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『検知精度が向上!パナの最上位炊飯器「ビストロ」の2025年モデル』 パナソニック ビストロ SR-X910D-K [ブラック] 神野恵美さんのレビュー・評価
ビストロ SR-X910D-K [ブラック]
- 「Wおどり炊き」を搭載し、爆発的な沸騰力で1粒1粒に熱を伝えきり、お米本来の旨みを引き出す可変圧力IHジャー炊飯器(5.5合)。
- 「ビストロ匠技AI」により、炊飯中のお米の状態に合わせてリアルタイムで最適な炊き方に調整し、おまかせで甘み豊かなふっくらごはんに炊き上がる。
- かため・やわらか・もちもちなど、13通りの食感を選べる。「うるおいキープ保温」(30時間)により、保温してもごはんのおいしさを保つ。
ビストロ SR-X910D-K [ブラック]パナソニック
最安価格(税込):¥90,000
(前週比:-2,000円↓
)
7日前の最安価格との対比
発売日:2025年 9月 1日
『検知精度が向上!パナの最上位炊飯器「ビストロ」の2025年モデル』 神野恵美さん のレビュー・評価
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プロフィールライター・編集者。家電評論家。ウェルビーイング研究家/プランナー/プロデューサー。
書籍編集者、雑誌記者・編集者を経て、2004年にセミリタイアと称して渡仏。以降、現地にて言語を学ぶ傍ら、フリーランスで日本のメディア向けの取材活動、…続きを読む
2025年11月1日 08:46 [1993239-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 使いやすさ | 4 |
| 炊き上がり | 4 |
| サイズ | 4 |
| 手入れのしやすさ | 4 |
| 機能・メニュー | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
操作部。非タッチパネルのモノクロだが、イラストの表示も可能な高精細な液晶を採用 |
釜厚約2.2ミリの薄くて軽いアルミ・ステンレス製の内釜 |
内部構造 |
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側面に「リアルタイム赤外線センサー」が追加された |
ワンタッチで着脱可能な内ふた。食洗機にも対応 |
炊き上がりの白米 |
パナソニックのIH圧力炊飯器2025年フラッグシップモデル。7月中旬に行われた先行試食会でチェック後、実機をお借りして3週間ほど試用した。
5.5合炊きのモデルで、幅28.6×奥行30×高さ22.9センチの本体サイズ。
2023年に「ビストロ」シリーズとして刷新されたパナソニックのIH圧力炊飯器。独自の圧力技術による急減圧とIH技術の高速交互対流によって、その名のとおり、米粒を躍らせて炊く「Wおどり炊き」と呼ぶ従来からの炊飯方式に加えて、「ビストロ匠技AI」と呼ぶ、お米の状態を検知してAIが約9,600通りの中から最適な火加減・圧力加減を選択する高度な制御技術を採用している。
新モデルでは、鍋底にある従来のセンサーに加えて、本体側面に「リアルタイム赤外線センサー」を新搭載。これにより、「ビストロ匠技AI」の精度が向上し、従来機よりも約8%お米の甘みを引き出すことが可能になったとしている。また、含水率が低下しているとされる、精米から時間が経過した状態の古米も状態よく炊き上げられるとのこと。
体験会では従来モデルとの違いや、備蓄米の炊飯試食も行われたが、確かにどれも質が向上していた。ただ、お米の種類や状態、さらに食味に関しては個人の好みの差があり、一概に比較するのは難しい。
そこで実機を借りて、自宅にある他の炊飯器で、自宅で我が家のレギュラーのお米やコンビニで購入した備蓄米で炊き比べを行ってみた。
結果、本製品が秀でていると思ったのは、安定した炊き上がり。どのような状態でも多少水加減がアバウトでも毎回、ブレることがなく、同じような炊き上がりを維持していた。条件が変わっても炊飯器が定めた最も最適な炊き上がりの品質に仕上げるため、変化が少ない。そのぶん、お米が持つ個性は失われているようにも感じたが、「銘柄炊き分け」機能もあり、登録されている品種なら、その品種に合わせたベストな状態に炊き上げてくれ、異なる味わいを楽しめる。
炊飯メニューは大きく分けて「ビストロ炊飯」と「銘柄炊き分け」がある。それ以外にも「カレー用」「すし」といったメニューもあるが、銘柄米は「銘柄炊き分け」で炊いたほうが美味しかった。
「銘柄炊き分け」メニューも3段階で食感を設定できるので、おかずに応じた炊き分けはできる。
反対に「ビストロ炊飯」は、ふつうの他に、かため、やわらか、もちもち、しゃっきりを選択でき、それぞれに度合いを3段階で設定できるので、全体で13通りの炊き方を設定できる。銘柄米に設定されていないお米やブレンド米などは「ビストロ炊飯」にお任せして、好みに応じて炊き方をチューニングしていけばよい。
内釜は「ダイヤモンド竃釜」を採用。アルミ・ステンレスの素材に”遠赤ダイヤモンドプレミアムコート”を施し、蓄熱性などを高めたもので、薄くて軽いので扱いやすい。
保温機能は、保温中のごはんの残量を細かく検知し、残量に応じて適切に火加減をコントロールし、ごはんの乾燥と変色を抑える「うるおいキープ保温」を搭載。最大保温推奨時間が従来の24時間から30時間に延長されている。
毎回お手入れが必要なパーツは内釜と内ふたの2点。内ふたは食洗機にも対応している。
重量6.8キロ。本体にハンドルを備えていないため、キッチンと食卓を移動させたりするのにはあまり向かず、炊飯器コーナーに据え置くのがよい。ふたを開けた時の高さは44.5センチで蒸気口からは水滴が少し付く程度で蒸気はほぼ発生しない。
丸いお櫃のような形状で見た目は大きく感じられるが、内釜と本体の間にデッドスペースがないため、意外に設置性は悪くない。ただし、コードを巻き取ったり、着脱したりはできないため、ちょっと邪魔になる。
操作部はモノクロの液晶を採用。高精細だが、タッチパネル式ではなく、ボタンは別にある。文字は見やすいが、メニューを選択したり設定する際にページ送りをしなければならないのがちょっと面倒に感じることもあり、ユーザーでカスタマイズできる機能があるとありがたかった。
お米が主食の日本の大手メーカーが手掛ける、10万円クラスの炊飯器。炊き上がったご飯がおいしくないわけはない。73もの銘柄の炊き分け機能に加えて、高度なセンシング、AIによる最先端のテクノロジーによる高度な炊飯技術を体験できる。パナソニックの「ビストロ」シリーズの他の製品との統一されたスタイリッシュなデザインも好印象で、ビストロファンなら揃えたくなるだろう。
参考になった2人
「ビストロ SR-X910D-K [ブラック]」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2025年11月1日 08:46 | ||
| 2025年9月30日 17:08 | ||
| 2025年9月26日 11:03 |
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