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『気持ち良い走りを示すが加速感や環境性能は物足りない』 スバル レガシィ ツーリングワゴン 2009年モデル 松下宏さんのレビュー・評価
レガシィ ツーリングワゴンの新車
新車価格: 236〜418 万円 2009年5月1日発売〜2014年10月販売終了
自動車(本体) > スバル > レガシィ ツーリングワゴン 2009年モデル
プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2012年8月16日 01:00 [526907-1]
| 満足度 | 3 |
|---|
| エクステリア | 3 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 2 |
| 価格 | 2 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
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レガシィの現行モデルは2009年5月にデビューした。アメリカ市場への意識を強めたことで、ボディが大きくなってエンジンも2.5Lが中心になった結果、国内ではかつのモデルほどには売れなくなった。
国内販売へのテコ入れを図るため、2012年5月にマイナーチェンジを行い、外観デザインに手を加えるとともに、新世代の水平対向2.5Lエンジン+新CVTを採用することで環境性能と燃費性能を向上させ、2.0Lの直噴ターボ仕様エンジンを搭載して新しい走りを実現し、アイサイトを進化版のバージョン2として安全性を向上させたるなど、大幅な改良を実施した。
スバルが裾野市をベースに開催した試乗会に出席し、メディア関係者向けに用意した試乗車に試乗した。
今回ツーリングワゴンの試乗車は2.0GT DITだけだが、ほかにセダンの2.5Lエンジン搭載車に試乗したし、過去に2.5Lの自然吸気エンジンとターボ仕様のツーリングワゴンに試乗しているので、グレードを絞らないレポートとしたい。
デザインはフロント回りが変った。従来はちょっと笑った顔付きだったのが、今回の変更できりりとした力強さを感じさせるものになった。インテリアは電動式のパーキングブレーキを採用したことでセンターコンソールのレイアウトが変わり、SI-DRIVEのスイッチ位置が変更になった。
2.0GT DITに搭載される水平対向2.0Lの直噴ターボ仕様のエンジンは大いに注目されるエンジンだ。レガシィには1989年にデビューした初代モデル以来、2.0Lのターボ仕様エンジンを搭載したGTが人気を集めてきた。それが現行モデルでは、2.5Lへの排気量アップによって2.0GTは姿を消して2.5GTに変わっていた。
今回は改めて2.0GT DITを追加設定してきたが、このエンジンは凄いスペックを持つ。BRZに搭載されたのと同じFA20型の水平対向エンジンをベースに、スバル独自の技術による直噴仕様とした上で、インタークーラー付きターボを装着して221kW(300ps)/5600rpm、400N・m/2000〜4800rpmの動力性能を発生する。
動力性能は2.5GTを上回る実力で、排気量は小さいが2.0GT DITのほうが性能も価格も上に位置する最上級グレードとされた。また2.5GTには5速ATが組み合わされているが、2.0GT DITにはリニアトロニックのCVTが組み合わされている。
第二東名などの高速道路を中心に試乗したが、余裕の動力性能からとても気持ちの良いクルージングが楽しめた。アクセルをあまり踏まなくても余裕で走れるから、クルージングがとても快適なのだ。
ただリニアトロニックとの組み合わせは必ずしも最高とはいえない。特にSIドライブをIモードにして走っていると、追い越しをしようとしてアクセルを踏み込んでも、加速感に乏しい印象になるからだ。5速ATのようなキックダウンしての加速がないので妙な走行感覚だ。
でも変速ショックによる加速感が感じられないだけで、実際には相当に速い。動力性能が凄いので、気付くとたちまち制限速度をオーバーするような領域まで加速している。その速さの実感が薄いのがCVTの特徴である。
そんな不満が出るのは承知のことと見えて、SIドライブのモードをS#にして走ると、ギア段を刻んで加速していくステップATのような加速が味わえる。これなら走りの実感が得られるのだが、それはそれでCVTの良さをスポイルしている面もあり、ちょっと微妙な印象が残った。
また走りの性能には十分に優れているが、2.0GT DITは排気ガス基準も燃費基準も達成できていない。今どきのダウンサイジング過給エンジンは動力性能を向上させるだけでなく、同時に燃費や環境性能を高める必要があるが、今回の仕様はそうなっていない。
今回の改良ではシャシーなどにもいろいろと手が加えられていて、スバルらしいまじめなマイナーチェンジが行われている。この2.0GT DITでも、高速レーンチェンジ時の確かなステアリングフィールや安定感のある落ち着いた足回りが印象的だった。
良く走るクルマではあるが、環境性能が物足りない点と、価格が相当に高めな設定であることが気になった。また2.0GT DITにはアイサイトの設定がないのも残念だ。
参考になった10人
「レガシィ ツーリングワゴン 2009年モデル」の新着レビュー
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| 2023年11月27日 11:48 | ||
| 2023年1月21日 09:00 | ||
| 2022年9月8日 17:35 | ||
| 2020年8月14日 22:59 | ||
| 2019年1月5日 07:55 | ||
| 2018年5月9日 19:42 | ||
| 2018年1月8日 14:26 | ||
| 2016年11月9日 18:58 | ||
| 2015年12月19日 15:19 |
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