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『運転が楽しい。乗ることが目的になる車。そして頼りになる。』 三菱 アウトランダーPHEV 2021年モデル sakkunsakusakuさんのレビュー・評価
アウトランダーPHEVの新車
新車価格: 529〜671 万円 2021年12月16日発売
自動車(本体) > 三菱 > アウトランダーPHEV 2021年モデル > P (7人乗り)
よく投稿するカテゴリ
2023年2月4日 08:35 [1667378-5]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 5 |
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||
|---|---|---|
Pグレード、納車5ヶ月、1800km走行での再レビューです。給電機能の項目追加を始め加筆修正しました。三菱歴26年、gg2w、gg3wに続き3台目のアウトランダーになります。
【エクステリア】
「機能的に優れた物は美しい」という言葉がありますが、機能的で良いデザインだと思います。コズミックブルーマイカのボディーカラーはダイナミックシールドのシルバーがよく映えます。
サイズ感は、走っている分には大きさを感じません。ボンネットの両端がせり上がっているので車幅感覚もつかみやすいです(困ったときはカメラボタンでサイド等を確認でき、また、低速時ならパーキングセンサーが助けてくれます)。但し、最小回転半径が大きいので、バック駐車には慣れが必要です。
【インテリア】
内装はセミアニリンのレザーシートにブラック地にタンカラーのアクセント、今までの三菱車にはない上質感です。リフレッシュ機能は強くはないですが、嬉しいおまけです。但し、後席アームレストを倒すとラゲッジスペースが丸見えになるのはマイナスです。
フル液晶のメーターパネル(ナビも表示できるなど機能も充実)と新搭載のヘッドアップディスプレイには近未来を感じます。但し、標識認識システム、一時停止の見落しを防いでくれるなど便利ですが、制限速度表示に度々誤りがあるのは惜しいところです。
カーナビはナビ自体の性能は悪くないのですが、CD/DVDの再生機能やSDカードスロットがないのは残念です。
インテリアで最も残念な点はラゲッジ以外の収納の小ささで、特にグローブボックスは分厚い取説を入れるだけでいっぱいになってしまいます。
【動力性能】
まずは加速性能、アクセルを踏み込まなくてもすーっと静かに、しかし力強く加速していきます。この感覚に慣れてしまうともうガソリン車には戻れません。ドライブモードは、日常では一般道でも高速道路でもノーマルで十分でしょう(まずベタ踏みすることはありません)。一方、峠道や首都高のワインディングではターマックモードで俊敏な走りが楽しめます。もっとも、不思議と無理をする気にならず、ゆとりを持って走ろうと思わせてくれる車です。
続いてEV航続距離。旧型よりバッテリーが約1.5倍になったのに比例して、いや、回生の効きがよいため、2倍位に伸びた気がします。旧型では36kmくらいだったのが、新型ではエアコンオンで60km走ってもまだバッテリーに余裕があります。
残念な点は、まず、パドルシフトをB3以上にするとエンジンがかかる(ブレーキを効かせるための仕様らしいですが)こと、次に、チャージモードにあまり意味がないこと(完了までに90分、ガソリン6Lを費やすので急速充電を使った方が効率的)です。
【走行性能】
走る、曲がる、止まるに関しては文句なしです。
よく曲がり、そしてそのコーナリングも非常に安定しており、車高に関わらずロールや揺れがありません。ステアリングは軽やかですが、直進安定性も優れています。これらは三菱伝統のS-AWC、PHEVならではの低重心、そして一新された高剛性プラットフォームの賜物でしょう。
法定速度まで加速したらB0滑走、信号手前や下り坂ではパドルシフトで回生ブレーキを効かせ減速、そんな運転がこの車の醍醐味です。そしてパワースイッチをオフにしたときに電費をみるのが楽しみになります。だから自然に急加速や急ブレーキを避けるようになり、安全運転志向になります。
また、マイパイロットは使い方も簡単で挙動も滑らか、特に渋滞時に快適です。日産とのアライアンスの恩恵だと思います。
但し、パドルシフトはステアリングに連動しているため、曲がりながらの操作が困難です。
【乗り心地】
硬めと言われがちですが、十分しなやかで良いと思います。静粛性も向上しており、ロードノイズも見事に遮音されています。シートのホールド性も高く、長時間の運転でも疲れません。
夏場や冬場はリモートエアコン等のプレ空調で予め冷暖房しておけば乗り込んだ瞬間から快適です(エンジンがかからず電力消費も抑えられます。)
気になる点は、信号待ち等の停車中にキーンというジェネレーター音がすることです。
【給電機能】
車を移動可能な基地にしてくれる、頼れる機能です。自宅に電力供給できるV2Hは勿論、屋外で最大1500w取り出せるAC100Vコンセントも大きな魅力です。そして、駆動用バッテリーが尽きればエンジンで発電でき、長時間電気を使えるのはPHEVならでの強みです。
私は一般的な防災グッズに加えてIHクッキングヒーターや電気ケトル、電気毛布等をラゲッジスペースに常備しています。電化製品が使えることで災害時の選択肢が広がります。
【燃費】
走行1800kmのうち約700kmは高速道路でのセーブモード走行です。トータルでの燃費は25.6km/L、電費は4.7km/kWh、EV走行比率は66パーセントです(ちょい乗りが多いので電費が悪いのかも知れません)。
1走行あたりの電費は悪くて3km/kWh、よくて6km/kWhです(榛名湖からの下りでは99.9kw/kWhを記録)。
一方、燃費は高速道路でのセーブモードで約20km/L、市街地でのノーマルモードで30km/L前後です(EVプライオリティモードやエコモードにすればもっと伸びますが、3か月毎の20L給油の必要性から適度にガソリンを消費しています)。
エアコンの電費や燃費への影響は、夏の冷房ではそれ程感じませんが、冬の暖房は結構響くので、電力消費の小さいシートヒーターやステアリングヒーターがありがたいです。
【価格】
補助金もありますし、この内容なら納得です。2度目の値上げを経た今でも価格以上の価値があると思います。
【総評】
元からのアウトランダー乗りからすると異次元の車に仕上がりました。この車ならライバルと十二分に渡り合えると思います。
- 乗車人数
- 2人
- 使用目的
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 週3〜4回
- 重視項目
- 高級感
- スポーティ
- ファミリー
- 快適性
- エコ
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2022年3月
- 購入地域
- 埼玉県
- 新車価格
- 532万円
- 本体値引き額
- 0円
- オプション値引き額
- 15万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった97人(再レビュー後:48人)
2023年1月7日 17:16 [1667378-4]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 5 |
![]() |
||
|---|---|---|
免許を取ってから26年間三菱車ばかりに乗り、アウトランダーもgg2w、gg3w と乗り継いできました。旧型に何の不満もありませんでしたが、現行が凄すぎたので乗り換えました。納車から4ヶ月、1600キロ走行でのレビューです。勿論、良いところだけでなく気になるところも書いてみました。
注)誤記訂正と写真アップ忘れで再々レビューになってしまいました…
【エクステリア】
旧型のデザインが気に入っていましたので、最初に見たときにはとまどいましたが、今では威風堂々としたフロントマスクが大好きになりました。私の選んだボディーカラーはコズミックブルーマイカなのですが、シルバーとのコントラストが美しいです。
サイズ感については、走っている分には大きさを感じません。ボンネットの両端がせり上がっているので車幅感覚もつかみやすいです。ただし、狭い駐車場ではサイズと最小回転半径が大きくなったことを痛感します。慣れるまで、旧型と同じ感覚でハンドルを切るとバックが大回りになってしまうことがありました。
【インテリア】
内装はセミアニリンのレザーシートにブラック地にタンカラーのアクセント、今までの三菱車にはない上質感です。リフレッシュ機能は決して強くはないですが、嬉しいおまけです。
新搭載されたヘッドアップディスプレイとフル液晶化したメーターパネルには近未来を感じます。メーターパネルはナビが表示できるなど機能も充実しています。
但し、ヘッドアップディスプレイの最高速度標識表示に度々誤りがあるのは惜しいところです。
カーナビはナビ自体の性能は悪くないのですが、CDやDVD、SDカードを入れることが出来ないのは残念です。
インテリアで最も残念な点は収納の小ささです。7人乗りなのでラゲッジアンダーボックスが小さいのは仕方ないですが、グローブボックスは分厚い取説を入れるだけでいっぱいになってしまいます。
【動力性能】
1度PHEVに慣れてしまうともうガソリン車には戻れません。旧型でも十分でしたが新型では更なるパワーアップと航続距離の拡大。
まずは加速性能、アクセルを踏み込まなくてもすーっと静かに、しかし力強く加速していきます。あまりにスムーズな加速なのでスピードが出すぎないよう注意が必要なくらいです。日常では一般道でも高速道路でもノーマルモードで十分でしょう(ただし、時速100キロを超えると加速が弱まる気がします)。
もっとも、本気を出せば凄い加速なのでしょうが、不思議と無理な加速をしようという気にはならず、むしろゆとりを持って走ろうと思わせてくれる車です。
続いて航続距離。バッテリーがほぼ1.5倍になったのに比例して、いや、回生がよく効くようになったため、それ以上に伸びた気がします。具体的には旧型では大体36キロくらいだった航続距離ですが、新型では60キロ走ってもまだバッテリーに余裕があります。
旧型と比べて残念に思う点は、まず、パドルシフトをB3以上にするとエンジンがかかり、EVプライオリティモードが解除されてしまうこと、次に、チャージモードの発電(充電)時間が、旧型の30分から90分に大幅に長くなってしまったことです。
【走行性能】
この点も旧型の良さが更に向上しました。
PHEVならではの低重心に加え、一新されたプラットフォームの高い剛性、そして三菱自慢のs-awcの恩恵でしょうか、とにかくよく曲がります。そしてそのコーナリングも非常に安定しており(しかもステアリングが軽やか)、車高に関わらずロールや揺れがありません。
車にとっての基本的である、走る、曲がる、止まるを当たり前にでき、走りに関しては文句なしです。
法定速度まで加速したらB0滑走をし、信号手前や下り坂ではパドルシフトで回生ブレーキを効かせながら減速していく、そんなこの車特有の運転の仕方が楽しいです。そしてパワースイッチをオフにしたときに電費をみるのが楽しみです。だから自然に急加速や急ブレーキを避けるようになり、結果安全運転志向になります。
ただし、パドルシフトの取付位置は旧型の方がよかったです。現行はステアリングに連動しているため曲がりながら操作するのが困難になりました。
【乗り心地】
高い剛性の車は乗り心地が硬いと言われがちですが、私はこの車に関しては旧型よりもマイルドになったと思います。直感的な感想になってしまいますが、旧型はゴーッと路面をダイレクトに感じる感じでしたが、現行では殆ど感じません。
また、静粛性も向上しており、ロードノイズも見事に遮音されています。
ただし、信号待ちなどの停車中にキーンという音が聞えることがあります。
【燃費】
1600キロほど走行し、そのうち600キロほどの高速道路でのセーブモード走行をしました。EV走行比率は78パーセントです。
1600キロ走行しての燃費は25.1キロ/L、電費は4.7km/kWhとなっています。ちょい乗りが多いので電費があまり良くないのかもしれません(1走行あたりの電費は悪くて3km/kWh、よくて6km/kWhです)。1度榛名湖から麓への下り坂で99.9kw/kWhを記録しました。
【価格】
旧型より高くなりましたが、この内容なら納得です。私が購入したのは年次改良前のモデルでしたので、補助金込みならバーゲンプライスといえると思います。
【総評】
元々良かった走りに磨きをかけ、弱点だった電装や内装、安全装備を日産とのアライアンスで克服した歴代三菱最強の車だとおもいます。
- 乗車人数
- 2人
- 使用目的
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 週3〜4回
- 重視項目
- 高級感
- スポーティ
- ファミリー
- 快適性
- エコ
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2022年3月
- 購入地域
- 埼玉県
- 新車価格
- 532万円
- 本体値引き額
- 0円
- オプション値引き額
- 15万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった39人
2023年1月7日 11:01 [1667378-3]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 5 |
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|---|---|---|
免許を取ってから26年間三菱車ばかりに乗り、アウトランダーもgg2w、gg3w と乗り継いできました。旧型に何の不満もありませんでしたが、現行が凄すぎたので乗り換えました。納車から4ヶ月、1600キロ走行でのレビューです。勿論、良いところだけでなく気になるところも書いてみました。
注)誤記訂正と写真アップ忘れで再々レビューになってしまいました…
【エクステリア】
旧型のデザインが気に入っていましたので、最初に見たときにはとまどいましたが、今では威風堂々としたフロントマスクが大好きになりました。私の選んだボディーカラーはコズミックブルーマイカなのですが、シルバーとのコントラストが美しいです。
サイズ感については、走っている分には大きさを感じません。ボンネットの両端がせり上がっているので車幅感覚もつかみやすいです。ただし、狭い駐車場ではサイズと最小回転半径が大きくなったことを痛感します。慣れるまで、旧型と同じ感覚でハンドルを切ると大回りになってしまうことがありました。
【インテリア】
内装はセミアニリンのレザーシートにブラック地にタンカラーのアクセント、今までの三菱車にはない上質感です。リフレッシュ機能は決して強くはないですが、嬉しいおまけです。
新搭載されたヘッドアップディスプレイとフル液晶化したメーターパネルには近未来を感じます。メーターパネルはナビが表示できるなど機能も充実しています。
但し、ヘッドアップディスプレイの最高速度標識表示に度々誤りがあるのは惜しいところです。
カーナビはナビ自体の性能は悪くないのですが、CDやDVD、SDカードを入れることが出来ないのは残念です。
インテリアで最も残念な点は収納の小ささです。7人乗りなのでラゲッジアンダーボックスが小さいのは仕方ないですが、グローブボックスは分厚い取説を入れるだけでいっぱいになってしまいます。
【動力性能】
1度PHEVに慣れてしまうともうガソリン車には戻れません。旧型でも十分でしたが新型では更なるパワーアップと航続距離の拡大。
まずは加速性能、アクセルを踏み込まなくてもすーっと静かに、しかし力強く加速していきます。あまりにスムーズな加速なのでスピードが出すぎないよう注意が必要なくらいです。日常では一般道でも高速道路でもノーマルモードで十分でしょう(ただし、時速100キロを超えると加速が弱まる気がします)。
もっとも、本気を出せば凄い加速なのでしょうが、不思議と無理な加速をしようという気にはならず、むしろゆとりを持って走ろうと思わせてくれる車です。
続いて航続距離。バッテリーがほぼ1.5倍になったのに比例して、いや、回生がよく効くようになったため、それ以上に伸びた気がします。具体的には旧型では大体36キロくらいだった航続距離ですが、新型では60キロ走ってもまだバッテリーに余裕があります。
旧型と比べて残念に思う点は、まず、パドルシフトをB3以上にするとエンジンがかかり、EVプライオリティモードが解除されてしまうこと、次に、チャージモードの発電(充電)時間が、旧型の30分から90分に大幅に長くなってしまったことです。
【走行性能】
この点も旧型の良さが更に向上しました。
PHEVならではの低重心に加え、一新されたプラットフォームの高い剛性、そして三菱自慢のs-awcの恩恵でしょうか、とにかくよく曲がります。そしてそのコーナリングも非常に安定しており(しかもステアリングが軽やか)、車高に関わらずロールや揺れがありません。
車にとっての基本的である、走る、曲がる、止まるを当たり前にでき、走りに関しては文句なしです。
法定速度まで加速したらB0滑走をし、信号手前や下り坂ではパドルシフトで回生ブレーキを効かせながら減速していく、そんなこの車特有の運転の仕方が楽しいです。そしてパワースイッチをオフにしたときに電費をみるのが楽しみです。だから自然に急加速や急ブレーキを避けるようになり、結果安全運転志向になります。
ただし、パドルシフトの取付位置は旧型の方がよかったです。現行はステアリングに連動しているため曲がりながら操作するのが困難になりました。
【乗り心地】
高い剛性の車は乗り心地が硬いと言われがちですが、私はこの車に関しては旧型よりもマイルドになったと思います。直感的な感想になってしまいますが、旧型はゴーッと路面をダイレクトに感じる感じでしたが、現行では殆ど感じません。
また、静粛性も向上しており、ロードノイズも見事に遮音されています。
ただし、信号待ちなどの停車中にキーンという音が聞えることがあります。
【燃費】
1600キロほど走行し、そのうち600キロほどの高速道路でのセーブモード走行をしました。EV走行比率は78パーセントです。
1600キロ走行しての燃費は25.1キロ/L、電費は4.7km/kWhとなっています。ちょい乗りが多いので電費があまり良くないのかもしれません(1走行あたりの電費は悪くて3km/kWh、よくて6km/kWhです)。1度榛名湖から麓への下り坂で99.9kw/kWhを記録しました。
【価格】
旧型より高くなりましたが、この内容なら納得です。私が購入したのは年次改良前のモデルでしたので、補助金込みならバーゲンプライスといえると思います。
【総評】
元々良かった走りに磨きをかけ、弱点だった電装や内装、安全装備を日産とのアライアンスで克服した歴代三菱最強の車だとおもいます。
- 乗車人数
- 2人
- 使用目的
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 週3〜4回
- 重視項目
- 高級感
- スポーティ
- ファミリー
- 快適性
- エコ
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2022年3月
- 購入地域
- 埼玉県
- 新車価格
- 532万円
- 本体値引き額
- 0円
- オプション値引き額
- 15万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった9人
2023年1月7日 10:29 [1667378-2]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 5 |
免許を取ってから26年間三菱車ばかりに乗り、アウトランダーもgg2w、gg3w と乗り継いできました。旧型に何の不満もありませんでしたが、現行が凄すぎたので乗り換えました。納車から4ヶ月、1600キロ走行でのレビューです。勿論、良いところだけでなく気になるところも書いてみました。
【エクステリア】
旧型のデザインが気に入っていましたので、最初に見たときにはとまどいましたが、今では威風堂々としたフロントマスクが大好きになりました。私の選んだボディーカラーはコズミックブルーマイカなのですが、シルバーとのコントラストが美しいです。
サイズ感については、走っている分には大きさを感じません。ボンネットの両端がせり上がっているので車幅感覚もつかみやすいです。ただし、狭い駐車場ではサイズと最小回転半径が大きくなったことを痛感します。慣れるまで、旧型と同じ感覚でハンドルを切ると大回りになってしまうことがありました。
【インテリア】
内装はセミアニリンのレザーシートにブラック地にタンカラーのアクセント、今までの三菱車にはない上質感です。リフレッシュ機能は決して強くはないですが、嬉しいおまけです。
新搭載されたヘッドアップディスプレイとフル液晶化したメーターパネルには近未来を感じます。メーターパネルはナビが表示できるなど機能も充実しています。
但し、ヘッドアップディスプレイの最高速度標識表示に度々誤りがあるのは惜しいところです。
カーナビはナビ自体の性能は悪くないのですが、CDやDVD、SDカードを入れることが出来ないのは残念です。
インテリアで最も残念な点は収納の小ささです。7人乗りなのでラゲッジアンダーボックスが小さいのは仕方ないですが、グローブボックスは分厚い取説を入れるだけでいっぱいになってしまいます。
【動力性能】
1度PHEVに慣れてしまうともうガソリン車には戻れません。旧型でも十分でしたが新型では更なるパワーアップと航続距離の拡大。
まずは加速性能、アクセルを踏み込まなくてもすーっと静かに、しかし力強く加速していきます。あまりにスムーズな加速なのでスピードが出すぎないよう注意が必要なくらいです。日常では一般道でも高速道路でもノーマルモードで十分でしょう(ただし、時速100キロを超えると加速が弱まる気がします)。
もっとも、本気を出せば凄い加速なのでしょうが、不思議と無理な加速をしようという気にはならず、むしろゆとりを持って走ろうと思わせてくれる車です。
続いて航続距離。バッテリーがほぼ1.5倍になったのに比例して、いや、回生がよく効くようになったため、それ以上に伸びた気がします。具体的には旧型では大体36キロくらいだった航続距離ですが、新型では60キロ走ってもまだバッテリーに余裕があります。
旧型と比べて残念に思う点は、まず、パドルシフトをB3以上にするとエンジンがかかり、EVプライオリティモードが解除されてしまうこと、次に、チャージモードの発電(充電)時間が、旧型の30分から90分に大幅に長くなってしまったことです。
【走行性能】
この点も旧型の良さが更に向上しました。
PHEVならではの低重心に加え、一新されたプラットフォームの高い剛性、そして三菱自慢のs-awcの恩恵でしょうか、とにかくよく曲がります。そしてそのコーナリングも非常に安定しており(しかもステアリングが軽やか)、車高に関わらずロールや揺れがありません。
車にとっての基本的である、走る、曲がる、止まるを当たり前にでき、走りに関しては文句なしです。
法定速度まで加速したらB0滑走をし、信号手前や下り坂ではパドルシフトで回生ブレーキを効かせながら減速していく、そんなこの車特有の運転の仕方が楽しいです。そしてパワースイッチをオフにしたときに電費をみるのが楽しみです。だから自然に急加速や急ブレーキを避けるようになり、結果安全運転志向になります。
ただし、パドルシフトの取付位置は旧型の方がよかったです。現行はステアリングに連動しているため曲がりながら操作するのが困難になりました。
【乗り心地】
高い剛性の車は乗り心地が硬いと言われがちですが、私はこの車に関しては旧型よりもマイルドになったと思います。直感的な感想になってしまいますが、旧型はゴーッと路面をダイレクトに感じる感じでしたが、現行では殆ど感じません。
また、静粛性も向上しており、ロードノイズも見事に遮音されています。
ただし、信号待ちなどの停車中にキーンという音が聞えることがあります。
【燃費】
1600キロほど走行し、そのうち600キロほどの高速道路でのセーブモード走行をしました。EV走行比率は78パーセントです。
1600キロ走行しての燃費は25.1キロ/L、電費は4.7km/kWhとなっています。ちょい乗りが多いので電費があまり良くないのかもしれません(1走行あたりの電費は悪くて3km/kWh、よくて6km/kWhです)。1度榛名湖から麓への下り坂で99.9kw/kWhを記録しました。
【価格】
旧型より高くなりましたが、この内容なら納得です。私が購入したのは年次改良前のモデルでしたので、補助金込みならバーゲンプライスといえると思います。
【総評】
元々良かった走りに磨きをかけ、弱点だった電装や内装、安全装備を日産とのアライアンスで克服した歴代三菱最強の車だとおもいます。
- 乗車人数
- 2人
- 使用目的
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 週3〜4回
- 重視項目
- 高級感
- スポーティ
- ファミリー
- 快適性
- エコ
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2022年3月
- 購入地域
- 埼玉県
- 新車価格
- 532万円
- 本体値引き額
- 0円
- オプション値引き額
- 15万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった1人
2023年1月7日 10:21 [1667378-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 5 |
| エンジン性能 | 5 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 5 |
| 価格 | 5 |
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|---|---|---|
免許を取ってから26年間三菱車ばかりに乗り、アウトランダーもgg2w、gg3w と乗り継いできました。旧型に何の不満もありませんでしたが、現行が凄すぎたので乗り換えました。納車から4ヶ月、1600キロ走行でのレビューです。勿論、良いところだけでなく気になるところも書いてみました。
【エクステリア】
旧型のデザインが気に入っていましたので、最初に見たときにはとまどいましたが、今では威風堂々としたフロントマスクが大好きになりました。私の選んだボディーカラーはコズミックブルーマイカなのですが、シルバーとのコントラストが美しいです。
サイズ感については、走っている分には大きさを感じません。ボンネットの両端がせり上がっているので車幅感覚もつかみやすいです。ただし、狭い駐車場ではサイズと最小回転半径が大きくなったことを痛感します。慣れるまで、旧型と同じ感覚でハンドルを切ると大回りになってしまうことがありました。
【インテリア】
内装はセミアニリンのレザーシートにブラック地にタンカラーのアクセント、今までの三菱車にはない上質感です。リフレッシュ機能は決して強くはないですが、嬉しいおまけです。
新搭載されたヘッドアップディスプレイとフル液晶化したメーターパネルには近未来を感じます。メーターパネルはナビが表示できるなど機能も充実しています。
但し、ヘッドアップディスプレイの最高速度標識表示に度々誤りがあるのは惜しいところです。
カーナビはナビ自体の性能は悪くないのですが、CDやDVD、SDカードを入れることが出来ないのは残念です。
インテリアで最も残念な点は収納の小ささです。7人乗りなのでラゲッジアンダーボックスが小さいのは仕方ないですが、グローブボックスは分厚い取説を入れるだけでいっぱいになってしまいます。
【動力性能】
1度PHEVに慣れてしまうともうガソリン車には戻れません。旧型でも十分でしたが新型では更なるパワーアップと航続距離の拡大。
まずは加速性能、アクセルを踏み込まなくてもすーっと静かに、しかし力強く加速していきます。あまりにスムーズな加速なのでスピードが出すぎないよう注意が必要なくらいです。日常では一般道でも高速道路でもノーマルモードで十分でしょう(ただし、時速100キロを超えると加速が弱まる気がします)。
もっとも、本気を出せば凄い加速なのでしょうが、不思議と無理な加速をしようという気にはならず、むしろゆとりを持って走ろうと思わせてくれる車です。
続いて航続距離。バッテリーがほぼ1.5倍になったのに比例して、いや、回生がよく効くようになったため、それ以上に伸びた気がします。具体的には旧型では大体36キロくらいだった航続距離ですが、新型では60キロ走ってもまだバッテリーに余裕があります。
旧型と比べて残念に思う点は、まず、パドルシフトをB3以上にするとエンジンがかかり、EVプライオリティモードが解除されてしまうこと、次に、チャージモードの発電(充電)時間が、旧型の30分から90分に大幅に長くなってしまったことです。
【走行性能】
この点も旧型の良さが更に向上しました。
PHEVならではの低重心に加え、一新されたプラットフォームの高い剛性、そして三菱自慢のs-awcの恩恵でしょうか、とにかくよく曲がります。そしてそのコーナリングも非常に安定しており(しかもステアリングが軽やか)、車高に関わらずロールや揺れがありません。
車にとっての基本的である、走る、曲がる、止まるを当たり前にでき、走りに関しては文句なしです。
法定速度まで加速したらB0滑走をし、信号手前や下り坂ではパドルシフトで回生ブレーキを効かせながら減速していく、そんなこの車特有の運転の仕方が楽しいです。そしてパワースイッチをオフにしたときに電費をみるのが楽しみです。だから自然に急加速や急ブレーキを避けるようになり、結果安全運転志向になります。
ただし、パドルシフトの取付位置は旧型の方がよかったです。現行はステアリングに連動しているため曲がりながら操作するのが困難になりました。
【乗り心地】
高い剛性の車は乗り心地が硬いと言われがちですが、私はこの車に関しては旧型よりもマイルドになったと思います。直感的なラインアップになってしまいますが、旧型はゴーッと路面をダイレクトに感じる感じでしたが、現行では殆ど感じません。
また、静粛性も向上しており、ロードノイズも見事に遮音されています。
ただし、信号待ちなどの停車中にキーンという音が聞えることがあります。
【燃費】
1600キロほど走行し、そのうち600キロほどの高速道路でのセーブモード走行をしました。EV走行比率は78パーセントです。
1600キロ走行しての燃費は25.1キロ/L、電費は4.7km/kWhとなっています。ちょい乗りが多いので電費があまり良くないのかもしれません(1走行あたりの電費は悪くて3km/kWh、よくて6km/kWhです)。1度榛名湖から麓への下り坂で99.9kw/kWhを記録しました。
【価格】
旧型より高くなりましたが、この内容なら納得です。私が購入したのは年次改良前のモデルでしたので、補助金込みならバーゲンプライスといえると思います。
【総評】
元々良かった走りに磨きをかけ、弱点だった電装や内装、安全装備を日産とのアライアンスで克服した歴代三菱最強の車だとおもいます。
- 乗車人数
- 2人
- 使用目的
- 買い物
- レジャー
- 頻度
- 週3〜4回
- 重視項目
- 高級感
- スポーティ
- ファミリー
- 快適性
- エコ
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2022年3月
- 購入地域
- 埼玉県
- 新車価格
- 532万円
- 本体値引き額
- 0円
- オプション値引き額
- 15万円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった0人
「アウトランダーPHEV 2021年モデル」の新着レビュー
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| 2025年4月22日 12:04 | ||
| 2025年4月20日 10:22 | ||
| 2025年4月13日 16:42 | ||
| 2025年3月26日 11:07 |
アウトランダーPHEVの中古車 (全2モデル/762物件)
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- 支払総額
- 398.0万円
- 車両価格
- 392.5万円
- 諸費用
- 5.5万円
- 年式
- 2023年
- 走行距離
- 2.6万km
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- 支払総額
- 175.3万円
- 車両価格
- 159.0万円
- 諸費用
- 16.3万円
- 年式
- 2017年
- 走行距離
- 6.7万km
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アウトランダーPHEV Pエグゼクティブパッケージ 三菱認定プレミアム保証 弊社デモカー コーナーセンサー 電動リアゲート 全方位カメラ
- 支払総額
- 573.7万円
- 車両価格
- 565.0万円
- 諸費用
- 8.7万円
- 年式
- 2024年
- 走行距離
- 0.4万km
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- 支払総額
- 429.1万円
- 車両価格
- 419.0万円
- 諸費用
- 10.1万円
- 年式
- 2022年
- 走行距離
- 1.7万km
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