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『浮き彫りになった初代「ニュービートル」の魅力。』 フォルクスワーゲン ニュービートル 1999年モデル 外川 信太郎さんのレビュー・評価
ニュービートルの新車
新車価格: 229〜324 万円 1999年9月1日発売〜2010年12月販売終了
中古車価格: 26〜235 万円 (141物件) ニュービートル 1999年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > フォルクスワーゲン > ニュービートル 1999年モデル > LZ
プロフィール神奈川県藤沢市生まれ、現在茅ヶ崎市在住の湘南中年。少年期に5年間イギリス・ロンドン、スコットランド・エディンバラに在住していた事から、欧州車に興味を抱いたきっかけになった。慶応義塾大学卒業後、出版社に入社。輸入車専門誌にて執筆、編集を担当…続きを読む
2013年5月15日 14:50 [596060-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 3 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 無評価 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
最新型の「ザ・ビートル」には、「カブリオレ」も含め、度々、取材で乗りましたが、未だに多く見かける初代「ニュービートル」。同車のオーナーに聞きますと、「やはりこの可愛らしさがたまらない。」「ザ・ビートルは、ちょっと大きすぎる。」といった声が聞かれました。
改めて初代の魅力がわかってきた今、「ニュービートル」最終モデルを以前メーカーの広報車両を借用した際のレビューを2013年の目線で記したく思います。
「ニュービートル」の最終モデルは、1.6Lエンジン搭載の「ニュービートルEZ」そして、2.0Lエンジン搭載の「ニュービートル」、スライディングルーフに本革シートを装備した豪華版「ニュービートルLZ」の3タイプでした。今回レビューを行うモデルは、フラッグシップモデルの「LZ」です。
最高出力116ps、最大トルク17.5kg-mというスペックは、2.0Lエンジンとしては平凡。トルクコンバーター式オートマチックトランスミッションをドライブレンジにセレクトし、信号で停車しているような場面での振動は、ほとんど感じる事はありません。
市街地では、スペック以上にゆとりがあり、十分な低速トルクのおかげで、滑らかに速度を持ち上げてくれます。時速100キロあたりまでの加速なら、まったくもって不満はありません。
最新の「ザ・ビートル」は、ワイド&ローボディで、男のクルマ的要素も加わりましたが、「ニュービートル」に乗るといつも感じることがあります。それは、なぜか気持ちが、とても穏やかになります。高速で、後ろから煽られようが、幹線道路で軽自動車に抜かれようが、そんなことは、お構いなし。マイペースを保ったまま、自然と“ホンワカドライブ”になっているから不思議なのです。
オートマチックは、今では考えられない4速AT。街中を、転がしている限り、シフトショックは皆無で、快適ですが、高速道路では、時速100キロ巡航時で2950回転も回ります。しかも、この速度域では、キックダウンが起こらず、追い越しでは、ストロークの短い、T型レバーを3速に落とす必要があります。これが、2速との間隔が狭く、誤って2速まで落としてしまうこともしばしばありました。
最も、気に入ったのは、意外にもステアリングフィールでした。マイナーチェンジ前のモデルでは、やや腰高感のあるコーナリングと、ステアリングの中立付近でのレスポンスのダルさが気になりましたが、マイナーチェンジにて改良。上りのワインディングでは、さすがにパワー不足を感じる場面もありますが、下りでは、ファニーなルックスからは想像もつかないほど安定した挙動で、コーナーをクリアし、クイックになったステアリングレシオと相まり、意外なほど、速いペースで走り抜けることができました。
「ニュービートル」のインテリアは、エクステリア同様、とてもファニーです。しかし、ダッシュボードの奥行きが深く、シートに腰を下ろした状態では、最前部に手が届かないほど長い。また、四本のタイヤを包むフェンダーは、大きく張り出しており、車両間隔を把握するには、やや慣れを要するといえます。
各種、スイッチ類のロジックは非常にシンプルで扱いやすいもの。ナイトイルミネーションは、現行モデルでは、視認性重視により、ホワイト&レッドになってしまいましたが、「ニュービートル」は、コバルトブルー&レッドで照らされ、ナイトドライブを演出する雰囲気は満点です。
省燃費性、走行性能など全ての面で最新の「ザ・ビートル」が勝っていますが、キュートで、日本国内でちょうどいいサイズという点では、「ニュービートル」に軍配があがります。
日本国内でも、大変人気を博したクルマだけの事はあり、中古市場でも、多くの車種が出回っています。お気に入りの一台を探す事もそう難しくはありません。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった7人
「ニュービートル 1999年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2023年9月23日 06:09 | ||
| 2023年2月12日 01:08 | ||
| 2022年9月3日 19:52 | ||
| 2017年10月26日 06:30 | ||
| 2017年9月10日 17:01 | ||
| 2016年8月26日 20:00 | ||
| 2013年12月22日 23:34 | ||
| 2013年5月15日 14:50 | ||
| 2012年4月18日 11:53 |
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