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『BMW初のクリーンディーゼルは圧倒的な動力性能』 BMW X5 2007年モデル 松下宏さんのレビュー・評価
X5 2007年モデル
102
X5の新車
新車価格: 758〜1045 万円 2007年6月1日発売〜2013年10月販売終了
中古車価格: 65〜241 万円 (10物件) X5 2007年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > BMW > X5 2007年モデル > xDrive35d BluePerformance
プロフィール1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者などを経て自動車評論家として独立。クルマそのものより、クルマとクルマに関係する経済的な話題に詳しい評論家を自負するとともに、安全性の追求についても一家言を持つ。クルマ雑誌各誌…続きを読む
2012年5月18日 02:56 [505925-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 3 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 2 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
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BMWがSAV(スポーツ・アクティビティー・ビークル)と呼ぶSUVの中で上級モデルに位置するX5は、2007年6月に現行モデルが発売され、2010年5月に改良を受けた。そして2012年1月にはBMWとして初のクリーンディーゼルを搭載したxDrive35dブルーパフォーマンスを追加した。
パンパシフィック横浜ベイ東急ホテルをベースに開催されたメディア向け試乗会に出席し、BMWが用意した試乗車で観音崎まで往復するなど、テストドライブを行った。
ディーゼルはヨーロッパでは主流といえるくらいに普及が進んでいるが、日本ではユーザーの理解がないためか、あるいはメーカーの商品ラインナップがないため、なかなか普及が進まなかった。
日本ではここにてきて、エクストレイルに始まり、メルセデス・ベンツのEクラスやMクラス、パジェロ、CX-5など、だんだんにクリーンディーゼル搭載車の商品ラインナップが増えており、BMWもこの市場に参入することになった。まずは、ディーゼルとの適合性の高いSUVから始めたが、今後は3シリーズなど主力乗用車にも搭載するという。
搭載エンジンは直列6気筒3.0Lで、コモンレール直噴仕様+インタークーラー付きツインパワーターボなどによって180kW(255ps)/540N・mのパワー&トルクを発生する。X5は大型のSUVなので車両重量も2220kgと重いが、この動力性能があれば重量は問題ではない。何しろガソリン車でいえば、V型8気筒5.5Lエンジン並みのトルクを持つからだ。
環境性能については、尿素を噴射して排気ガス中のNOx(窒素酸化物)を大幅に低減するSCR(選択触媒還元)システムや、排気ガス中のPM(粒子状物質)をフィルターに吸着して燃焼・除去するDPF(粒子状物質除去フィルター)などによって、世界で最も厳しいとされる日本のポスト新長期規制をクリアした。
運転席に乗り込み、エンジンを始動させて走り出しても、普通に走っているとガソリンだかディーゼルだか分からないくらいだ。クルマの外にいてアイドリング状態の音を聞くとディーゼル特有の音が聞こえるが、防音対策が施された室内にはエンジン音がほとんど入ってこない。騒音や振動のレベルは、ガソリン車に比べたらわずかに高いかなという程度だ。
アクセルを踏み込んだときの回転の上昇もまずまずスムーズで、これもレッドゾーンが5000回転から始まるタコメーターを見ないとディーゼルであることに気付かないくらいの感覚だ。
回転のスムーズさではマツダのCX-5に搭載される4気筒エンジンのほうがさらにスムーズな印象があったが、X5のディーゼルには6気筒エンジンとしてのスムーズさもあり、CX-5にも負けていない。
加速の力強さは前述の高トルクが示す通り。重量級のボディをぐいぐい加速させていく。1750回転との低回転域から最大トルクを発生するので、アクセルを軽く踏むだけで力強い加速が得られる。この余裕はとても気持ちが良い。トルクの太さに加えて8速ATと組み合わされることが、滑らかな加速を実現している。
乗り心地はかなり硬めというかしっかりした印象。標準仕様の19インチタイヤ装着車と、オプションのダイナミック・スポーツ・パッケージをオプション装着して20インチタイヤを履いた仕様の両方に試乗したが、乗り心地はどちらも硬かった。
強いていえば20インチタイヤに加えてサスペンションにもスポーツチューンが施されるオプション装着車のほうが硬めなのだが、19インチのランフラットタイヤも十分に硬い乗り心地であるからだ。
この硬さは高速道路でのレーンチェンジのときなどに高い安定性を発揮する。クルマがほとんどロールすることなく隣の車線に移れる感じで、正にフラットなライド感が味わえる。
839万円の車両本体価格は相当に高い設定で、ダイナミック・スポーツ・パッケージを装着したモデルはほかのオプションも含めて972万8000円の仕様になっていた。
ベース車の価格はガソリンの3.0Lターボに対して41万円高いが、タイヤが18インチから19インチになって、ヘッドアップディスプレーが標準で付く。クリーンディーゼルはエコカー減税で自動車取得税と自動車重量税が免税になるほか、クリーンディーゼル補助金が得られる。ここまでで最大57万円ほどのメリットが得られる。
さらに、ハイオク仕様のガソリン車とディーゼルの燃費の差がけっこう大きいので、経済性を考えたらディーゼルが断然有利になる。売れるX5の9割以上がディーゼルというヨーロッパのようにはならないにしても、日本でもディーゼルのほうが多く売れるようになるのではないか。
参考になった9人
「X5 2007年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2018年12月13日 16:59 | ||
| 2012年6月13日 21:48 | ||
| 2012年5月18日 02:56 | ||
| 2012年3月9日 12:41 |
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4
高山正寛 さん
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