| Kakaku |
『プジョー史上最もグラマラスなクルマだ。』 プジョー RCZ 2010年モデル 外川 信太郎さんのレビュー・評価
RCZの新車
新車価格: 399〜550 万円 2010年7月1日発売〜2016年12月販売終了
中古車価格: 47〜289 万円 (84物件) RCZ 2010年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > プジョー > RCZ 2010年モデル > ベースグレード (MT) (左ハンドル)
プロフィール神奈川県藤沢市生まれ、現在茅ヶ崎市在住の湘南中年。少年期に5年間イギリス・ロンドン、スコットランド・エディンバラに在住していた事から、欧州車に興味を抱いたきっかけになった。慶応義塾大学卒業後、出版社に入社。輸入車専門誌にて執筆、編集を担当…続きを読む
2012年6月5日 05:24 [510847-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
![]() |
![]() |
![]() |
|---|---|---|
地を這うような低くワイドなエクステリア。 |
アウディTTを意識したとも言われるが、このクルマの方がグラマー。 |
リアガラスの湾曲部位は実にユニーク。マフラーも専用設計。 |
![]() |
![]() |
![]() |
235/40R19は同社最大口径のタイヤを履く。ブレーキはフローティング式。 |
コクッ!と節度感が心地よいシフトフィール。 |
仏「SAGEM」社製のメーターも専用設計。 |
プジョー「RC-Z」のコンセプトモデルを数年前のモーターショーで見かけたとき、その姿に心を奪われました。確か、2007年のフランクフルトショーだったと記憶しています。それは、コンセプトモデルを何度も登場させ市販化させた「アウディTT」の時と同じ驚きでした。もちろん、「プジョー」の開発陣も「アウディTT」の存在を意識した事は、輸入車好きでなくとも、容易に想像が付くはず。
フランクフルトショーモーターショーの華やかなステージで見たコンセプトモデルの「RC-Z」は、これまでのプジョーが有していなかったスポーツクーペ。2010年に創業200年を迎えた同社のスローガンである「MOTION&EMOTION」を具現化したモデルといえます。
プジョーには、全てのモデルに「308」といった数字による車種表記がされています。しかしこの「RC-Z」には、それが該当しません。このクルマは、同社にとって特別なモデルである事が分かります。
今回も、メーカーより広報車両を借用し、インプレッションを敢行しました。
■エクステリア■
全長は4287mm。意外とロングです。そのためホイールベースも2612mmを確保。それにしても、いかなる角度から眺めても、デザインの自由度に魅力を覚えずにはいられません。路上での注目度は、ポルシェ以上といっても過言ではないです。
リアフェンダーのボリューム感に湾曲したルーフラインが独創的。欧州の某有名メーカーが手掛けたエキゾーストシステムも官能的なサウンドを響かせ、スポーツカー的要素にも抜かりがありません。バンパー下部、ディフィーザーの中央に設けられたリアフォグランプ&バックランプも実にレーシー。(コンセプトモデルは、センターエキゾーストであった。)トランクリッドには、大型のLEDハイマウントランプが装着されます。
トランクリッドに内蔵される「アクティブリアスポイラー」は、車両速度によってポジション1(19度)、ポジション2(34度)に可変し、ダウンフォースを発生させます。もちろん、プジョー初の機能で、このクルマが単なるルックスだけでない事が証明された部位です。センターコンソール上のスイッチでも、ポジション2にセット可能。リアの各種灯火類は、LEDを採用。
■野性的かつ痛快な走りは、乗り手を虜にする■
「RC-Z」は、156psの1.6L エンジンに6ATを組み合わせた右ハンドル仕様と、基本的に同ユニットの1.6L エンジンをターボチューンなどにより、200psまで出力を向上させ6MT+左ハンドルという実にマニアックな仕様を選択できます。今回の試乗はもちろん後者の方。今となってはマニアル車自体が衰退する中、クルマを操る楽しみを教えてくれるクルマです。
ショートストロークのシフトレバーをローに送り込む。「コリッ」とした感触が、実に心地よい。「BMW」のMTも高評価ですが、あちらの骨っぽさにヌメりを加えたようなフィールとでも言いましょうか・・・。いずれにせよ昨今の“エレキのシフトスイッチ”では味わえないダイレクト感に喜びを感じるます。
左足をそっと浮かすとアイドリングのままスムースにクラッチが繋がりギクシャク感は皆無。トルクに満ち溢れているため、市街地の渋滞下でもまるで苦になりません。周囲の雑踏を見回すと“左足を運転操作の一環”として使用しているクルマがさて何台いるのか?なんて考えてしまいました。
オープンロードで、前方が開け、アクセルを底まで踏みつけると、これまで試乗したフランス車の概念を打ち破る五感を揺さぶるような快音がキャビン全体に共鳴します。その澄んだサウンドは、イタリア車の乾いたものとも、ドイツ車の湿ったものとも違う。文章で表現するのが難しいですが、「コーーンッ」+「ファーン」を混ぜ合わせたようなもので、とにかく乗っていて、ぞくぞくと興奮を覚えるものです。エコ時代に少々申し訳ない気持ちもありますが、低いギアを選択して、ついこの快音を鑑賞したくなるほど。この官能的なサウンドには、それなりの理由があります。
吸気系に設置された振動板がターボの過給圧に応じて共鳴。さらに過給圧の高まりと共に増幅し、キャビンに座るドライバーを刺激。同社の説明によると、「サウンドシステム」と呼ぶこのメカニズムの効果について、「退屈なクルマが多い昨今、ホットな演出が必要。うるさいと感じるなら、選択肢ではない。スペシャルモデルなので、当然」といった内容のコメント。確かに、フォルクスワーゲンのスペシャリティモデル「ゴルフR」も市販車とは思えないほど常にドライバーをアツくするサウンドを響かせていた。国産車ではあまり考えられない演出が嬉しいです。
1.6L 直4DOHC16バルブターボは、最高出力200ps/5800rpm、最大トルク28.0kgm/1700-4500rpmを発生。1350kgという軽量な車量重量のお陰で、外見同様に速い。ターボの味付けは、「ドッカンターボ」でなく、大排気量車が生み出す“押しの利いたトルク感”といった感じで、+1L 程の余裕で、グイグイ車速を持ち上げます。高速道路での速さは、皆さんのご想像とおり。155km/h超でポジション2(角度は34度)の位置に可変するスポイラーがルームミラーに頻繁に写っていたのは、ココだけの話に・・・。
ワインディングでは、1845mmもあるワイドな全幅が気になりますが、1.6Lの軽量なエンジンを搭載するお陰で、鼻先は軽く、普通に飛ばす程度ではひらり、ひらりと思い通りのラインで駆け抜け、ロールやピッチングも最小限に押さえ込まれています。6速オートマティックの156ps仕様に比べ、サスペンション、ブレーキともに強化され、エンジンも専用にチューンされています。
クルマ趣味人にとっては、心奪われるスタイリングに、胸高ぶらせる排気音&加速感・・・。「RC-Z」は、退屈なクルマが多い昨今では、一際魅力的に映ります。
参考になった21人
「RCZ 2010年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2024年7月6日 15:05 | ||
| 2022年9月21日 17:08 | ||
| 2020年8月19日 11:59 | ||
| 2016年2月9日 04:22 | ||
| 2016年1月23日 11:20 | ||
| 2014年6月4日 00:24 | ||
| 2014年3月19日 15:43 | ||
| 2013年2月7日 15:38 | ||
| 2012年6月5日 05:24 | ||
| 2011年5月29日 19:47 |
RCZの中古車 (84物件)
-
RCZ インテグラルレザーパック Aftermarketフルエアロ リアオーバーフェンダー
- 支払総額
- 79.0万円
- 車両価格
- 69.0万円
- 諸費用
- 10.0万円
- 年式
- 2010年
- 走行距離
- 8.0万km
この車種とよく比較される車種の中古車
-
33〜680万円
-
89〜176万円
自動車(本体)
(最近1年以内の投票)
(自動車(本体))
- ユーザー満足度ランキング
- カテゴリ別の「ユーザ満足度」が高い製品のランキング
- コミュニティ規定の内容をご確認の上、ご利用ください
- 評価は投票された方の主観による目安であり、絶対的な評価を保証するものではありません
- 点数はリアルタイム更新です
- ユーザーレビューの使い方、よくある質問 FAQもご参照ください
価格.comマガジン
注目トピックス















