Pilot Sport 5 225/45ZR18 (95Y) XL レビュー・評価

【走行性能】
　良い
【乗り心地】
　良い
【グリップ性能】
　良い
【静粛性】
　良い
【総評】
　非常に良い

PS4からの乗り換えで思ったよりも乗り心地が柔らかい。
走行性能は問題なし。

20240424 約32000km使用でタイヤ交換（PS5リピート）したので再追記
耐久性を追加＆乗り心地と静粛性を追記

BMW AH3に装着。
PS4を3セット使用後にPS5に交換。よって、レビューはPS4（摩耗末期）との比較です。

【走行性能】
転がり感はPS4と同様。ミシュランらしい”まん丸い物がスムーズに転がる”感覚。
ハンドリングはPS4（摩耗末期）より切り始めのレスポンスが早く、無意識の操作で狙ったより早くコーナーのイン側についてしまうことがある。

【乗り心地】
良い。ただしPS4とはだいぶ毛色が違っている。
PS4・・・ゴムまりの様に空気で段差を吸収する感じ。
PS5・・・硬い芯のまわりに柔らかいクッションを巻いた感じ。
　　　　　大きな段差は吸収しきれずにショックを伝えてくるが、いやな振動は残らない。
　　　　　20240424追記
　　　　　摩耗末期では柔らかいクッションの部分が少なくなっていた。
　　　　　新品に交換後、乗り心地がかなり向上した。

【グリップ性能】
交換後500km程度。晴天時のみ走行だが、PS4より やや高グリップに感じる。
ABS作動の限界が少し高く、ワインディングでもロールが深くなった。
限界を超えて滑り始める時もPS4同様 挙動が穏やかで安心。
操舵感は、ハイグリップタイヤ寄りの ややカッチリした手応えになった。

ウェットは未走行だが、このタイヤの売り文句は むしろこちらなので大丈夫かと、、、。

【静粛性】
少し荒れた路面km（アスファルトにヒビ）程度までは そこそこ静か。
ただ、路面の劣化が進んだ場所ではPS4よりウルサイかも。
（良路との比較でそのように感じている可能性あり）

20240424追記
摩耗末期には全体的にロードノイズが増えていたようで（使用中 変化には気づかず）
新品に交換した後に全体に静かになっていることを感じた。

20240424追記
【耐久性】
PS4を3セット使用し、いずれも22000〜24000kmで交換したが
PS5は約2年間 32000kmまで使えた。
耐摩耗性はかなり向上していると思われる。（走り方の変化もあり得るので）

【総評】
組替え前に触った感触では PS4に対してサイドウォールが大幅に硬く乗り心地にかなり不安があったが、充分許容できるものだったので一安心。
PS4は20000〜25000kmで摩耗したので、PS5がどうなるか見ていきたい。

＞＞＞追記＜＜＜
走行距離1000kmを超えウェットの山道も走ったので、、、。
ドライグリップは7~800kmでやっと安定した。
皮むきにはかなりの距離が必要だが、PS4よりも明確にグリップが良い。
ウェットはPS4でも鬼グリップと思っていたが、PS5は鬼が裸足で逃げ出すレベルで 看板に偽りなし。
全体的にPS4よりも少ない舵角で走れる。
　→→→グリップ性能と総合評価を加点しました。

ポテンザ⇒PILOT SPORT4⇒PILOT SPORT4⇒PILOT SPORT5と交換してきました。
真っ先に思ったのは路面から伝わってくる抵抗の少なさです。まるでエコタイヤかのような滑らかさで路面に吸い付くような感覚は薄いです。そして路面の凹凸に対してハンドルが取られにくい事です。コーナーやブレーキでのグリップはエコタイヤなんかとは比較になりませんが、Ｇを掛けないときの滑らかさは異質ですね、新感覚です。

ウェットでの信頼性はPILOT SPORT4譲りです。ただPILOT SPORT4と比較すると旋回しながら凹凸があると、若干アウト側に流れやすい傾向を感じますが許容範囲かと思います。アウト側ショルダーの排水性がちょっと落ちる感覚がありますので、アウト側ショルダーのグリップに頼らないように運転すれば問題ありません。

ミシュランはサイドウォールが固い印象がありましたが、PILOT SPORT4とPILOT SPORT5を比較するとPILOT SPORT5は圧倒的にサイドウォールが柔らかくなってます。コーナー初期の応答性や速度を上げてコーナーを通過するときにサイドウォールの柔らかさが気になりますが、その分粘り強いグリップが続きます。タイヤが鳴くまでの速度はPILOT SPORT5が速そうですが、連続コーナーでの後輪からの横揺れがちょっと気になります。

PILOT SPORT4ではサイドウォールが固いせいかアウト側の山が減りやすい傾向にあったのですが、PILOT SPORT5ではサイドウォールが柔らかくなった分ライフ性能が向上しそうです。

先に履き替えたリアタイヤ（255/40/18)でのレビュー以降、長距離走ったので、前のレビューでは書けなかったことを書こうと思います。車は BMW 320d Msport (F30前期)で、前後輪で幅も扁平率も異なります。空気圧はマキタのMP100DZで管理しました。

前輪をこの225/45/18に変えて初めて20kmほど高速を走った際に、後輪を変えた時ほどの感動はなく、むしろ前のランフラットのコンチネンタル スポコン5の方が静かかもと思いました。こんなものかと思っていたとき、脱ランフラットの際の空気圧管理の記事をふと思い出し、XL規格というものを初めて知りました。ネットで色々調べて結論から言うと、純正ランフラットよりも空気圧を高めにすべきだということでした。タイヤ交換の依頼先を全面的に信頼していたので交換後の空気圧を確認もしなかったのですが、私の車の場合、BMWの指定空気圧は3人乗車までは前後とも 2.2 barだったのが、測ってみると前2.15、後 2,55でした（BMWの空気圧指定の表はわかりにくい)。前空気圧が低すぎたのが、イマイチと感じた理由だったのでしょう。ネット上で見つけた負荷対応の表から算出したら前後とも2.5で、イギリスのミシュランのサイトでは車種ごとに細かく調べられて前2.4、後2.6とされていました。どちらにせよBMWの指定値より高いのでミシュランのサイトの値に設定して片道140kmの小旅行に出ました。予想通り、前輪のイマイチ感はなくなりぐっと良くなりました。荒れた路面で空気圧がちょっと高いと感じたので、帰りは前後とも0.5bar下げて前 2.35、後2.55にしましたが、雨天であまり違いはわかりませんでした。

空気圧の設定は好みがあるだろうし、季節や空気圧測定機材の誤差もあると思うのでこのセッティングが最良なのかどうかはわかりませんが、脱ランフラットをされる方の参考になればと思っています。

雨には定評あるみたい。

【走行性能】

ＶＭＧレヴォーグにて使用してますが、純正のダンロップ050より・・・大差ないかも。
って雨天は此方の方が良いんでしょう、水たまりに進入していくときの衝撃とか抵抗感とか
安定感がある気がします。（摩耗していない分の差？といえなくもないです）

【乗り心地】

春になってスタッドレスから交換したせいか少々固くは感じておりますが嫌いじゃない感触。

【グリップ性能】

限界まで攻めたりしませんけど・・・　安心感はあります。負けずに踏ん張ってるような。
ＶＮレヴォーグの限定車にも純正装着されたそうなのでミスマッチは無いんじゃ？
あちらは225/40ｒ19ですが。
【静粛性】

静かではありません、ただ嫌な音ではなく（個人差ありますね）かなり特徴的なグゥオーっていうか。（全開で登坂してみたときとか）

【総評】

今回のタイヤはグリップとかタイヤの性能で良くチェックされる部分についてはほぼ考慮に入っておりません。　

今回選んだ理由は見栄えだけです。
　ＡＲＴ　ＯＦ　ＢＬＡＣＫ
PREMIUM TOUCH、これに尽きます。
純正のダンロップ050もまだまだ溝もあり使えるとおもったんだけど、サイドウォールが黒？っぽさが失われつつあり細かいヒビもある感じ。で。

最後まで漆黒が云々のうたい文句通りであってほしいです。

グリップ力は、満足できるレベルです。
雨の日も安心して運転できます。

PS5レビュー

MAZDA3 セダンAT AWD Lpkg SKYACTIV-X初期型SPIRIT1.1のノーマルサスペンションの純正ホイール(7J)にてBRIDGESTONE TURANZA T005A 215/45R18 89W(新品同様の溝)からMICHELIN Pilot Sport 5 225/45ZR18 (95Y) XLへの変更

筆者の運転歴は、RX-8 RS MTをフルファインチューニングしたPSSやPS4Sなどで高速コーナーを4輪スライドした状態でコーナーを立ち上がりポルシェ911に1コーナーあたり50cmずつ引き離す差を付けられるテクニック

今回のレビューではおそらく一般的(？)な走行と楽しいスポーツ走行を基準にレビューいたします。長文乱文ですがお付き合い下さい。

初めに結論から申します。
私MAZDA3はRX-8に比べて貧弱な性能です。しかし、基本性能の高さからATでもテクニックでカバーできると思い購入しましが、車の全体性能にタイヤがついていきませんでした。ミシュランの｢車を変えずに走りを変える｣コンセプトに頼り、タイヤを交換しました。PSSやPS4Sと迷いましたが、今はPS5がベストチョイスだったと感じています。

【走行性能】5点
ハンドルをきってタイヤが潰れてからコーナリングが始まるTURANZAとは比べては失礼です。切った瞬間から滑らかに車は向きを変えます。硬いサスにRE01やNEOVA07を履いた様なきつい印象は皆無で、ハンドリングは軽くしなやかです。コーナーや路地の曲がり終わりでのラフなアクセルオンの加速時にも、i-active AWDとGVCの恩恵を最大に使える懐の深いグリップ力が魅力です。

【乗り心地】5点
PS5はPS4より更にNVHを改善しつつ、特にウェットコーナリング性能とドライ性能を向上させて、乗り心地も改善しています。正直、PRIMACY4のユーザーがPS5を履いても、乗り心地やノイズで不満を爆発させる人は居ないのではないでしょうか？私は安全と楽しさ重視なのでPS5ですが、｢MICHELIN TOTAL PAFORMANCE｣に恥じない総合性能が有ります。

【グリップ性能】5点
YouTubeの外国のtyre reviewsにてトータルバランスと必要十分なグリップは折り紙つきでしたが、TURANZAでアンダーが酷かったのが、まるでフルファインチューニングしたようなグリップ感になりたました。パイロットスポーツの魅力は、固すぎるサスに履けばしなやかに、柔らかいサス履くと不思議とロールも抑えられ安定したグリップを発揮するところが良いです。熱だれも心配ないですが、ノーマルのブレーキと、AT内部のクラッチが悲鳴を上げるので心配ですw
余談ですが、MAZDA3 XのATはスポーツモードのマニュアルモードが一番熱いクラッチミートになり、AWDとGVCの制御も異なるため、タイヤをフルテストする際は上記のモードがおすすめです。

【静粛性】4.5点
｢MICHELIN TOTAL PAFORMANCE｣に偽りなし。ただし、レグノなどとは比べないで下さい。逆にレグノの走行性能とPS5やprimacy4と比べたら可哀想です。走行性能の割には極端に静かな部類です。

【総評】5点
最近GRヤリスやスバル車、日産車等、純正タイヤをミシュランに(特にパイロットスポーツ系に)するのが多くなりました。特にヤリスは｢PS4S｣を純正タイヤに起用する等力の入れようです。逆に言うと、タイヤがもし一般のレグノ級やTURANZA級なら、車の性能はついてきません。タイヤで２ランク〜3ランクは評価が上がります。
タイヤは靴です。上履きのバスケットプレーヤーとバスケットシューズの素人でどちらが切り返しが速いでしょうか？
スパイク履いてないサッカー選手はワールドカップを戦えますか？
日本のメーカーが開発した靴はオリンピックで反則呼ばわり去れることもあります。
タイヤは車の加減速やコーナリングや乗り心地や燃費や安全の全てに影響します。タイヤ選びに悩み私に相談をしてPS4を選んだ知り合いはミシュラントータルパフォーマンスを身をもって体感し、毎日のカーライフが変わったと衝撃を受けていましたが、より優れたミシュランのPS5をタイミングよく発売後すぐに履く事が出来大変幸せです。
慣らし運転も終わり、乗り心地が更に良くなりました。今回は純正ホイール(7J)のまま225/45ZR18 ETRTO XL 95(Y)にサイズアップしたため空気圧も10kPa程少なく出来たため乗り心地と運動性能のバランスが最適となりました。

見た目ですが、ミシュラン フルリンゲ プレミアムタッチデザインは思った以上に気に入っています。今年PS4に変えたばかりの知り合いは、私のPS5を見て｢PS5に変えようかな｣とぼやいていましたw

今回はたまたまタイミングよく新しいPS5に変える事が出来て本当によかったと思います。今まで、非凡なMAZDA3の性能が発揮できませんでしたが、やっと私の言うことを聞いてくれるようになりました。昨日までのじゃじゃ馬ぶりはなくなり、人馬一体となりました。

他にも伝えたいことは有りましたが、途中でフリーズしたため文章が消えましたので、残念ですがこれぐらいにします。お付き合いいただきありがとうございます。

RX-8RSグレードの純正サイズ225/40R19からインチダウンしてこれを履いてみました
交換前のタイヤは擦り切れかけてる名前も知らないアジアンタイヤです
【走行性能】
噂以上
まず、めちゃくちゃ真円に近いんでしょうね、明らかに抵抗なくスムーズに転がっていくのがわかります
かつてポテンザと比較して、ミシュランはトップスピードが速いんだと言われていた通り、気持ちいいくらい良く転がります
それでいて接地感はべったりとして吸盤のように地面に張り付く印象
ブレーキのときに顕著にわかりますが、良く転がるのにめちゃくちゃよく止まる、相反する性能が同時に発揮される意味不明なタイヤです

【乗り心地】
これも噂通り
スポーツタイヤと侮ることなかれ、扁平が高くなったのもあるでしょうが、ぶにょんぶにょんと柔らかい印象があり、素人さんを後ろに乗せても文句言われない優しさがあります
前述の転がり抵抗のなさといい、荒れた路面でもごろごろもざらざらもしません
ただし、ちゃんとステアリングにはインフォメーションが伝わってきます
変な踏み方すると持ってかれるような感覚もします
不思議ですねぇ…

【グリップ性能】
スポーツタイヤの真骨頂、コーナリング性能
そりゃあもう折り紙付きです
近所のバイパスの出口をちょっとツッコミ気味に侵入し、無理やり曲がれるか試しました
以前のタイヤでは、明らかにロールして右前のタイヤに負荷が集中する場面、なぜかこのタイヤでは4輪全部が張り付くような接地感のまま、ド安定の状態でグイグイ曲がっていく
ちょっと意味がわからなかったですね
タイヤがヨレるような感覚も、荷重が偏るような感覚もなく、ただひたすらアクセルオンで頭が入っていく
これがスポーツタイヤか

【静粛性】
意外なほど静粛性は高いです
具体的に言うと同じミシュランのコンフォート寄りのプライマシー4と同等です
ただ少しだけ癖のあるパターンノイズがある気がします

【総評】
これはとんでもないタイヤですよ
低燃費、コンフォート、最強コーナリング、あと試せてないけどウェットもいいし長持ちもするらしい
完璧じゃないですかねこれは

CLA200dの純正タイヤから取替。
まだ300kmくらいしか走ってないですが、乗り心地や静粛性が改善したように思います。