| Kakaku |
BMW X6 M 2009年モデル X6 M(2009年7月7日発売)レビュー・評価
X6 M 2009年モデル X6 M
7
X6 Mの新車
新車価格: 1490 万円 2009年7月7日発売 (新車販売終了)
中古車価格: 293.1 万円 (1物件) X6 M 2009年モデル X6 Mの中古車を見る
※ランキング順位と満足度・レビューは2009年モデルの情報です
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| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| エクステリア |
無評価 | 4.32 | -位 |
| インテリア |
無評価 | 3.92 | -位 |
| エンジン性能 |
無評価 | 4.11 | -位 |
| 走行性能 |
無評価 | 4.19 | -位 |
| 乗り心地 |
無評価 | 4.02 | -位 |
| 燃費 |
無評価 | 3.87 | -位 |
| 価格 |
無評価 | 3.85 | -位 |
- ※集計対象は通常レビューとキャンペーンレビューです。プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
自動車(本体) > BMW > X6 M 2009年モデル > X6 M
プロフィール神奈川県藤沢市生まれ、現在茅ヶ崎市在住の湘南中年。少年期に5年間イギリス・ロンドン、スコットランド・エディンバラに在住していた事から、欧州車に興味を抱いたきっかけになった。慶応義塾大学卒業後、出版社に入社。輸入車専門誌にて執筆、編集を担当…続きを読む
2012年5月16日 12:23 [505508-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 3 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
■生粋なMモデルのSUVに乗る■
BMW「M」とは、同社の生産車でも特に高性能なスポーツモデルである「M」モデルの開発や限定車両の企画開発などを行っています。
そんな「M」が送り出す車両の代表は、「M3」をはじめ、「M5」や「M6」などであるが、最近では、同社の「SUV」モデルにも手を拡げ、「X5 M」そして今回試乗した「X6 M」と多岐に渡ります。今回もメーカーの用意した広報車両を借用し、高速道路をメインとした試乗を敢行しました。
■タダならぬオーラーはスーパーカー以上!■
広報車両のキーを受け取り、一際眩い光沢を放つクルマが、私を待ち受けていました。開口一番の台詞は「いやーっ、でかい」。正直、エコロジカルのこの時代に、こんなにでかくて、何もかも、飲み込んでしまいそうな、ド迫力な面構えのこのクルマは、一体どのようなカスタマーのために造ったの?と思いました。
フロントスポイラーには、エンジン冷却を第一に考慮した大きなエアインテークを備えており、キドニーグリルとの調和で、その威圧感は、何者も寄せ付けません。またサイドにも、某国産スポーツカーのようなダミーとは違い、ホットエアーを排出する魚類のエラを連想させるデザインのエアダクトを装備。
後方に周りこんでも、4本出しのエキゾーストエンドや、大胆な造型をもつエアダムなど、スーパーカーを観察するより、奇妙なデザインに心躍ります。おそらく世界中の様々な自動車と見比べても、このような格好をしたクルマは、「X6 M」だけでしょう。
■555馬力を発生させるモンスター■
「X6 M」は、「M」初のSUVモデルです。そして、ターボチャージャーを装備したエンジンと、トルクコンバーターによる駆動も初の試みです。
新開発の直噴V8ツインターボエンジンはスーパーカーを髣髴とさせる550PS!!を発生。新設計の特徴としては、Vバンクにそれぞれ「ツインスクロール・ツインターボチャージャー」と両バンクにエキゾーストマニフォールドを配置させた点です。これらの新技術によって、「M」モデルながらも、緻密でナチュラルなエンジンフィールを実現しています。
エンジンを始動させますと、案の定といいますか、煮詰まった重低音が周囲に響き渡り、派手なエクステリアに見合ったサウンドが耳に届きます。シートポジションを筆者の体型に合わせ、試乗会場を後に・・・。やはり乗っても「でかい」という印象で、街中を転がすのには、相当気を使います。(全幅は2mに迫るものですから。)
トランスミッションはトルクコンバーター式ですから「D」レンジに放り込んでおけば大きな車体意外、何も難しいところはありません。実にスムースにシフトを制御していることが、分かります。ただ、このクルマには「M」の称号が与えられています。ステアリングには、ちゃんと、パドルシフトが装着されており、クルマが「いつまでのろのろ走っているんだ!」と筆者を誘惑してきます。(危険な誘いです。)
■高速道路ではシャチが猛進する様だ■
2.4tもある超ヘビー級ボディを0-100km/h加速、4秒少々で走らせてしまうこの「X6 M」。短時間ながら高速道路に巨大な鼻を向かせました。555馬力というスーパーカースペックの事が頭から離れないため、余計なデバイスに手を触れず「D」レンジのまま、重いアクセルを踏み付けると、「ドバッバッバッ〜」という派手なサウンドを撒き散らしながら、猛進。オレンジの本革シートに身体が埋め込まれるような加速とでもいいましょうか・・・。これだけの巨体が、瞬間的に速度を増す感覚は、航空機の離陸に近いといえます。
法定速度の巡航体制に入っても、4.4リッターV8ツインターボは、筆者に甘い誘惑を掛けてきます。「もっと回してくれ」と。別に周囲を蹴散らすような下品な運転はしていないのですが、“生態系の頂点”が接近した事を知ってか、知らずか、前方を走るクルマたちは餌食になるのを避けるかのように道を空けます。日頃、路上では強気の国産高級セダンなども、慌てて道を空ける様は、やはりこのクルマの只ならぬオーラを感じ取っているとしか言えません。
前方が空いたのを見計らい、ハドルシフトをシフトダウンし、再度アクセルを踏み付けると、頭蓋骨までずれる様な、のけぞる加速・・・。7000rpmまでキッチリ回り、速度計の指針をチラ見すると、口が裂けてもいえない数値を指しています。慌ててブレーキを踏み付けると、2.4tもある車体を一気に法定速度に引き戻します。ホイールの隙間からは、レッドペイントといった宝飾が皆無の巨大な6ピストンの対向キャリパーが、威力を発揮。細部まで「M」の息が掛かっています。
乗り心地は街中ではやや「ゴツゴツ」感があるものの、高速道路でのフラット感は特筆。着座位置は高いとはいえ、ジャンクションのタイトコーナーに飛び込んでも、ロールなど微塵も感じないまま、駆け抜けてしまう。
SUVというカテゴリーにスーパーカーのような動力性能の組み合わせは、日本人の発想では考えもしないであろうが、このような“異質”なクルマもしらけた昨今、あってもいいのではないでしょうか?
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