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『ポルシェ初のハイブリッドカーは、2代目で更に進化。』 ポルシェ カイエン 2010年モデル 外川 信太郎さんのレビュー・評価
カイエン 2010年モデル
78
カイエンの新車
新車価格: 748〜2273 万円 2010年3月1日発売〜2018年12月販売終了
中古車価格: 108〜747 万円 (165物件) カイエン 2010年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > ポルシェ > カイエン 2010年モデル
プロフィール神奈川県藤沢市生まれ、現在茅ヶ崎市在住の湘南中年。少年期に5年間イギリス・ロンドン、スコットランド・エディンバラに在住していた事から、欧州車に興味を抱いたきっかけになった。慶応義塾大学卒業後、出版社に入社。輸入車専門誌にて執筆、編集を担当…続きを読む
2013年7月1日 08:00 [606877-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
2代目となりよりポルシェらしくなったエクステリア。 |
全長4845mm×全幅1940mm×全高1710mmと堂々たるボディ。 |
曲面を多用し、ポルシェらしくなった2代目。灯火類はオールLED。 |
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PCCB(ポルシェセラミックコンポジットブレーキ)はオプション。 |
3リッターV型6気筒直噴ユニットに電気モーターが組み合わされる。 |
ポルシェの専売特許といった独自のコクピット。 |
2010年に2代目カイエンが登場し、同社パナメーラのような前衛的でダイナミックな顔付きに刷新。ハイブリッド仕様も「カイエンS ハイブリッド」として同じフェイスに進化しました。
メーカーの広報車両を借用し、ハイウェイとワインディングを走ってみました。
全長4845mm×全幅1940mm×全高1710mmと堂々たるエクステリアですが、2代目では、さらに尖がった顔となり、ポルシェの独創性、パフォーマンスを一目で見るものに理解できるスペシャリティ感を備えています。
これでもか!とLEDを多用した灯火類は、デイタイムライト、ポジションランプ、ターンシグナルと“電球”を光源としている部位は皆無です。
初代では、SUVチックだったヒップですが、2代目では、曲線を多用したポルシェテイストをふんだんに盛り込み灯火類にもこれまた数え切れない程のLEDをを搭載しています。
インテリアは、アイポイントが高いということを除けば、ポルシェそのもの。ハイブリッドカーである取材車でも、ポルシェ伝統の丸型5連メーターを配し、ドライバー正面にはレブカウンターが鎮座しています。その横にはデジタルとアナログの融合でフルカラーTFTディスプレイを搭載し、エネルギーの状態を一目で確認出来ます。
センターコンソールの工芸品のようなスイッチ類や剛性感のある8速ティプトロニックのシフトレバーなど、他には真似の出来ない世界が存在しています。
シートには、フルレザーの8ウェイ電動調整機能を内蔵。快適性を重視し、圧迫感を乗り手に与えない程度のホールド性を確保しています。このシートは、「コンフォートシート」と呼ばれ、ベースモデルのカイエン/カイエンS/カイエンSハイブリッドの専用装備です。
ポルシェそのもののコクピットに腰を下ろし、少しだけアクセルに足を乗せてみました。キャビンには、内燃機関の音は皆無で、無音のまま滑り出しました。レブカウンターを見るとエンジンは目覚めておらず、1000rpm表示の下の「READY」に指針が固定。さらにアクセルを踏み込むとアウディから供給された3リッターV型6気筒直噴ユニットがいつの間にか目を覚まし、最高出力333ps、最大トルク440Nmとこれだけでも十分パワフルなエンジンと47psを発揮する電気モーターが同調し、システム総合出力380ps、最大トルク580NmとV8モデル並のパワーを発揮します。
カイエンSハイブリッドの車重は2350kgとシリーズ中で最も重いのですが、0-100km/h発進加速6.5秒、最高速度242km/hとポルシェを名乗るには十分過ぎる動力性能を有しています。
市街地走行では、頻繁にエンジンを停止させ、レブカウンターの指針がストンと「READY」の位置に落ち、電気モーターによる走行を行います。この動作も非常にスムーズでカラーディスプレイを確認しないと、気が付かないレベル。
試乗コースはハイウェイとワインディングが中心のため、主役はエンジンとなります。アクセルを底まで踏みつけますと総合出力380psが発揮され、最大トルク580Nmと相まって、2350kgというヘビーウェイトボディを猛進させます。しかし、キャビンでの静粛性は非常に高く、3リッターV型6気筒直噴ユニットが遠くで唸る程度に抑えられ、あくまで、カイエンSハイブリッドは、ポルシェのコンフォートカーであることがわかります。
しかし、その静粛性と高いアイポイントが、速度感覚を麻痺させ、安楽にハイウェイを流していると、この巨大なクルマが、日本離れした速度に達していることもしばしば・・・。あわててアクセルから足を浮かすと、なんとエンジンストップ。時速156km/hまでは、「セーリングモード」と名付けられたコースティング機構が働き、内燃機関と電気モーターからのフリクションロスから解放されます。
ポルシェのようなクルマですと、追い越し車線をハイスピードで走る事も多い。しかし、車両変更の確認を怠ったクルマが突然、目の前に表れる事も。筆者も2350kgというベビー級のこのクルマで流していると、突然リッターカーが目の前に飛び込んできた。ペダルの底までブレーキを踏み付けると、パラシュートでも開いたかのようにガツンと減速。取材車にはオプションのPCCB(ポルシェセラミックコンポジットブレーキ)が装備されていたため、余裕をもって減速する事が出来ました。
箱根のワインディングでも、SUVとは思えない軽くクイックなステアリングを武器に、右に左へとヒラリヒラリとコーナーをクリアしていく。強力無比なPCCB(ポルシェセラミックコンポジットブレーキ)も武器となり、クルマとの一体感はやはりポルシェです。
この価格帯のクルマを購入するカスタマーにハイブリッドが必要か?とも思えてしまいますが、環境問題も含め総合出力380ps、2t超のSUVが10km/Lを超える燃費を叩きだすことが今回の試乗で一番驚きました。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった12人
「カイエン 2010年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2021年1月16日 19:42 | ||
| 2020年11月26日 10:34 | ||
| 2018年7月3日 21:40 | ||
| 2017年10月18日 09:44 | ||
| 2017年6月15日 03:45 | ||
| 2017年4月11日 07:43 | ||
| 2016年1月27日 00:39 | ||
| 2015年8月28日 17:15 | ||
| 2014年11月21日 18:09 | ||
| 2014年10月5日 01:43 |
カイエンの中古車 (全3モデル/335物件)
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- 車両価格
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