ホンダ シビック タイプR 2022年モデルレビュー・評価

【エクステリア】
これはなかなかにスポーティでかっこいいですね。
【インテリア】
赤内装はスポーティですが、微妙ですね。
あと、もう一つの問題点は4人乗りであること。
5人は緊急時などの利用になりますが、いざというさき困るので2ドア車なら問題ありませんが、5ドアセダンの形状となると中途半端です。
あとは、500万のクルマにドリンクホルダーがあのような配置も微妙ですね。
5人乗りにして普通にアームレストに付けるタイプにすべきでは？
【エンジン性能】
420nmを2500〜4000回転で発生し、6500回転で330psを発生し、実用域の2500回転で約150psを発生する、扱いやすい高性能エンジンです。

【走行性能】
高い性能はありそうでしたが、もちろんそのポテンシャルを町中の試乗で試すことはできません。

【乗り心地】
最新のスポーツモデルは乗り心地まで配慮されているモデルが多いですが、このモデルも良好な乗り心地です。

【燃費】

【価格】
内容からすれば割安だと考えます。

【総評】
FFではトップレベルのスポーツモデルです。
残念ながらFRや4WD車との絶対比較は出来ない、絶対スピードのクルマではなく、観念スピードのクルマといえると考えます。

たとえば、FF車で180PS、400Nというクルマを発進時にベタふみすると簡単にホイールスピンを起こしますが、4WD車で300PS、520Nというクルマは同じようにベタふみしてもホイールスピンを起こさずに鋭い発進をします。そこの違いは、いくらタイヤを変えても限界があります。

シビックタイプRの0-100km/h加速性能は6.3秒と、たとえば見た目ではタイプRよりも速そうに見えない、4WDのSUVのハイパフォーマンスモデル、たとえばプジョー3008GTハイブリッド4の5.9秒にも及ばず、ティクワンRの4.9秒には遠く及ばないなどセダンタイプでなくとも、FF車は4WDには加速では勝てないことは知っておいたほうが良い事実です。

ただ、シビックタイプRに限りませんが、日本の公道では、このパフォーマンスを愉しむ場所は、サーキットくらいしか存在しませんが、タイプRはすべて承知の上で、普段使いの使い勝手に振ったのだと感じますね。それには4人乗りの4ドアセダンというのが中途半端で残念ではあります。

比較的リーズナブルな価格のFFスポーティモデルではありますが、この車でサーキットを走る方も少ないと考えますので、タイプRというスポーティなイメージを愉しむクルマなんだと感じました。

レッドカーペットがお出迎え	残価率高い色はブラックとか。	車好きは黙ってマニュアル
DC5似のハッチバックスタイル	走行データ表示は使える

【エクステリア】
ノーマルより90ミリ広がったフェンダーとリバースリムの19インチのアルミデザイン、カラーに赤のブレンボがただならない雰囲気を醸し出してるのが丸

【インテリア】
まずミニバン、SUVとは違うバケットシートに身を沈めて低い視線のドライビングポジションとマニュアルシフトの触り心地が新鮮(懐かしい)
ただ先代にあったハンドルやパネルの差し色の赤は視界のノイズになるとかでやめた
よって前方視界ではノーマルシビックとの差はほぼ感じられないのは残念ポイント

乗り込む時は派手なレッドカーペットとシートが否応なく目に付きます。
年寄りは派手好みになるから良いのかも知れないが、恥ずかしい人はシート黒に変えれると良いのにと思う。
(昔の自分だったら黒にしてたが今なら赤かな。)

【エンジン性能】
低速からトルクモリモリでズボラ運転可能。高速も6速のまま追越しオッケー。

【走行性能】【乗り心地】
TPOに合わせて街中でコンフォート、サーキットでTYPE-Rスイッチ一つ
またインテビジュアルリストでパワステ、乗り心地等も自分好みに合わせることも可能なのは○
前回ブレンボブレーキについて述べてなかったが、初期タッチでは制動力は優しい立ち上がりで扱いやすい。
奥まで踏めば1G以上の減速力でガッチリ効くのは確認できた。

【ナビ】
東名降りて品川向かう都内で目黒通りを走行流して一旦、迂回ルートを案内されて従ったら住宅街を通り、結局元の道に合流したら迂回前の前方走ってた車の数台後ろに付いた。
昔のインターナビはビッグデータで最短時の迂回して関心したものだが、今時のはナビ意味ない迂回をさせるのかと落胆した。
スマホをナビにしようと吹出口に付けるものを持参したが形状が特殊で使えない。
スマホ使うなら吸着盤タイプでダッシュボード付けるタイプにしましょう。

【燃費】良い。

【価格】コスパ最高

【総評】一時の中古車プレミアム価格も落ち着きました。
注文しそびれた人は購入するのもありかと。
購入された方は普段乗りもこなせるので飾らないで、ぜひ走行性能を満喫して下さい。
出来れば月一でロングツーリングまたは産まれ本拠地のサーキットでスポーツ走行体験するのもありです。

予約もなにもしていなかったのですが試乗させてもらいました。
行きつけのディーラーに試乗車があるとのことで、外観だけでも見れればと寄ってみたら乗せて頂きました。今日から試乗開始だそうでラッキーでした。

時間にして10数分くらい？

■エクステリア
人それぞれかと。私はFK8のド派手な方が好きです。友人はFL5の方が良いと言っています。

■インテリア
あまりきちんと見ませんでした。

■走行性能全体印象
いやぁ、かなり良かったです。走りに関してはＦＫ８より好みです。FK8のレビューにも書いていますが、FK8はエンジンレスポンスがいまいちなんですよ。それが改善されています。フライホイール軽量化の効果は大きそうです。
ノーマル（スポーティ？）とＲ＋の２モードで走りましたが、とにかく挙動が軽い。

あとハンドルが軽い。ＦＫ８のスポーティとＲ＋は女性は辛いだろうなと思うくらいにハンドルが重いですが、ＦＬ５は重さを感じませんでした（FK８もホイール軽量化と転がり係数低タイヤでかなり軽くなりましたが）。かと言って軽すぎることもなく適度な印象。

車重はFL5の方がスペック上は重いのですが、運転してみるとFK8より軽やかに動きます。加速もスムーズです。

FK8はFFとは思えないほど回頭性が良かったですが、FL5では残念ながら分かりませんでした。ワインディングとか走ったわけではありませんので。ICのような比較的急なグーっと回る分岐路は70km/hくらいの速度で思った通りのラインを描いてくれました。

■タイヤ
３０でも２６５で厚さがあるせいが、FK8に比べて安心感があります。FK8でガンッとなるようなところでもバイーンと吸収してくれます。これはインチダウンしなくても街乗りできそうです。
乗り心地はFK８より固いです。タイヤのパターンが大きいのか、PS5と同じようなガタガタ感があります。それともこれがミシュランパイロットスポーツ共通の乗り心地なのか。FK8のコンチはもっとしなやかでした。

ロードノイズはFK8より大きいような気がしました。タイヤの影響か。ただ、遮音性自体はFL5の方が良いような。普通に会話できます。

■その他
・重低音が響くのですが、なかなかその気にさせてくれます。ただ、本物の音なのか人工音なのか区別つきませんでした。
・ウィンカーを出したときに、斜め後方に他車が居るとサイドドアミラーが光り、音もして教えてくれます。無くてもいい機能ですが何かのときに恩恵を受けることがあるかもしれません。
・アルカンターラのハンドルは好み次第かと。私は手汗で汚れそうな気がして、革の方がいいような気がしました。
・１５ｍｍの車幅増は感じませんでした。広い道路しか無い地域というのもありますが。ＦＫ８もごちゃごちゃした道路から電柱が生えているような地域に行くと嫌になりますので、そこは同じかと。
・いまいちな点として、左後方の視界が悪く感じました。ドアミラー調整、ルームミラー変更で改善するかもしれませんが。

因みに本ディーラーで数10人の注文が入っているそうです。FK8は私以外には1、２台しか近所で見かけませんが、FL5は結構見かけることになりそうです。

2点追記
■ブレーキ
　異様に効きます。私のFK8も最初はそうだったと思いますが、あまりのダストに耐え切れず、2年乗って低ダストパッド（エンドレスＳＳＭplus）に交換してしまいました。今のパッドに慣れた感覚だと、初期制動がまるで違います。軽く踏んだだけでグググッと効きます。かと言って、カクんとなるわけでもなく。

■シフトフィーリング
　FK8のシフトはややぐにゃぐにゃしていて気持ちが悪く、無限クイックシフターに交換してようやく満足いきました。クイックシフターに交換しなくてもSeakerの金属リングに替えるだけでかっちりするそうですが。
　一方、FL5のシフトフィーリングはいい感じです。全然ぐにゃぐにゃしていません。無限クイックシフターほどの剛性感は無いですが、十分しっかりした手応えです。これなら交換する必要はないと思います。

【エクステリア】
先代のTYPE-Rと比べるとすっきりとしていていいと思います。
特にリアのスポイラーがいいと思いました。
アルミが先代の20インチから19インチにインチダウンしていますが、パッと見た目には分からないと思います。

【インテリア】
赤いシートとハンドルの赤バッチがTYPE-Rだぞ。と言わんばかりに存在感があります。
＋Ｒのモードにするとメーターの表示が変わりタコメーターが主体になります。
普段はアナログ的な表示になっていて、針も黄色で表示されてました。
シートはしっかりしていてサーキットで走ってもホールドしてくれると思います。
シートはサーキットに行かなくてもしっかりしていた方が運転していて運転者の負担も少なくなるのでいいと思います。
ただ、赤のみではなく、黒も選べればいいと思いました。
ハンドルのアルカンターラは手触りもよくいいと思いましたが、経年劣化が心配です。

【エンジン性能】
街乗りからサーキットまで幅広く使えるエンジンだと思います。
反応も良くパワーが出ていてるので、雑なアクセルワークだとぎくしゃくしてしまうと思います。

【走行性能】
文句なしにいいと思いました。
いいと思うのは運転好きな人のみで、車に興味がない人には、、、。

【乗り心地】
コンフォートモードでも硬めの乗り心地です。
車に興味がない家族と共有したり、ファミリーカーにする場合は相談した方がいいと思います。

【燃費】
燃費を気にして走るような車ではないので気にする人もいないとは思いますが、普段乗りで10km/Lは走ってくれるので個人的には許容範囲だと思います。
ちなみにカタログ値は12.5km/Lです。
これからハイオクがどのくらいまでの価格になるかは気になりますが。

【価格】
1グレード、1プライスで4,997,300円で消費税込みで5,000,000円以下です。
高いか安いかは個人の判断が大きいところですね。
世界的にこれだけの性能の車が5,000,000円で買えるのはすごいとは思います。

【総評】
ガソリンエンジンで最後のTYPE-Rかもしれない車になるかもしれない可能性があるので、この手の車が欲しい人にはある意味ラストチャンスかもしれませんね。
中古車でも車によっては5,000,000円以上の車も今では珍しくない世の中になってしましたしたが、よほどのこだわりがない限りは同じ値段をだすならこのシビックTYPE-Rの方が無難だと思います。
タイトルにもあるように4ドアハッチバックなので大人4人とある程度の荷物も積めるので、4人以上乗らない環境であれば1台で済ませることができるのでいいと思いますが、ファミリーカーにする場合は要相談になると思います。