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『あらゆる走行条件を考慮したスーパーハイブリッドSUV』 フォルクスワーゲン トゥアレグ 2011年モデル 外川 信太郎さんのレビュー・評価
トゥアレグの新車
新車価格: 623〜965 万円 2011年2月1日発売〜2018年5月販売終了
中古車価格: 150〜159 万円 (2物件) トゥアレグ 2011年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > フォルクスワーゲン > トゥアレグ 2011年モデル > Hybrid
プロフィール神奈川県藤沢市生まれ、現在茅ヶ崎市在住の湘南中年。少年期に5年間イギリス・ロンドン、スコットランド・エディンバラに在住していた事から、欧州車に興味を抱いたきっかけになった。慶応義塾大学卒業後、出版社に入社。輸入車専門誌にて執筆、編集を担当…続きを読む
2013年3月5日 08:14 [577842-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
今回、2012年にマイナーチェンジを行い、更なる安全装備を手に入れた「トゥアレグ ハイブリッド」をメーカーの広報車両を借用し試乗しました。
新たに「フロント アシスト プラス」を装備。このシステムは、低速から高速まで先行する車両の速度をレーダー波でキャッチ。あらゆる速度域にて、追突を回避、軽減するものです。同社「up!」にも装備されている時速30?未満で追突を回避、軽減する機構も装備。
全てのグレードに、ドライバー疲労検知システム「Fatigue Detection System」を装備し、ステアリング操作などをクルマ側が監視。疲労や眠気などによる急ハンドルなどを検知した場合、フルカラーのマルチファンクションインジケーター表示と警告音でドライバーに注意を促します。これらの装備をプラスしながらも、価格は、据え置きとなります。
【エクステリア】
2011年にフルモデルチェンジを敢行し、2代目となる「トゥアレグ」。兄弟車両のポルシェ「カイエン」とは、より明確な差別化を図り、上質ながらも、押しの効いたデザインを採用しました。同社の常となっているLEDポジションランプや、リアのL字状に発光する灯火類など他のモデルのテイストを取り入れながらも、他社のプレミアムSUVと比較しても、存在感は、圧倒的です。
【インテリア】
同社の国内導入モデル最高峰車両だけのことはあり、スイッチ一つとっても“専用品”が装備されています。ぶ厚いドアを開けると、上質な本革シートの香りが漂います。ダッシュボードやセンターコンソールには、丹念に磨きこまれたウッドパネルが貼られ、それを覆うようにアルミ素材が引き締め、上質ながら、スポーティな空間は至福そのもの。
メーターも基本的なレイアウトは、他のモデルと同一ながら、指針一つとっても作り込みの精巧さが、一線を画しています。少々残念なのは、前代モデルでは、日本未導入の同社最高級Fセグメントサルーン「フェートン」とほぼ共通のメーターは、アナログ6連メーターを採用し、デジタルとアナログの融合が見事であったが、現行モデルでは、大型フルカラー液晶マルチファンクションインジケーターにとって代わり、4連のアナログ式となりました。
【エンジン性能】
先代モデルのトップグレードである4.2リッターV8エンジンに代わり、3リッターV6直噴スーパーチャージャーエンジンに交流同期モーターを組み合わせた、同社初のハイブリッドモデルで、「トゥアレグ」のトップレンジとなります。
エンジン性能のみでも、333psと十分パワフルですが、電気モーターの組み合わせでシステム総合出力は、実に380ps、最大トルクは、580Nmを発生。このシステムに組み合わされるのは、耐久性を重視した8速オートマチックトランスミッションで「DSG」ではなく、トルクコンバーター式を採用。
【走行性能】
テストを敢行したのは、市街地〜東名高速、そして箱根や御殿場周辺。
この「トゥアレグハイブリッド」には、なんと4つの走行モードが存在していますが、最初は、センターコンソールにズラリと並ぶダイアルなどには、手を触れず、デジタルデバイスでいえば、初期設定のまま走りました。
一般道では、ほとんどモーターで走っている事が多いのには驚きました。流れが速くなってくると、いつの間にかエンジンが始動しており、モータは停止。(ドライバーには気がつかない事が多い。)それを、センターコンソールのディスプレイで確認する事になります。さらに幹線道路で速度が増すと、モーターが介入する事はなく、エンジンのみで走行。アクセルから足を浮かすと惰性(コースティングモード)で走ります。信号が迫り、減速をしますと、回生システムで、バッテリーに減速エネルギーを還元。この一連の動作をディスプレイで確認しますと、実に緻密に制御している事が確認できました。
高速道路のETCレーンを潜り、アクセルをフロアまで踏みつけますと、3リッターV6直噴スーパーチャージャーエンジンの抜けの良いサウンドに、モーター独自の高周波のサウンドが混じり初めて耳にするサウンドです。
このような全開加速時には、「ブーストモード」となり、エンジン+モーターと相まって2380kgのヘビーウェイトなこのクルマを豪快に加速し、瞬く間に法が定めた上限まで到達します。巡航状態に入りますと、再びエンジンのみの走行となり、すぐに惰性走行となります。基本的に、エンジンとモーターのコラボ走行は、ここぞ!という加速時だけになりますが、エンジンのパワーが333psもあるため、いかなるシーンにおいて、“速いSUV”という印象でした。
ブレーキは、超が付くほど強力です。途中高速道路で、急にこのクルマの前方に割り込んできた悪質運転のトラックを避けるため、フルブレーキを踏みましたが、2380kgのボディを余裕をもって速度を削る事が出来ます。ブレーキを見ると納得。ポルシェ「カイエン」と基本的に同じブレーキキャリパーは、同社唯一のフロント6ピストン、リア4ピストンというもので、表に刻印は無いものの、ポルシェ同様、イタリアの名門、「ブレンボ」社製を採用しています。街中では、少々オーバーサーボ気味で、“カックンブレーキ”になる事もあります。
【乗り心地】
全グレードにエアサスペンションを装着した「トゥアレグ」。このエアサスペンションは「NORMAL」のほか「COMFORT」と「SPORT」が選択できますが、非常にしなやかで、路面のダンピングをほとんど伝えないフラットな乗り心地が特徴。乗り心地は上質なサルーンといった趣です。
「SPORT」を選択すれば、1945mmというデカイクルマとは思えない程、ヒラリヒラリとコーナーをクリア。SUVにありがちな、ロールやピッチングは、見事に押さえ込まれ、ハイパワースポーツカーも追い回せます。
【まとめ】
車両価格は、898万円ですが、これだけの最先端マシンとしては、リーズナブルといえます。
10.15モード燃費は驚きの13.8km/l。そのため自動車取得税、自動車重量税は100%免税となります。
参考になった7人
「トゥアレグ 2011年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2013年7月22日 10:38 | ||
| 2013年3月5日 08:14 | ||
| 2011年6月23日 00:48 | ||
| 2011年2月16日 00:12 |
トゥアレグの中古車 (全2モデル/8物件)
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4
高山正寛 さん
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