| Kakaku |
キャデラック CTS クーペ 2010年モデル CTS-V(2012年1月23日発売)レビュー・評価
CTS クーペの新車
新車価格: 899 万円 2012年1月23日発売 (新車販売終了)
中古車価格: 148〜229 万円 (3物件) CTS クーペ 2010年モデルの中古車を見る
※ランキング順位と満足度・レビューは2010年モデルの情報です
モデルの絞り込みモデルまたはグレードの指定がないレビューを見る場合、それぞれの絞り込みを解除してください。
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- 4 0%
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| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| エクステリア |
無評価 | 4.32 | -位 |
| インテリア |
無評価 | 3.92 | -位 |
| エンジン性能 |
無評価 | 4.11 | -位 |
| 走行性能 |
無評価 | 4.19 | -位 |
| 乗り心地 |
無評価 | 4.02 | -位 |
| 燃費 |
無評価 | 3.87 | -位 |
| 価格 |
無評価 | 3.85 | -位 |
- ※集計対象は通常レビューとキャンペーンレビューです。プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
自動車(本体) > キャデラック > CTS クーペ 2010年モデル > CTS-V
プロフィール神奈川県藤沢市生まれ、現在茅ヶ崎市在住の湘南中年。少年期に5年間イギリス・ロンドン、スコットランド・エディンバラに在住していた事から、欧州車に興味を抱いたきっかけになった。慶応義塾大学卒業後、出版社に入社。輸入車専門誌にて執筆、編集を担当…続きを読む
2012年4月26日 02:32 [500326-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 3 |
| 価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
全幅は1900mmとワイド。他にはない威圧感を醸し出す。 |
全長は4800mmと“意外”に短い。 |
片側80φ以上の極太エキゾーストエンドが只者ではない。 |
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イタリア・ブレンボ社の6ピストンキャリパーを装着。 |
V8 6.2L スーパーチャージャー付エンジンは、最高出力564ps。 |
速度計は330km/hまで刻まれ、その下には、左右の「Gセンサー」が装備される。 |
「Cadillac」といえば、1941年に世界初のオートマチックトランスミッションを搭載し、66年にはパワーステアリング、74年にはエアバックシステム採用と、常に自動車の快適性、安全性をリードしてきたアメリカを代表するクルマ。しかし、筆者のイメージでは、運転を楽しむクルマや、速いクルマというカテゴリからは程遠い存在であると勝手に思っていたのですが、アメリカの底力を明確にしてくれたのが、「Cadillac CTS-V」。AMGはもとより、ポルシェやフェラーリですら、すました顔してぶっちぎるスーパーマシンなのです。
何しろ、ドイツ・ニュルブルクリンクオールドコースで量販セダンでは最速ラップとなる7分59秒32を記録。(2008年Cadillac CTS-V4ドアにて)まあ、このニュルのラップタイムもそれぞれのメーカーが用意したドライバーが担当するため、数秒の違いで目くじらを立てるのもどうかな?とは思いますが、強烈に速いのだけは事実。「CTS-V COUPE」は、セダンよりスタイリッシュであり、ワールドベストに相応しいです。
試乗車両はメーカーより借用した広報車両です。
■アメリカ車の大味とは違う緻密な速さ■
インテリアは、想像以上にタイトです。“踏ん反りかえってイージに流す”といったこれまでの「Cadillac」とは明らかに違う世界。それもそのはず、サーキットユーズも考慮した設計の「RECARO」社のシートは、ホールド性も特筆。“V”のエンブレムもシート中央に誇らしげに張られています。ステアリングは36φ程の小径タイプを採用。スエードの革張りは、手のひらに吸い付くようです。やはり、「Cadillac」という名前の裏に隠された正体はすぐにばれます。
エンジンを始動させると、「ドロドロ・・・」というサウンドで迎えてくれると思い込んでいた筆者の概念を吹き飛ばした。「ボーッ・・・」と煮詰まった低音が後方から聞こえてきます。軽くクリッピングを入れると、「ファン」と周囲が振り向くような雄叫びを上げました。
この「CTS-V COUPE」には、MT車も存在しますが、日本では6速オートマチック仕様のみ。ステアリングには、指先だけで変速が行えるMTモードの「ハイドラマチックトランスミッション」を装備。
■街中での印象は?■
ニュル最速のマシンでいきなりMTモードというのも道を選びますので、「D」レンジで普通に発進。ドカン!と来るかなと覚悟していましたが、スーット何のショックもなく滑らかに走り出しました。そのままアクセルに足を乗せていると、ショックもなく街中での「CTS-V COUPE」は、優美なクーペといった印象で、荒々しい感など微塵もないのです。その後も、時速50キロ前後で流しましたが、退屈なくらい安楽なのです。サーキットで開発を行った足回りも、「マグネティック・ライドコントロール」の可変減衰力制御のお陰で、BMW「5シリーズ」と変わらない程安楽。キャビンにダンピングがダイレクトに伝わる事は皆無でした。
■日本の高速道路では理性が必須です。■
しかし、高速道路に乗り、ステアリング裏のスイッチをMTに選択する。重くストロークの深いアクセルを踏み込むと、ジャガーに供給する「イートン」製スーパーチャージャーの唸りと共に、6.2L V8が吠えました。それと同時に恐怖を感じるような加速感。これだけの大きな車体が一瞬にして瞬間移動するような異次元加速は、「恐怖を感じた」としか書きようがないです。MTモードでは、7000rpmのレブリミットに達しても、勝手にシフトアップする事はなく、リミッターのお世話になることに。まさにレブリミットまでの吹け上がりは、人間の運動神経を上回るものです。
0-100km/h加速は3秒台、200km/hまでも十数秒で到達。メーターをチラ見することすら一般車両が走る高速道路では、余裕がありません。前方を走るクルマが道を譲る度にアクセルを踏みつけると、不当に一瞬で口ではいえない速度へ到達。そして前方が詰まり減速。再び道が空いて再加速。また、口ではいえない速度域へ・・・。ブレーキのフィーリングも踏めば踏むだけ制動が立ち上がり、踏み付ければ、パラシュートが開いたかのように速度を殺すものです。
高速コーナーが続くワインディングでも、1900mmもある全幅を感じさせないほどで、ありえない速度でコーナーをクリア。速度計をみて、「今のコーナーをよくこの速度で何も起きなかったなあ」と何度も感心しました。一般道路では、限界が見えてこない辺りは、さすが、ニュル最速マシンといえます。
アメリカ車が本気でクルマを作るとこうなるんだな?と痛感した一台でした。
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