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『新旧比較。『基本の完成度が高いだけに納得いかねぇ〜!』』 ホンダ N-BOX カスタム 2023年モデル HISASHI-880さんのレビュー・評価
N-BOX カスタムの新車
新車価格: 192〜247 万円 2023年10月6日発売
自動車(本体) > ホンダ > N-BOX カスタム 2023年モデル > ターボ
よく投稿するカテゴリ
2024年12月30日 19:00 [1825654-4]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 2 |
|---|---|
| インテリア | 2 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 3 |
妻の新型N-BOXカスタム・ターボが納車されて年が明ければ半年になります。
少し早いですが先日半年点検(走行7,500km)を受けました。
これまで妻の視点で「試乗編」「購入編」のレビューを書きましたが、今回は先代モデル所有の私の視点で書きます。
最初に誤解が無いように書きますが、新型は、乗れば乗る程に基本は素晴らしい車だと思います。
しかし、旧型と比較して室内の収納や機能が劣るだけでなく外観も含め目に見えるコストダウンを感じます。
最初購入は無いと思いましたが、他車と比較し試乗を重ねて先進安全装備(下記記載)を筆頭に純正ナビの動作確認でこれまでどおりSD (512GB)やTypeCのSSD(1TB)が使用可能だった事が妻の決め手になりました。
新たな不満点も有りますが、買って判る良さも有りましたが、CMコピーの「磨き上げて鍛え上げた」を素直に納得できない自分がいます。
以下は、項目別レビューです。
<項目別評価に無い装備について>
【マルチビューカメラシステム&9インチ純正ナビ】・・・1点
妻は、仕事で旧市街地の狭い道を通る機会が多く低速走行で死角が確認できる「マルチビューカメラ」が試乗で絶対条件となり純正ナビ装着が必須となりました。
試乗車でSSDやSDの動作(認識)確認はしましたが、私も妻もこれまでAftermarketナビ(KENWOOD・彩速ナビ)のメディアプレイヤーの機能が当たり前だと思っていたため純正ナビの酷さに納車直後から嫌気がさしています。
マルチビューカメラは、期待どおりでも常用するメディアプレイヤーの機能が想定以上に酷いため妻もこの点は、後悔しています。
以下は、『メディアプレイヤー』としての欠点(彩速ナビと比較)です。
×始動からの起動(表示&再生)が遅く起動後の動作も遅い。
×ステアリングスイッチよりタッチパネル操作が多く手応えも反応も悪い。
×デバイス切替のステアリングスイッチの廃止。【タッチパネルは、面倒で危ない】
×動画ファイルがフルハイビジョン以上に非対応。
×USB&SDのフォルダー表示が複数階層に非対応で展開も遅くファイルの選択がし辛い。
×物理ボタンでの早送りや戻し機能が無くタッチ操作でも曲の聴きたい位置指定が不可。
CMコピーの「磨き上げた」のカケラも感じらない駄機です。
【ACC(アダプティブクルーズコントロール)+レーンキープ】・・・5点
新型は、ミリ波レーダーが廃止されカメラだけで制御する方式となり試乗時に少し不安でしたが、先代よりも進化を感じました。
妻も検討した他車よりもこの機能を気に入って使いこなす努力をしています。
HONDAセンシングを他社と違って全モデル標準装備にしてきた実績の積み重ねの成果であり「鍛え上げた」に納得です。
以下は、通常の項目別の評価です。
【エクステリア】・・・2点
バンパーの一部無塗装は、品質低下で劣化が心配です。
前はまだ良いとしてリアデザインは、初代から続くN-BOXの個性が無くなり今でも遠目だとタントと区別がつきません。※特に黒色
先代比べてもカスタムのボディ色が少なくマルチビューカメラを選択すると6色に限定されます。
CMコピーの「磨き上げた」を感じないため2点です。
【インテリア】・・・2点
先代と比べてティッシュボックスの置き場にも困り「収納性」「機能性」は、確実に退化しました。
USB充電端子の位置も悪く数も減ってカバーも省かれ剥き出しです。
デザインも良く言って「シンプル」ですが、前席収納式カップホルダーも無くなり「削り倒した」が実感です。
シートバックテーブルは、我が家では不要です。
「鍛え上げた」も「磨き上げた」も感じられず2点です。
【エンジン性能】・・・5点
新旧ターボを比べて新型の発進加速は、スムーズです。
6年経過の先代と比べてエンジン音も静かで「鍛え上げた」を感じるため5点です。
【走行性能】・・・5点
先代から良かった車体剛性の決定的な差を感じられませんが、足回りが6年乗った先代より「鍛え上げた」と思えるため5点です。
【乗り心地】・・・5点
6年乗った先代の経年劣化を考慮しても新型は、しなやかさを感じられます。
画像のパフォーマンスダンパーを1か月点検で装着してから更に良くなった感じです。
特に拘りが有る静粛性は、先代も含めクラスを超えた優秀な車だと思います。
試乗で新旧同レベルに感じましたが、納車されてから新型の方が静かだと思いました。
見えない部分のボディ剛性が増して「鍛え上げた」を感じられるため5点です。
【燃費】・・・4点
納車後3か月は、猛暑のエアコン使用で実燃費16km/L前後(カタログ値:20.3km/L)と真夏の燃費として先代より若干良いと思えましたが、秋以降の燃費が意外と伸びません。
最近の実燃費は、17km/L前後になります。
私の先代の6年半のトータル燃費(18km/L)と比べて若干悪い印象が有るため4点です。
【価格】・・・3点
車体構成の基本部分は、先代より良くなりましたが、見える部分のコストダウンの不満が払拭できません。
純正ナビのメディアプレイヤー機能のショボさや操作性の酷さと反応速度の遅さは、価格に合っていません。
純正ナビ連動ドラレコも設定に疑問が有りますが、SDカードが限定され既存SDが使用(フォーマット)不可で囲い込みが酷過ぎます。
ナビやドラレコは、もっとAftermarket品を見習うべきです。
HONDAコネクトも必要性を感じません。
進化した部分を考慮しても新旧の本体価格差は高額と思えるため3点です。
【総評】・・・4点
私がこの新型に乗り換えるならば「マルチビューカメラ」は、選択せず「Aftermarketナビ(彩速ナビorストラーダ)」にしたとしても4点です。
5点と出来ないのは、繰り返しになりますが、素人目線でもコストダウンだと判る不満が解消出来ないためです。
CMコピーの「鍛え上げた」は納得できても「磨き上げた」は、『偽りだ』と言いたいです。
それ故にモヤモヤした気持ちが、表題の『納得いかねぇ〜!』になりました。
- 比較製品
- ホンダ > N-BOX カスタム 2017年モデル
- 乗車人数
- 2人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- 買い物
- 仕事用
- 頻度
- 毎日
- 重視項目
- 快適性
- その他
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2024年7月
- 購入地域
- 富山県
- 新車価格
- 204万円
- 本体値引き額
- 10万円
- オプション値引き額
- 25万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった245人(再レビュー後:48人)
2024年8月18日 15:37 [1825654-3]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 3 |
|---|---|
| インテリア | 2 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 4 |
2024年3月からの妻の乗換の検討を始め5月末に契約し、7月に納車されて1か月が経過(約1,400km走行)しました。
先に掲載した試乗レビューでは、所有の先代モデルと比べて使い勝手も含めてコストダウンが目に付きN-BOXの乗換は無いと思っていましたが、まさかの結果です。
妻は、今回自分で決めて購入すると宣言して納得するまで何度も対象車種(スペーシア、ルークス、キャンパス)の試乗を繰返しました。
当初は、「4WDターボ」「スライドドア」「使い勝手」「乗降性」「外観・内装デザイン等」を条件にしていましたが、試乗を重ねるうちに『先進安全装備』に妻が目覚め結果として当初から不満点が有った『N-BOX』に決断されました。
お互いの年齢を考えれば先進安全装備は、重要な選定要素です。
4WDについては、途中から購入条件から外れFFで購入しました。
長年音楽ソースとして使用していたSDカードやUSBメモリーが純正ナビで使用可能な事も決め手になりましたが、納車後オーディオ機能の悪さに日が経つにつれ不満点になっています。
以下は、妻の視点(私の補足含む)で他車と比較して購入に至ったレビューです。
他車を含めて全てターボ車で商談をしました。
<項目別評価に無い先進安全性装備について>
【マルチビューカメラシステム等】・・・4点
スペーシアを試乗した際に前方や側面等に「人」や「障害物」をセンサーが検知するとナビ画面が自動でカメラ映像に切り替わる機能に妻が感動しました。
この装備により妻の選定基準の概念が一気に激変しました。
※妻の評価順 1. スペーシア>2. N-BOX>3. ルークス>4. キャンパス
【ACC(アダプティブクルーズコントロール)+レーンキープ+その他先進技術】・・・5点
試乗を重ねてACCの「先進安全技術」の有効性についても妻が気づきました。
N-BOXとキャンパスは、最後に長時間試乗することが出来ました。
本命だったキャンパスが他車と比べてこの機能が一番ギクシャクした動作だったため脱落しました。
この機能(HONDAセンシング)が全車標準装備で長年の実績の蓄積が生かされて動作に違和(不安)感が少なかったN-BOXに決定した最大の理由です。
※妻の評価順 1. N-BOX>2.ルークス>3.スペーシア>4.キャンパス
以下は、本来の項目別の評価です。
【エクステリア】・・・3点
外観のデザインより「色」の選択肢が他車より一番少ないことが不満で3点です。
更に「マルチビューカメラシステム」を選択すると6色に限られ仕方なく「白」にしました。
※妻の評価順 1.キャンパス>2.ルークス>3.スペーシア>4.N-BOX
【インテリア】・・・2点
先代所有の私から見ても妻の不満点である「収納性」「機能性」は、退化したと思います。
お仕着せのシートバックテーブルは、不要です。
妻が特に拘った「収納性(ティッシュボックス&タオル置場)」は、サンシェード内蔵大型コンソールを追加し妥協して2点です。
よくこんな使い勝手の退化をHONDA経営陣が承認したなと今でも思います。
※妻の評価順 1.ルークス>2.スペーシア>3.キャンパス>4. N-BOX
【エンジン性能】・・・4点
軽ターボの動力性は、各車差はありません。
発進加速等のエンジン音が煩く感じるかの差になります。
キャンパスを除き各車ほぼ同レベルですが、HONDA車に慣れているせいか合格として4点です。
ルークスとスペーシアのマイルドハイブリッドの効果が判らないため評価外です。
※妻の評価順 1.N-BOX>2.ルークス>3.スペーシア>4.キャンパス
【走行性能】・・・4点
キャンパスを除きスーパーハイトワゴンは、どれも右左折でのロールを感じますが、決定的な差も無く妻の印象により下記の順となりました。
キャンパスの足回りが候補の中で一番ゴツゴツ感がありました。
新型N-BOXは、合格の4点です。
※妻の評価順 「N-BOX=ルークス=スペーシア」>キャンパス
【乗り心地】・・・5点
お互いの印象で、キャンパスの段差を過ぎた時のショックが一番大きかった事と私が重視している静粛性で妻もキャンパスが煩さかったそうです。
下記の順位は、妻の試乗時に助手席の担当者の説明が聞こえ易かったかです。
何度も試乗を重ねて静粛性は、新型N-BOXが一番優れていると思えたため5点です。
※妻の評価順 1.N-BOX>2.ルークス>3.スペーシア>4.キャンパス
【燃費】・・・4点
納車後、約1か月の実燃費は、約1,410km走行し15.95km/Lです。
ちなみに車載燃費計の誤差は、先代より少ないです。
カタログ値が20.3km/Lで妻の前車N-WGNカスタムの実燃費より劣りますがN-BOXの車重と真夏のエアコン使用を考慮して想定の範囲のため4点です。
【価格】・・・4点
オプションを含めた値引き下取り前の価格は、一番安いキャンパスを含め軽く300万円を超えました。
下記の順は、値引き・下取り後の購入(最終見積)額の低い順です。
※購入(見積)額順 1.キャンパス>2.N-BOX>3.ルークス>4.スペーシア
当初ルークスが一番高額でしたが、土壇場で大幅値引きと下取りを上乗せされてN-BOXに並ぶ金額が提示されました。
N-BOXは、最後にヘッドコンソールを追加して追い縋ったルークスより安く契約が出来ました。
購入条件は、やはり30年余り付き合いのあるディーラーさんですが、値段だけで決めたわけではないです。
高額ですが、先進安全性等に拘った結果として4点としました。
コストダウンが目に付いた車体価格と純正ナビが酷いため5点に出来ません。
【総評】・・・4点
冒頭で記述したとおり不満がありますが、最終的に妻が納得して契約し購入したため試乗時の3点から加点して4点です。
妻にとって不満点が、どれだけ妥協できるかで最後は決定しました。
5点に出来ないのは、旧型と比べて新型は先進安全性の装備以外大きく進化しておらず、コストダウンが目に付いたのと純正ナビのオーディオ機能が酷かったためです。
CMコピーの「細部まで鍛え上げて磨き上げて圧倒的な完成度」は、素直に納得できません。
- 比較製品
- スズキ > スペーシアカスタム
- 日産 > ルークス 2020年モデル
- ダイハツ > ムーヴ キャンバス 2022年モデル
- 乗車人数
- 2人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- 買い物
- 仕事用
- 頻度
- 毎日
- 重視項目
- 快適性
- その他
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2024年7月
- 購入地域
- 富山県
- 新車価格
- 204万円
- 本体値引き額
- 10万円
- オプション値引き額
- 25万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった72人
2024年4月7日 15:50 [1825654-2]
| 満足度 | 3 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 1 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 3 |
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|---|---|---|
1.妻の試乗で後席から撮影。 |
2.試乗車は画面角度が変更不可の9インチ純正ナビ装着車でした。 |
3.試乗車(手前)と奥が妻の8年弱乗っている初代N-WGNカスタムターボ。 |
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4.2代目N-BOXカスタムターボのメーターパネルの方が落ち着きます。 |
5.対抗馬に試乗したスペーシアカスタムターボ(予想外に良かったです。) |
6.N-oneプレミアムツアラーターボ4WD 古さを感じず、静粛性が良かったです。 |
<誤字脱字訂正&一部内容を修正して再レビュー>
妻の初代N-WGNカスタムターボが、もうすぐ丸8年経過します。
約9年前に急逝した義父の家業を妻が継いだ事により走行距離が11万kmを超えたため乗換の検討となりました。
下取額は、過走行で16万8千円減額されて14万円だそうです。
妻は、私の2代目N-BOXカスタムターボのスライドドアの利便性の魅力と仕事で雪道を安心して走れる4WDに乗換したいと希望しました。
これまでの乗換と違い妻が自分で購入すると言っているため車種決定には、私の意見は通りにくい試乗レビューになります。
私の印象から先に書くと『2代目N-BOXカスタム・オーナーの視点では、HONDAセンシングの進化以外は、コストダウンで退化してしまった。』と言うのが偽らざる印象です。
『軽四であっても先代モデルより良くなって当たり前!』と考えるのですが、6年前に2代目を初めて試乗した時のような感動は、3代目には無くHONDAに「失望」しました。
以下は、妻の感想を軸に私の印象を交えた項目別の評価となります。
【エクステリア】・・・4点
デザインは、先代のカスタムと比較してあまりにもキープコンセプトでビックマイナーチェンジ的な印象です。
初代から先代に変わった時もキープコンセプトでしたが、デザイン的に遠めからでもハッキリと違いが判るフルモデルチェンジでした。
フレームも初代から先代は、まったく新しくなったのに新型は、先代のままです。
画像に貼った新型のリアのデザインは先代と比べて物足りないです。
妻的には、外観のデザインに固執していないようなので4点としました。
【インテリア】・・・1点
私の印象として先代カスタムの内装と比べて質感が安っぽくなったと思います。
世の流行や感性が違うのかもしれませんが、剥き出しになったUSBの入力端子は、明らかにコストダウンです。
先代と比べて収納スペースが先代オーナーとしての視点でも容量も小さく面積も狭くなって使い勝手が悪くなりました。
妻曰く「安定したティッシュボックスの置き場所が無い。」と不満でした。
CMの「磨き上げた」の一文の意味が分かりません。
ホンダは、普通車どころか軽四ですら売る気が無くなったのでしょうか?
試乗車には、9インチ純正ナビが装着されていましたが、装着角度も悪く画面角度の調整もできない固定式でした。
コネクト機能を推したいならばデバイスの使い勝手も考えて欲しいです。
メーターパネルも画像貼った先代の方が趣を感じますが、新型の味気ないモニター画面では視覚的に運転する喜びが感じられません。
よくこんな使い勝手の退化をHONDA経営陣が承認したなと思うと共に同一車種のフルモデルチェンジなのかと疑いたくなるため1点としました。
【エンジン性能】・・・4点
出足は、4WDで車体が重いためか妻は、「これ本当にターボ車?自分のN-WGNカスタムターボよりも明らかに出足が悪い。」と言われました。
妻にとって燃費の悪さも覚悟して冬の安心のため4WDを検討していましたが、1年通して出足の悪さを我慢出来るのかと4WD購入意欲に黄色信号が灯ったようです。
私も試乗して出足の悪さを感じましたが、4WDのためと割り切れるレベルだったため4点としました。
ちなみにN-oneプレミアムツアラー(ターボ)4WDも試乗しましたが、妻も私もこちらは車重が軽い分それほど出足が悪いと思えませんでした。
【走行性能】・・・4点
エンジン性能でも書いているため私が重視している静粛性について記載します。
4WDのせいかもしれませんが、新型の静粛性が劣化したのではないかと感じて妻の試乗後に私も試乗しました。
後席同乗よりも運転している方がうるさく感じませんでしたが、基本同じフレームの6年乗っている私の2代目の方が静かなような気がしたため4点としました。
この後、3年前にモデルチェンジしたN-oneプレミアムツアラー(ターボ)4WDを試乗しましたが、後席でも静粛性は良かったです。
【乗り心地】・・・3点
新型の乗り心地は先代より良くなったとは思えなかったです。
妻は、乗り心地ついて不満は無かったですが、展示してあるN-WGNや試乗したN-oneの運転席の乗降性と比較して悪い印象でした。
身長が低いせいで足が短いため地面と運転席の座面までの高さに不安感を持ったようです。
そのため3点としました。
【燃費】・・・4点
試乗では、実際の燃費は判りませんが、6年乗った2代目N-BOXカスタムターボ(6年5万8千km【実測値】18.05km/L)の実燃費や新旧のカタログ燃費で推測すれば4WDでも許容できる燃費の悪化だと推測できるため4点です。
【価格】・・・3点
再見積もりの純正ナビ(全周囲カメラ付)で先代と同等のディーラーOPと整備パック込みで軽く300万円(値引込)超えでした。
先代と比較して先進安全性の進化以外は、前述した使い勝手の悪さや静粛性等から進化を感じられず内装も先代と比べてコストダウンに感じられます。
4WDを考慮してもスペーシアカスタムターボ4WDより高いため3点です。
【総評】・・・3点
妻の試乗した満足度としては、3点としています。
先代オーナーとしての失望を含め項目別評価と併せて妻にとっても新型は期待外れでした。
この後に試乗したN-oneプレミアムツアラー(ターボ)4WDの方が、スライドドアでもなく同じく収納の使い勝手が悪いながら車としての質感が良くて妻は魅力を感じたようでした。
私自身は、HONDAセンシング等の先進安全技術が進化したので4点でも良いかなと思いますが、先代からの乗換として身銭を切ろうと思えませんでした。
試乗した4WDが悪いわけでなく車自体に魅力を新型に感じられませんでした。
質感の劣るフルモデルチェンジを実行したHONDAの経営陣にガッカリです。
18歳で免許を取得してからHONDAにワクワクして初代シティに始まり家族の車も含めて14台の新車を購入しています。
現在Nシリーズ3台をコンプリートしていましたが、他社の軽四も検討します。
- 比較製品
- スズキ > スペーシアカスタム
- ホンダ > N-BOX カスタム 2017年モデル
- ホンダ > N-ONE 2020年モデル
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった70人
2024年3月24日 19:21 [1825654-1]
| 満足度 | 3 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 1 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 3 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 1 |
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|---|---|---|
1.妻の試乗で後席から撮影。 |
2.試乗車は画面角度が変更不可の9インチ純正ナビ装着車でした。 |
3.試乗車(手前)と奥が妻の8年弱乗っている初代N-WGNカスタムターボ。 |
妻の初代N-WGNカスタムターボが、もうすぐ丸8年経過します。
妻は、約9年前に急逝した義父の家業を継いでおり仕事に車が必要なため走行距離が既に11万kmを超えております。
ちなみに下取り車としては、過走行車で16万8千円の減額と言われ下取りが約14万円だそうです。(笑)
妻は、私の2代目N-BOXカスタムターボのスライドドアの利便性と雪道を安心して走れる車を乗換の対象としたいと言う事で4WDを試乗しました。
今回の乗換検討は、妻が主体となってこれまでと違い妻が自分で購入すると言っているため車種決定には、私の意見は通りにくいながらの試乗レビューになります。
しかし、私の結論から先に書くと『2代目N-BOXカスタム・オーナーの視点では、HONDAセンシング以外は、コストダウンで進化ではなく退化してしまった。』と言うのが偽らざる感想です。
以下は、妻の運転による試乗の感想を軸に私の印象を交えた項目別の評価となります。
【エクステリア】・・・4点
3代目のデザインは、2代目N-BOXカスタムターボと比較して正にキープコンセプトでフルモデルチェンジではなくビックマイナーチェンジが正直な感想です。
初代から2代目に変わった時もキープコンセプトで有りましたが、デザイン的には明らかに遠めからでもハッキリとデザインが変わったと思えるフルモデルチェンジでした。
フレームも初代から2代目は、まったく新しくなったのに3代目は、2代目のままです。
画像でも貼った3代目のリアのデザインは明らかに2代目と比べて物足りなく感じました。
私的には、3点の評価ですが、妻的は、外観のデザインにそれほど固執していないようなので4点としました。
【インテリア】・・・1点
私の印象は、2代目カスタムの内装と比べて明らかに安っぽくなったと思います。
私の感性と世の中の流行が違うのかもしれませんが、剥き出しのUSB入力端子は、明らかにコストダウンです。
2代目と比べて収納スペースが目に見えて容量も小さく面積も狭くなっており使い勝手が悪くなり妻曰く「ティッシュボックスの置き場所が無い。」と私も納得の御意見でした。
収納の使い勝手は、2代目オーナーの私ですら悪いと感じました。
よくこんな使い勝手の退化をホンダの経営陣が認めたなと思うと伴に同じメーカーのフルモデルチェンジの同一車種なのかと疑いたくなるレベルのため1点としました。
CMのキャッチコピ−の「磨き上げた」の一文の意味が分かりません。
ホンダは、普通車どころか軽四ですら売る気が無くなったのでしょうかね?
試乗車には、9インチ純正ナビが装着されていましたが、装着角度も悪く画面角度の調整もできない固定式だったのはガッカリでした。
メーターパネルも2代目の方が味気ないディスプレーモニターより趣があり3代目を所有する喜びが感じられません。
【エンジン性能】・・・4点
出足に関しては、4WDと言うことで車体が重いため妻ですら「これ本当にターボ車?自分のN-WGNカスタムターボよりも明らかに出足が悪い。」と言われました。
妻にとっては、燃費の悪さも覚悟したうえで冬の安心のためだけに1年通して出足の悪さを我慢して乗っていれるのかと考えて4WD購入意欲に黄色信号が灯ったようです。
私も試乗して出足が悪の悪さを感じましたが、4WDのためと割り切れるレベルだったため4点としました。
ちなみにこの後、N-oneプレミアムツアラー(ターボ)4WDも試乗しましたが、妻も私もこちらは車重が軽い分それほど出足が悪いと思えませんでした。
【走行性能】・・・4点
走りは、エンジン性能で書いているため主に静粛性について記載します。
最初妻の運転で後席に乗りました。
4WDのせいかもしれませんが、新型の静粛性は劣化したとのではないかと思い妻の試乗後に私も試乗しました。
後席乗車よりも運転している方がうるさく感じませんでしたが、基本同じフレームの6年乗っている私の2代目の方が静かなような気がしたため4点としました。
この後、試乗した3年前にモデルチェンジしたN-oneプレミアムツアラー(ターボ)4WDの方が後席に乗っていても圧倒的に静粛性が良かったです。
【乗り心地】・・・3点
フレームが同じためか乗り心地は2代目より良くなったとは思えなかったです。
妻は、乗り心地ついて不満は無かったですが、展示してあるN-WGNや試乗したN-oneの運転席の乗降性と比較して悪印象でした。
身長が低いせいで足が短いため地面と運転席の座面までの高さに不安感を持ったようです。
そのため3点としました。
【燃費】・・・4点
試乗では、実際の燃費は判りませんが、6年乗った2代目N-BOXカスタムターボ(6年5万8千km【実測値】18.05km/L)の実燃費や新旧のカタログ燃費で推測すれば4WDでも許容できる燃費の悪化だと推測できるため合格として4点です。
【価格】・・・3点
ナビ無し(Aftermarket品装着想定)で2代目と同等のディーラーOPと整備パック込みで軽く250万円(値引き前)越えでした。
2代目と比較してホンダセンシング以外に前述した使い勝手の悪さや静粛性等から進化を感じられず内装も2代目から比べて明らかに安っぽくなって価格が上昇しています。
4WDを考慮しても高いと思うため2点でも良いくらいの3点です。
【総評】・・・3点
試乗した満足度としては、3点としています。
2代目オーナーとしての私の失望を含め項目別評価と併せて妻にとっても期待外れだったようです。
この後に試乗したN-oneプレミアムツアラー(ターボ)4WDの方が、スライドドアではないですが、車としての質感が良くて魅力を感じたようです。
妻の車ではなく自分の乗換としても身銭を切る魅力は感じませんでした。
4WDが悪いわけでなく車自体に魅力が感じられません。
こんなフルモデルチェンジを実行したHONDAの経営陣は、もはや国内市場は当てにしていないのでしょうね。
Nシリーズをコンプリートしていましたが、HONDA以外の軽四も真剣に検討したくなりました。
- 比較製品
- スズキ > スペーシアカスタム
- ホンダ > N-BOX カスタム 2017年モデル
- ホンダ > N-ONE 2020年モデル
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった55人
「N-BOX カスタム 2023年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2025年10月2日 20:39 | ||
| 2025年9月24日 18:00 | ||
| 2025年9月16日 19:29 | ||
| 2025年9月13日 15:25 | ||
| 2025年8月23日 17:46 | ||
| 2025年8月19日 00:00 | ||
| 2025年8月15日 22:58 | ||
| 2025年7月6日 23:51 | ||
| 2025年6月2日 07:21 | ||
| 2025年4月30日 12:09 |
NBOXカスタムの中古車 (全3モデル/14,437物件)
-
- 支払総額
- 144.8万円
- 車両価格
- 139.0万円
- 諸費用
- 5.8万円
- 年式
- 2020年
- 走行距離
- 3.1万km
-
- 支払総額
- 106.2万円
- 車両価格
- 97.9万円
- 諸費用
- 8.3万円
- 年式
- 2019年
- 走行距離
- 9.3万km
-
- 支払総額
- 143.8万円
- 車両価格
- 138.0万円
- 諸費用
- 5.8万円
- 年式
- 2018年
- 走行距離
- 3.1万km
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