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『新型セレナe-powerと純ガソリン比較レビュー』 日産 セレナ e-POWER 2023年モデル あかビー・ケロさんのレビュー・評価
セレナ e-POWERの新車
新車価格: 324〜484 万円 2023年4月20日発売
自動車(本体) > 日産 > セレナ e-POWER 2023年モデル > ハイウェイスターV
2023年6月4日 09:56 [1722398-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 3 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 3 |
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|
|---|---|---|
グレード別マルチシートの位置 |
三つ豆仕様のストップランプとウィンカー |
先日気になってる1.4リットルの新エンジンを得たセレナe-power ハイウェイスターVをやっと試乗してきました
ガソリン仕様のハイウェイスターVと比較レビューします。
ちなみに先代は(e-power含)は乗った事ありません。
【エクステリア】
●斬新なフロント周りとスッキリしたリアライトは良いのだが、リアのe-powerエンブレム以外一切純ガソリン車変わりないのが残念。
●正面から見るとライバルより車幅がない分、縦長に見え横風に弱そうだが。
あと気になるのはリアのポジションライトは良いとして、ストップランプとウィンカーがトヨタ車みたいに各豆三つなのも視認性に劣る仕様。
C26の方が沢山使われていたのに。コストカットされポジションライトと意匠の釣り合い取れてない。
ここはステップワゴンのリアテールライトの方が統一され1番好み。
●黒白2トーンカラーは某動画でシャチみたいと言われてましたが言い得て妙だなと思いました。
【インテリア】
●ここもガソリン車と色、柄のシートとダッシュボード同じの変わり映えないインテリア。
●一つ気になるのはマルチセンターシートがバッテリーが床下から飛び出てトレイになってる為、画像のとおり半歩下がった位置で止まりアームレストとして使えないこと。その分後席にも飛び出してる。
細いアームレストは標準で付いてますけどね。
但しルキシオンはアームレストとして使える固定の大型コンソール付き
●メータが近くて見づらい件
シートポジションが他のe-powerよりアップ気味の為、液晶パネルが上から見下ろし気味に、シート高くするとハンドルにかかりこと。
また前寄りのポジションだとパネルが近くフル液晶メータの奥行きない表示の為、視点が合わせにくい。
ここは無理にセンターディスプレイに並べずに奥にメータ配置して欲しい。
シートポジションが前ぎみで老眼の人はメータの視認性を要確認です。
●ガソリン車でレビューしたメッシュ付きバイザーの件
使用しましたが、昼間の為かメッシュ穴を通して青信号は見えずらく実用性は無さそうです。かといって夜は使用しないので意味ない気が…
【エンジン・モーター性能】
新型エンジンの音、振動はエクストレイル並みに押さえられ静かでした。
1.2時代問題だった須走のふじあざみラインの坂もバッテリー枯渇で亀になる恐れは無いのかな。
100パーセントモーター駆動のe-powerですが3リットル並みのトルクあるので1.8tある車体には十分でしょう。
今回試乗コースにはありませんが山道、高速ではガソリン車よりパワフル感を味わえると思います。
カタログスペックでは、先代より20kw upの120kwと大幅に向上してますが、トルクは微妙に5N・mダウンの320N・mでした。
【走行性能】
まず運転先座って感じるのは視界が良い
他メーカーも同様ですが座面が高い為一段と良く感じます。
また死角も少なく、回転半径、サイズも先代とほぼ同じなので狭い所の取り回しも苦になりません。
ガソリン車と同じく程よい重さのパワステの操作感、加減速、挙動が全てが滑らかですが、モーターの低立ち上がる30kgfmで出だしからシームレスな加速感が気持ちよい。
またアリア、エクストレイルから採用したクリープ機能が付いたe-pedal stepでコーナーをアクセルワークのみでコントロールする感覚も楽しいです。
先代ノートはギクシャクしがちでしたが、回生ブレーキの効かせ方がナチュラルになりましたね。
完全停止はしなくなりましたが、メモリー機能付きABHでゴーストップの多い市街地で右足の疲労軽減に役立ちます。
ちなみにdrive modeは3パターンあり、スタンダード、エコ、スポーツです。
スタンダードだと回生弱めなのでガソリン車から乗り換えてもすぐ慣れます。
試乗途中からe-pedalオンしましたが、回生入ってないのかなと思ったくらい。何度か試乗してるので回生ブレーキ強くないと物足りない身体になったようで(苦笑)
またプロパイロットはスイッチ一つで簡単。
ハンドルマークがグリーンの時はプロパイロットが主導権持ってるのでハンドルが重くなります。
【乗り心地】
乗り心地もガソリン車と同じくしっとりマイルドで良い感じ、重くなった分少ししっとりした上質感が増したような。
静寂性はエンジン始動しても遮音付フロントウィンドウの為か新型エンジンの為かガソリン車より気持ち高いかくらいに感じました。
でもエクストレイルの感度した静寂性には僅かに敵わないかな。
【燃費】未計測の為ノーコメント。
カタログスペックで同グレード比較で18.0→19.3に気持ち向上してました。
パワーアップしてるのを考えれば上々な燃費かな。
【価格】試乗車は2トーンカラーどう全部乗せで軽く500万overとか。
Xでも500近くといってました。
とにかくナビのセットオプション高すぎる。デジタルインナーミラーも標準と営業さんは言ってたがセットオプションでした。
予算縛りのある人はオプション付けるならグレード落とすなど賢いでしょう。
ただし月々の支払にすれ金額に差がないので、残クレやローンならリセールバリューで付けても良いかも知れません。
【総評】
ワンペダルで味わえるーター駆動による無振動、静寂性高いシームレスな加速感以外は基本ガソリン車の延長線の乗り心地、走行フィーリングでした。
他メーカーと違い内外装、オプションの差は遮音フロントガラスとオプション選択できるプロパーキングとAC電源くらいなので燃費さえ気にしなければ安くて納期早いガソリン車もお勧めです。
あとe-pedalはガソリン車から乗り換えてもすぐ慣れるでしょうし、ドライブモード切り替えればガソリンと同じ感覚にできるので購入時に気にする必要ないでしょう。
色々細かいことを述べさせてもらいましたが動的質感高くドライバー、同乗者も快適に過ごせるミニバンとして進化してることは間違いありません。
一見の価値はあります。
読みづらい長文で個人的感想なので気に障る点がありましたらご容赦ください。
購入検討者の参考になれば幸いです。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった18人
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