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『横っ飛びハンドリング以外はドイツ的優等生』 アルファロメオ ジュリア 2017年モデル 天座澪一さんのレビュー・評価
ジュリアの新車
新車価格: 665〜1447 万円 2017年10月14日発売
中古車価格: 128〜2366 万円 (114物件) ジュリア 2017年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > アルファロメオ > ジュリア 2017年モデル > SUPER
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2025年8月5日 22:14 [1789475-2]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 2 |
| 価格 | 3 |
個人的に憧れていたアルファロメオだが、輸入車の購入が初めてなので通勤に使用するのも相まって、現代的な装備と安定性を持つジュリア2019年スーパー(アルファホワイト)をディーラー認定中古車で購入。
【エクステリア】デザイン的に初代ジュリアを彷彿させる部分はほぼない上に、現代的な衝突安全をクリアーするためボンネットが高く、従来のアルファより顔が大きく全体的に無難なデザイン。
発売当初はプロポーションがBMWに似すぎとさえ言われた。
せっかくならGTAくらい、エグい顔を標準にしてほしかったところ。
昔より塗装の質は向上しているものの、やはりまだムラや焼けなどが見受けられるしコーティング必須だと思う。
【インテリア】2000年代のアルファイメージであるメタル調のインパネとは異なり、曲線的なかつワイドなデザインでオーク材の木目パネルを配している。
ダッシュボード等も本革や人工皮革で覆われているため、べたつきは皆無だが革が熱で縮んだり、木目パネルが反って浮いてきたりする。
スーパーではナビ不搭載という割り切りで、特徴的な形状のエアコン吹き出し口に何とかスマホホルダーを設置し、ナビアプリを使っている。
スピーカーはHarman Kardon搭載で、1000万超えの超高級車でもない限りスピーカー基数や出力は他車に負けていないので、非常に素晴らしいサラウンドぶりを発揮する。
基本はAUXに繋いでいる(たまにすねて反応しなくなるがすぐ元に戻る)が、Bluetoothでも可。
ジュリアのエアコンは国産車に負けないくらい効くので、酷暑の日本で私がエアコンの効かないオールドアルファを回避した理由にもなっている。
冬はシートヒーター、ステアリングヒーターが補助してくれる。
【エンジン性能】ボディの静粛性が極めて高く、2リッター直噴ターボのマルチエアーエンジンはサウンドが殆ど聞こえてこないので従来のアルファ乗りは不満だと思う。
瞬時にレブリミットまで回るスムーズさは素晴らしいがそれでも音質が凡庸で高揚感は一切ない。
私は静かな車が好きなのでこれでもいいが、せめて音質にはこだわってほしかったところ。
DNAシステムのうち、ダイナミックは積極的にシフトアップ、ダウンを展開するがショックが大きめ(演出か?)で非常に気になるのが、25km/h付近でシフトダウンと再加速が重なってしまうシーンが多く、踏んでも全く加速してくれないので焦るシーンがあるのが難点。
アドバンストエフィシェンシーは燃料カットが強烈で、アクセルを離すと際限なくコロコロ減速もせず転がっていくクセ強エコモード。
【走行性能】マセラッティと部品を共用してまで1000億円でFRを復活させた、ジョルジョプラットフォーム。
カーボンシャフトやアルファリンクなどこだわりは多数。
高剛性ボディとも相まって、ドイツ車的な乗り味になっていてラテン味はかなり薄いが、ハンドリングだけとんでもなく曲がるイタ車の伝統が残っている。
下手すると直進はソーイングしながら走らないといけないくらいクイックで、真っ直ぐ走るのに気を遣う。
もっとも、全然曲がらなかったGMアルファ群よりはいいのかもしれないが。
【乗り心地】標準のピレリ・チントゥラートP7ランフラットはやはり硬めで、私はコンチネンタル、エクストリームコンタクトへ履き替え乗り心地が大幅に改善され、ロードノイズも低減された。
スポーツセダンとして見れば乗り心地はいいのだろうけど、正直に言うと私の前車BPレガシィのが脚はしなやかで粘り上質だった。
荒れた路面はゴトゴトとそれなりにゆすられる。
FRらしくロングホイールベースで、縦方向の安定性はあるのでピョコピョコすることはない。
【燃費】ダイナミックだとリッター7.5前後、ノーマルやアドバンストエフィシェンシーで8を超えるくらい。
渋滞の多い地域だと全く伸びないし、最近はトラックの台数が多くてまともに走ることもできない。
【価格】新車は高いが、中古は人気薄の為激安。
維持費は国産より高めだが、何せ本体が1年100万単位で値下がりしていくので絶対買いだと思う。
リセールを期待してはいけない。
エンジン音ではなくハーマンカードンサウンドに酔いしれながら、FRハンドリングを楽しみたい人はすぐにでも買うべき。
2年乗ったが故障はほぼ皆無で、バッテリーだけが難点。
2018年までの右ハンモデルはラジエーターの位置が熱を受ける配置になってしまっているので、狙い目は2019年モデル以降(自分で対策するなら初期モデルでも問題なし)。
【総評】ハンドリングが横っ飛び以外は突き抜けた個性がなく、優等生すぎるのでブッソーネやツインスパークみたいな刺激をジュリアに求めると肩透かしを食らう。
それがアルファロメオの人気の上がらない要因であるのも確かなのだけれど、車としては極めて優秀なので安いのであれば国産車買うより遥かに有意義なので、国産からグレードアップしたい子離れ世代におすすめしたい。
今まで1回もフェイスリフトされることなくモデル末期になってしまったのは、非常に残念である(ライトがLEDになったくらい)。
顔を変えたらもしや人気出るかもと期待していたので。
それでもアルファ最後の内燃機関なので、欲しい人は今のうち。
狙い目は200万切ったスーパー中古か、振り切ってビトゥルボ510馬力のクアドリフォリオ中古か。
- 乗車人数
- 1人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- 頻度
- 毎日
- 重視項目
- 高級感
- スポーティ
- 快適性
- レビュー対象車
- 中古車
参考になった16人(再レビュー後:8人)
2023年12月7日 05:04 [1789475-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 2 |
| 価格 | 3 |
20年前からアルファロメオに憧れていて、特に166が好きだったが、ようやく買えるようになった頃には残存する166が風前の灯(爆)。
そこでアルファロメオ最後の内燃モデルとなるジュリアに白羽の矢を立てた。
現代的な安全装備が自分に必要だったからである。
木目パネルのラグジュアリーグレードであるスーパー2018年モデルを中古で購入。
【エクステリア】アルファらしいある種の嫌悪感もないまぜにした、独特の雰囲気は薄れ気味。
指名買いしたくなるような過去のアルファロメオほどの熱狂性を持たない。
端的に言ってボンネットが高すぎるので、スタイリッシュに見えず平凡なプロポーションに思えてしまう。
それでも日本車にはない微妙に抑揚をつけたラインはコストよりデザインが勝っている証左であり、実車を見ると感じるリアのボリュームは美尻感満載でセクシーである。
【インテリア】オーク材の木目パネルは高級感あるが、運転席側に配置がないのでドライバーがあまり実感出来ない上、めくれて浮き上がってきたりする。
総革のダッシュボードも熱で革が縮みこれまためくれてくるという不具合があるので、定期的な交換をするか、我慢して乗るしかない。
とはいえ樹脂パネルがベタベタすることもないし、車内全体がつるつるしているせいか埃が積もりにくいのはとてもよい。
マルチディスプレイはナビ不搭載になり、AppleCarPlayかAndroidAutoの接続となるが、個人的にはぶっちゃけそれも必要ない。
普通にスマホナビを使えば事足りる。
インテリアで良いと思ったのがセンターコンソール。
かなり高い位置にあるのだが、これが目線移動など少なく扱いやすいし、FRのセンタートンネルが這っているのを逆手に取ったいいデザインだと思う。
スピーカーはHarman Kardonの12スピーカー搭載で、Bluetooth接続だと音質はイマイチだが、AUX接続なら重低音かつサラウンドが効いていて素晴らしい。
バスブーストをMAXにすると音が割れるのは残念だが。
【エンジン性能】2リッター直噴ターボのマルチエアーエンジンはボディの静粛性と相まって、極めて静か。
回せば音は鳴るが、フラットな特性で高揚感は薄く特に目立つ存在ではない。
尤も、ジュリアをプレミアムセダンとして捉えるならこの方向性は合っていると言える。
ラテン味やスポーツセダンとして捉えるならば、物足りなさを感じてしまう。
DNAシステムのうち、ノーマルとアドバンストエフィシェンシーは出足がもっさりし過ぎている上、燃費も大差ないので常時ダイナミックでよい。
【走行性能】マセラッティと部品を共用してまで復活させたアルファのFR、ジョルジョプラットフォーム。
車重の前後比率をほぼ50:50にして、カーボンプロペラシャフトまで採用するというこだわりぶり。
イタ車伝統の(?)横っ飛びハンドリングでバキバキ曲がる。
殆どロールしない足回り、更にはFRなのでアンダーは皆無で、フラットな体勢を維持しながら曲がるのは交差点が楽。
しかしなから流石にやりすぎで、プレミアム感を損なっている。
ボディ剛性はイタ車としてはとても高く、捻れたりビビったりすることはないが特別凄いとは感じない。
車格を考えた場合、ジュリアの方向性が正しいかは疑問で、実際後期モデルではハンドリングや足回りがマイルドな特性に変更されているとのことなので、そちらのが正解だと思う。
ZF製8速ATは結構ショックが大きく、極低速でもシフトチェンジするので渋滞時などにギクシャクしてしまい、CVTみたいな特性になってしまっている。
【乗り心地】ハンドリングはイタ車の味としても、揺すられたりピョコピョコ跳ねるバネはいただけない。
明らかにダンピング不足で、フラットに曲がることが至高だという現代的な思想は他のものを犠牲にしすぎている。
純正タイヤがピレリのチントゥラートP7ランフラットの為、ゴツゴツしているし静粛性も低く、ボディの遮音が効いているのにロードノイズが大きい。
路面の轍にハンドルを取られ、ボディが揺すられる様は操作性に影響を与える。
そこで、オールシーズンタイヤのコンチネンタル・エクストリームコンタクトに履き替えたところ、かなりそれらは緩和され、静粛性も高くなったのでオススメである。
スーパーは前後異形の為、タイヤを探すのが非常に難しく、わざわざ異形にしているのにリアのグリップや押し出し感をあまり感じないのは残念なところ。
【燃費】大体リッター7.5ほど。
元々燃費を気にする車ではないし、昔に比べたらこれでも遥かにマシかと。
【価格】新車は高いが、中古は人気薄の為激安。
36000kmの中古をトータル300万で買えるのは素晴らしい。
私の場合ディーラーで2年保証も付けたので、当面お金がかからないが故障もしないという、昔のイタ車では考えられない程の信頼性の高さ!
調査によればドイツプレミアム車より故障が少ないという結果なので、より気軽にイタ車を体験出来る環境にある。
ジュリアはタイミングチェーンなので、交換の必要もない。
但し、ネットでも多く挙がっているがバッテリーが最大の弱点で、何かと上がりがちなので私はアイストキャンセラーを導入しているし、AGMバッテリーにするなどして、なおかつACCの使用を極力控えるようにしないと簡単にご臨終となる。
いざという時の為に、ジャンプスターターは持っていた方がいい。
【総評】走行性能に疑問は残るし、昔のアルファのような毒気もなくなってしまっているが、それでもアルファロメオのバッジを見る度所有欲が満たされる思いである。
アルファロメオは過去ではエンジンが熱く語られるメーカーであり、今後はデザインと電動化による高級感で生き残りをかけていくと思われる。
ジュリアはその過渡期でどちらとも言い難い出来になってしまった為、人気は低迷してしまったがアルファ最後の内燃モデルとして、歴史には残る車種となっている。
GTA顔が標準だったら、もっと人気が出たかもしれないのだが。
今後展開される、電気アルファロメオが個人的に楽しみではある。
- 乗車人数
- 1人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- 頻度
- 毎日
- 重視項目
- 高級感
- スポーティ
- 快適性
- レビュー対象車
- 中古車
参考になった8人
「ジュリア 2017年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2025年8月5日 22:14 | ||
| 2024年8月28日 09:17 | ||
| 2023年12月19日 20:42 | ||
| 2022年11月28日 15:19 | ||
| 2021年5月17日 18:10 | ||
| 2021年1月2日 23:25 | ||
| 2020年12月16日 09:47 | ||
| 2020年11月6日 13:33 | ||
| 2020年4月18日 06:45 | ||
| 2019年10月17日 22:50 |
ジュリアの中古車 (118物件)
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- 支払総額
- 299.8万円
- 車両価格
- 292.8万円
- 諸費用
- 7.0万円
- 年式
- 2020年
- 走行距離
- 3.0万km
-
- 支払総額
- 377.6万円
- 車両価格
- 359.9万円
- 諸費用
- 17.7万円
- 年式
- 2020年
- 走行距離
- 3.2万km
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- 支払総額
- 184.2万円
- 車両価格
- 168.0万円
- 諸費用
- 16.2万円
- 年式
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- 走行距離
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- 支払総額
- 395.2万円
- 車両価格
- 379.8万円
- 諸費用
- 15.4万円
- 年式
- 2021年
- 走行距離
- 1.2万km
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