレーキ、動力性能疲労検知システムなど、最新の安全装備が標準装備されるのも注目点。ステーションワゴンとしての使い勝手はベースのパサートヴァリアントと同じと考えていい。
500万円に近い価格は正にパサートシリーズの最上級モデルのもの。FFのヴァリアントのハイラインに比べると100万円も高い設定だ。これはエンジンが1.4Lから2.0Lになって4WDになることなどが理由だが、輸入車のクロスオーバーモデルとしては納得すべき水準にあると考えるべきだろう。積雪地のユーザーなどに勧められるモデルである。
参考になった5人
「パサート オールトラック 2012年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2016年11月15日 23:35 | ||
| 2014年7月21日 16:52 | ||
| 2014年6月3日 19:55 | ||
| 2013年2月1日 02:45 | ||
| 2012年8月28日 16:58 | ||
| 2012年7月27日 03:57 |
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