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『いかなる天候でも圧倒的な安心感のある走りが魅力。』 ボルボ S60 2011年モデル 外川 信太郎さんのレビュー・評価
S60 2011年モデル
40
S60の新車
新車価格: 375〜859 万円 2011年7月1日発売〜2019年10月販売終了
中古車価格: 45〜185 万円 (38物件) S60 2011年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > ボルボ > S60 2011年モデル > T6 AWD R-DESIGN
プロフィール神奈川県藤沢市生まれ、現在茅ヶ崎市在住の湘南中年。少年期に5年間イギリス・ロンドン、スコットランド・エディンバラに在住していた事から、欧州車に興味を抱いたきっかけになった。慶応義塾大学卒業後、出版社に入社。輸入車専門誌にて執筆、編集を担当…続きを読む
2013年7月31日 23:55 [615723-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
ボルボのラインナップでもスポーティな「R-DESIGN」。このスタイリッシュなセダンが今回試乗しました「S60 T6 AWD R-DESIGN」です。メーカーの広報車両を借用しテストを行いました。
筆者の世代では、ボルボといえば「240」などに代表される四角いボディという印象がありますが、昨今のボルボは、実にスタイリッシュ。「S60 T6 AWD R-DESIGN」は、フロントグリルからヘッドライトそして、リアトランクまで流れるようなラインを描き、美しいサルーンという表現が当てはまります。
ヘッドライトも前衛的なツリ目となり、縦に配されたポジションランプは、白色LEDを採用。360度いかなる角度から眺めても、昔の無骨さなど皆無で、そのスタイリングに見とれてしまうほど。リアのテールランプの照射も凝っており、独自のラインを描きます。
大口径のエキゾーストエンドは左右に配され、アイドリング時から迫力のあるサウンドを響かせ、ただのサルーンではないことがわかります。
この「S60 T6 AWD R-DESIGN」には、3リッター直6ターボエンジンを横置きに搭載するというユニークなレイアウトをとっています。一昔まえでは、この車格には3リッターという排気量は妥当でしたが、ほぼ同一のボディサイズに1.4リッターエンジンを積むフォルクスワーゲン「パサート」の登場により、久しぶりに大排気量のクルマに乗るという感覚になりました。
昔のボルボでは考えられなかった派手なブルーのボディを眺め、ドアを開けると、北欧モダンを感じる独特の空間が広がります。
エンジンを掛けると、スポーツモデルを語るに相応しい野太い排気音が響き、その音はなんとも野生的。これは、面白そうなサルーンだなと走らせる前から心が躍ります。
街中を流す分には、快適そのもの。ダンピングもドイツのスポーツサルーンほど硬くなく心地がいい。エンジンもあまり回す必要もなく、せいぜい2500rpmもあれば、すべてが足りてしまう。しかし、スポーツサルーンであることの主張はアクセルを踏むたびに、「ブウォン〜」というやや湿った排気音が響き、クルマが、オープンロードへといざないます。
高速道路に乗ると、このクルマは先ほどまで“猫を被っていた?”というほど獰猛な一面を見せます。街中では、最高出力304ps/5600rpm、最大トルク44.9kgm/2100-4200rpmもあるクルマには思えないほど、ゆるーい感じの走りでしたが、6段ATのセレクターを倒し、高回転を保つと野太い排気音はさらにボリュームを上げ、AWDのトラクションを武器にぐいぐい加速していきます。この感じは、小排気量エンジンの過給圧を高め、トルクを絞り出すものとは一線を画し、一種、トルクの波のような迫力を感じます。さすが3リッター直6ターボです。
ステアリングも自然なフィーリングで過剰にクイックにはならず、舵を入れた人間の意志に忠実に反応してくれるのは、大変好感が持てるものでした。
試乗中、降雨に見舞われましたが、ワインディングに分け入ることに。
急勾配でも、300馬力オーバーのパワーは絶大で、余裕綽綽。コーナーにハイスピードで飛び込んでも、しなやかな足回りは、ドライバーには、ほとんどロールを感じさせず、ヒラリ、ヒラリとコンパクトハッチのようにクリアしていく。ボディサイズも大きなはずなのですが、運転席に収まると、小さく感じるのも、人車一体感を味わえる証拠。また、コーナー脱出の際には、ウェットな路面にも関わらず、AWDの恩恵を感じさせるもので、ボルボ版「クアトロ」とでも呼びたくなるような完成度に感銘を受けました。
先進の安全運転支援システムであるレーダーセンサー、ACC(アダプティブ・クルーズコントロール)などを試すことはできませんでしたが、安全神話は、ボディフォルムが変わっても世界最高峰であることを踏襲するボルボ。
「S60 T6 AWD R-DESIGN」は、ブルーのボディと同じく、爽快な走りを楽しめるサルーンという印象でした。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった8人
「S60 2011年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2022年1月24日 13:43 | ||
| 2017年11月20日 16:15 | ||
| 2017年7月11日 14:23 | ||
| 2017年6月4日 12:11 | ||
| 2016年11月6日 13:50 | ||
| 2016年4月22日 12:03 | ||
| 2016年1月2日 13:42 | ||
| 2015年11月26日 19:56 | ||
| 2015年10月18日 15:05 | ||
| 2015年9月17日 13:28 |
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4
高山正寛 さん
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