| Kakaku |
トヨタ プリウス 2023年モデル X(2023年1月10日発売)レビュー・評価
プリウスの新車
新車価格: 275 万円 2023年1月10日発売 (新車販売終了)
中古車価格: 229〜442 万円 (136物件) プリウス 2023年モデル Xの中古車を見る
※ランキング順位と満足度・レビューは2023年モデルの情報です
モデルの絞り込みモデルまたはグレードの指定がないレビューを見る場合、それぞれの絞り込みを解除してください。
| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| エクステリア |
4.53 | 4.32 | 38位 |
| インテリア |
3.36 | 3.92 | 92位 |
| エンジン性能 |
4.11 | 4.11 | 50位 |
| 走行性能 |
4.18 | 4.19 | 68位 |
| 乗り心地 |
3.78 | 4.02 | 79位 |
| 燃費 |
4.28 | 3.87 | 43位 |
| 価格 |
3.53 | 3.85 | 63位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
自動車(本体) > トヨタ > プリウス 2023年モデル > X
2024年12月17日 23:12 [1686938-2]
| 満足度 | 1 |
|---|
| エクステリア | 2 |
|---|---|
| インテリア | 1 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 1 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 3 |
現行プリウスの19インチには以前軽く乗ったことがありました。ただ、街中では17インチも結構見かけるのも事実。そこで、17インチモデルの人気の秘密を探るべく乗ってきました。
タイムズカーシェアでお借りしました。走行距離20,000kmの個体で、17インチのXグレードでした。
【エクステリア】
現行プリウスの17インチ、19インチの両モデルを見分けるポイントはもちろんそのタイヤ、ホイールなのは言うまでもない。
ただ、最初出てきた時にも見て呆れたものだが、今時17インチともあろうものが鉄チンホイールとホイールキャップとは。コストダウンが見え見え。プリウスの近未来的なデザインとあまりにもちぐはぐな感じも否めない。19インチのアルミホイールならカッコ良く見えるものが、これではまるで高価な洋服にサンダルを履いて歩いてるようなものである。
【インテリア】
インテリアも19インチモデルとの差が見える。
例えばナビだが、19インチには9か10インチはありそうな横長の大きなものが着いていたが、これは7インチの小さなもの。左右に余るオーディオスペースが何とも情けない。
おまけにこのクラスのクルマではあり得ない2スピーカーになっているのだ。これは走り出してすぐ、車内で流していたラジオの音で気がついた。音質は軽自動車と同じかそれ未満の何とも安っぽい音。ハイブリッド車の持つ静けさが逆にこの安っぽさに追い討ちをかける結果となってしまっていた。このコストダウンの仕方は流石に許されないと思う。
全体的なインテリアも色彩に乏しく、とても殺風景なもの。色が違うと言えば一部に配されたピアノブラックぐらいのものだが、指紋が目立つので僕は好きではない。
シートの素材はファブリックだが、生地がカタくて座り心地も良くない。それにトヨタ車にはありがちな腰まわりからお尻まわりにかけてがやはり弱い。長時間乗れば腰痛が出てくる可能性が十分にある。
そして、今回はやはり前回よりも長い時間乗ったので前回より気づいたことがある。その1つにメーターの配置がある。これはもはや欠陥レベル。人によってドライビングポジションこそ違うだろうが、少なくとも僕の場合はデジタルのスピード表示がステアリングに隠れてしまい、ほぼほぼ見えていなかった。これは今すぐセンターメーターに戻すか、ヘッドアップディスプレイを標準装備するかなどの改善をして欲しい。
【エンジン性能】
17インチモデルはユニットが旧型までと同じく1.8Lエンジンのものになっている。だが、これが長年トヨタの様々なモデルに使われ熟成されているのは言うまでもない。
乗った印象では旧型よりもエンジン自体の音や振動がかなり減っており、熟成に更に磨きがかかっているのが分かる。特に走行中や信号待ちなどでエンジンが始動する時の振動がかなり少なく、これはとても良かった。
モーターの出力特性もやや変わっているのだろうか、旧型よりもアクセルに対するレスポンスがかなり良くなっていた。感覚としては今までの燃費重視のTHS?というよりは日産のe-POWERのように加速をアシストする考えを採り入れているようにも感じられた。
【走行性能】
前回19インチモデルに乗った時に異常なまでのボディ剛性の高さに驚き、サスペンションのガチガチさが街乗りには合わないと言った。
そこが17インチではどうなっているかだが、結論から言えばかなりマイルドになっている。これにはまた驚かされた。
要因としてはアルミホイールが鉄チンホイールになったことでバネ下重量が増加し感覚的に感じるカタさが減ったこと、そして17インチでは19インチよりも扁平の高いタイヤになったことでタイヤのゴムの運動量が増えたので、これが路面の凹凸などの吸収に対してプラスに作用していることが挙げられる。
鉄チンホイールになったので19インチのようなクイックなハンドリングはもちろん期待していなかった。実際そうだった。しかし、旧型ほどダルくもなく、クイックとダルいの中間的なハンドリングになっており、僕個人的には19インチよりも好みだった。
【乗り心地】
結果的には19インチよりもマイルドになったので街乗りは全然乗りやすかった。ただ、道の悪いところではそれなりに跳ねる。これを我慢できるなら買っていいと思う。
【燃費】
前回も短距離を理由にちゃんと測れていなかったのに、今回もうっかり見忘れる不始末。ただ、最後にクルマを降りた時は37km/L台だったのでここは流石。
【価格】
17インチのXグレードは280万円ぐらいからということだが、必要なオプションを着けた時、果たしていくらになるのだろうか。素の状態としては車格から考えるとさほど高くは見えないが。
【総評】
今回乗ってみていいところも悪いところもあったが、何故評価が前回から最低評価まで転落してしまったのか?
これは前回より長く乗ってみて気づいたことのもう1つだが、このクルマには死角が多過ぎる。太く迫ったAピラーはただでさえ圧迫感を感じさせるのに、右折の際には歩行者や自転車をまるっきり隠してしまって非常に危ない。
また、Cピラーは逆に左折の際に左後ろの巻き込み確認をしようにも半分以上見えない。後席の窓だけでは足りない。これも危ない。
更にはリヤウィンドウ。あの形状からして視認性が良いようにはもちろん見えないが、実際乗っていては酷いものである。ルームミラーに映る視界はもはや視界なのか…?
つまり、このクルマはひとたび乗ってみれば多くの死角や見えにくさと共存するとあうこと。昨今、交通事故の減らない中でこんなのはまるっきりバクダン抱えて火事場をウロウロするのと同じようなものである。
そんなリスク、果たして背負いたいだろうか。少なくとも僕はイヤだ。だから、例え現行プリウスがどれだけ燃費が良くても、ハンドリングが良くても、今のボディ形状が変わるか電子デバイスなどを駆使して死角や見えにくさが減らない限り、買おうと思うことは絶対にない。いや、危なくて絶対に買えない!
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった78人(再レビュー後:34人)
このレビューは参考になりましたか?![]()
自動車(本体) > トヨタ > プリウス 2023年モデル > X
よく投稿するカテゴリ
- 自動車(本体)
- 1件
- 0件
2024年7月11日 23:00 [1862480-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 4 |
最低グレードのXを購入しました。買う気はほとんどなかったのですが、下取り車を高く見積もってもらい(21年23万キロを
20万円)の上、ディーラーは売る気満々でしたので結果的に購入していました。
エクステリアー最高です。
インテリアーこんなものでしょう。プラスチック多いですが、価格からして当然だと思います。
エンジンー問題ありません。
走行性能ー相当優れています。
乗り心地ー問題ありません。
燃費ー最高です。26キロ/Lが平均です。
価格ー安いと思います。292万円の総支払い額でした。
支払い金額よりも、安全装備に驚かされています。自動運転を見据えたクルマだとよくわかると思います。
参考になった21人
このレビューは参考になりましたか?![]()
自動車(本体) > トヨタ > プリウス 2023年モデル > X
2024年6月15日 20:23 [1853392-1]
| 満足度 | 3 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 3 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 3 |
現状、トヨタだけの先進装備PDA(プロアクティブドライビングアシスト)を体感したいがためにカーシェアで借りました。
試乗グレードはカーシェア仕様のAftermarketナビが付いていた事からオーディオレスが選べる法人向けXグレードと思われます。
主目的のPDAの感想を走行性能の項目に、他はマイカーのE13ノートと比較してプリウスの気になった部分を書いていこうと思います。
【エクステリア】
文句なし。
運転席からの視界が犠牲になっているけど仕方ないよね。カッコいいから。
【インテリア】
合成皮革ステアリングの触感は悪くなかったです。
本革スムースレザーのノートのステアリングにも引けを取らない質感でした。
合成皮革ドアアームレストは中にクッション材が無く触感がスカスカでした。
同じく合成皮革のノートのクッション性が高いアームレストに比べると質感は確実に劣ります。
アームレスト部がドアグリップにもなっているため室内からドアを閉める時には必ず握る場所ですのでもう少し質感を気にして欲しい場所です。
話題によく出るメーターの視認性ですが最適なドライビングポジションを取ればステアリングで遮られる事は無く、私個人は問題無しでした。
【エンジン性能】
車検証で確認。1.8Lハイブリッド。
動力性能は問題無し。ネット上のいくつかの場所で公開されている0-100加速タイムはノートより遅いですが、パワーモードだとノートと比べて遜色のない加速力に感じました。
強めに加速するとエンジン音が良く聴こえます。4気筒ですので不快までは感じないが心地よいエンジン音でもなかった。
エンジン音に対する静粛性遮音性はシリーズハイブリッドのノートの方が有利なシーンが多いと感じました。
【走行性能】
借りた直後にPDAの感度をMAXにして全ての機能をONになっている事を確認。
PDAの内、以下の2つの機能についてレビューします。
?先行車に対する減速支援について
前走車に近づくとブレーキペダル踏まずとも勝手にブレーキランプ点灯して減速してくれます。
緊急時の衝突軽減ブレーキと違い一切警告音がしません。
個人的には作動するタイミングがやや遅いと感じたので、もう少し車間を開けた状態から減速支援してくれると安心感が増すと思いました。
この減速支援は時速15km程度まで速度を落とすと解除されて後はドライバー自らがブレーキを踏んで停車するのですが、その挙動がe-powerのワンペダルに似ており違和感少なく運転できました。
?車線内走行時常時操舵支援
思っていた機能と違う。
常時、さりげなくマイルドなレーントレーシングアシストが効いているイメージでしたが
車線をはみ出しそうになってもハンドル自らが車線内中央へ戻そうと操舵する事は一切無かったです。
試乗後に良く調べるとステアリングの反力を調節するのがメインのようで
例えば車線内の右寄りに走行していた場合は左にハンドル切る時は軽く、右にハンドル切る時は重くして自然に車線内維持走行をサポートする機能のようです。
【乗り心地】
ノートと比べると凄まじく良い。
サスの違いなのか、車台の違いなのか、車格の違いなのか
荒れた路面やちょっとした継ぎ目を通過した時のロードノイズはしっかり聴こえるのにほぼ無振動で振動を打ち消してくれていました。
ロードノイズに比例してしっかり振動を拾うノートとは真逆で、違和感もありましたがスグに慣れました。試乗を終えて、ノートに乗り換えた直後は微細な振動でも不快に感じるぐらいでした。
トヨタ車でよく話題に挙がるブレーキホールドからの発進ショックですが、
日産と比べるとヘタクソだなと感じたのですが不快に感じるほどのショックではありませんでした。
【燃費】
未確認。
【価格】
ほぼフルオプションのノートの価格とプリウスXグレードの車両本体価格は同程度。
個人向けのZグレードは車両本体価格がXグレードの約100万円高なのでやや割高に感じます。
【総評】
プリウス良い車です。乗り心地には驚きました。
ノートと同じクラスのトヨタ車の乗り心地も気になったので
機会があれば試乗しようと思います。
【走行性能】の項目で書いたPDAの体験にも満足しました。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった8人
このレビューは参考になりましたか?![]()
プリウスの中古車 (全5モデル/10,416物件)
-
- 支払総額
- 209.9万円
- 車両価格
- 202.7万円
- 諸費用
- 7.2万円
- 年式
- 2021年
- 走行距離
- 4.1万km
-
- 支払総額
- 268.9万円
- 車両価格
- 260.6万円
- 諸費用
- 8.3万円
- 年式
- 2022年
- 走行距離
- 3.8万km
-
- 支払総額
- 119.9万円
- 車両価格
- 104.3万円
- 諸費用
- 15.6万円
- 年式
- 2016年
- 走行距離
- 14.1万km
-
- 支払総額
- 195.6万円
- 車両価格
- 180.3万円
- 諸費用
- 15.3万円
- 年式
- 2020年
- 走行距離
- 7.1万km
-
- 支払総額
- 89.9万円
- 車両価格
- 79.5万円
- 諸費用
- 10.4万円
- 年式
- 2015年
- 走行距離
- 8.4万km
この車種とよく比較される車種の中古車
-
24〜317万円
-
29〜298万円
-
25〜313万円
-
43〜408万円
-
112〜346万円
-
114〜352万円










