| Kakaku |
『★XV(GT7)オーナーが試乗!足回りは極上!しかし・・・』 スバル レガシィ アウトバック 2021年モデル bona patitucciさんのレビュー・評価
レガシィ アウトバックの新車
新車価格: 414〜451 万円 2021年10月7日発売〜2025年3月販売終了
自動車(本体) > スバル > レガシィ アウトバック 2021年モデル > Limited EX
2022年2月20日 14:28 [1553134-1]
| 満足度 | 3 |
|---|
| エクステリア | 4 |
|---|---|
| インテリア | 4 |
| エンジン性能 | 2 |
| 走行性能 | 5 |
| 乗り心地 | 5 |
| 燃費 | 無評価 |
| 価格 | 4 |
【エクステリア】
Webや雑誌で見た印象だと「ん?変わり映えしないなぁ・・・」だったのですが、ディーラーで新旧を並べて見たら「あ、こんなに違ったか・・・」でした。
スマートな上品さは先代が上ですが、新型はWILD!
北米が主戦場のため、全幅が1875mmまで大きくなってしまい、日本では不利(フォレスターより60mmも幅広!)ですが、その分雰囲気が一気にクロカンになり、野性味溢れるエクステリアになりました。
よって、白が似合った先代に対し、ブラウンやレッド、グリーンが似合うように思います。
最低地上高も200mm→213mmへUPしており、こういうところはさすがSUBARUと唸りました。
【インテリア】
新型レヴォーグ以降の文法で構築されたインテリアは徐々にこなれて来て、あの巨大タッチパネルにも取って付けた感が無く、上手くコンソールに収まっています。
クルマが大きくなった分、大きな液晶パネルとバランスが取れたのが要因と思いますが、新型レヴォーグで感じた違和感をほとんど感じず、逆に「あ、かっこいい」という印象に変わりました。
ただ、アイドリングストップ作動停止やオートホールドなどは相変わらずこのタッチパネル内のコマンドとして探さなければならず、責めてこの2つだけでも物理スイッチへ戻して欲しいと思うのは私だけでしょうか?f(^_^
【エンジン性能】
試乗で一番残念だったのはここです。
新型フォレスター(スポーツ)にも積まれている1.8ターボエンジンで、フォレスタースポーツに試乗した際は、クルマの性格にピッタリ一致したチューニングでとても良いエンジンという印象でした。
ところがこの新型アウトバックではフォレスターとは違うチューニングがされているようで、特に発進時のスムーズさがありません。
フォレスター以上に穏やかに(モッサリともいう・・・)発進し、加速しようとすると一気にターボのトルクがピークに達するような躾けで段付き感が大きく、リニアで好印象だったフォレスターとはまるで別のエンジンを積んでいるかのようです。
これはエンジンのマネージメントだけではなく、CVTのチューニングも大きくかかわっていると思われますが、実は私のXV(GT7)も同じような傾向にあり、発進→加速という日常よく使う部分の躾けは4年経った今も慣れることが出来ずにいます。
特にiモード(ノーマルモード)時にこの癖が強く出るため、燃費ダウンを覚悟の上でSモードを常用していますが、この新型アウトバックでも同じ印象でした。
なぜフォレスタースポーツのようなアクセルワークに素直な設定にしないのでしょうか?
北米のようにゆったり発進し、おおらかに加速する環境と違って細やかなストップ&ゴーが日常の日本で売るのであればそれなりの設定変更が必須だと感じます。
【走行性能】
最低地上高が213mmもあるのに安定感は抜群です。
私のXVも特に山岳路や未舗装の林道、積雪路などでは最低地上高200mmの恩恵もあって安心感は絶大なものがあり、特に悪路におけるX-MODE作動中は車体の傾きや速度に応じて半自動で4輪をコントロールしながら安定走行するため、SUBARUを選んでよかったと実感します。
新型アウトバックでも同様、もしくはさらに強化された性能を享受出来るはずですが、特にアイサイトXが走行中どのような介入をし、どんな加勢をしてくれるのか、楽しみですね。
【乗り心地】
このクルマの最大の美点はここです。
私は過去に15台ほど自家用車を所有して来た経歴があり、その経験から言わせてもらえばこの新型アウトバックの乗り心地は間違いなくベスト3に入ります。
(1位は10年ほど前に所有していた日産フーガハイブリッド。未だにこいつを超える脚に出逢っていません。あくまでも個人的好みの範疇ですが)
まず硬くありません。
どっしりおおらかです。
とてもしっとりしています。
乗員に鋭い衝撃を伝えて来ません。
大変好みで素晴らしい脚です。
【総評】
アイサイトXを始め、最新のADDSを実装し、高い最低地上高で悪路走破性も担保され、四駆技術に定評あるSUBARUフラッグシップの新型ですから安心感は半端ありません。
フラッグシップらしくドアの閉まる音も最高。閉めた後の車内の静かなこと!
乗り心地や静粛性を含め高級感もたっぷりです。
そういえば、営業マンが教えてくれましたが、ハンズフリーオープンパワーリヤゲートが便利でした。
よくある「足をボディ下に差し入れる」やり方ではなく、バックドア中央のSUBARUロゴに手や肘を近づけるだけで開きます。
このような小技を含め新型アウトバックは本当に「良いクルマ」です。
今年、愛車XVに2度目の車検が来るため、乗り換え候補として大いに期待して試乗しましたが、返すがえすも前述した動力系の癖が残念。
これが無ければ、次期愛車として最有力候補になったでしょう。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった18人
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| 2025年10月15日 10:21 | ||
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| 2025年6月30日 22:19 | ||
| 2025年6月25日 11:11 | ||
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| 2025年5月7日 07:53 | ||
| 2025年2月15日 17:11 | ||
| 2025年2月12日 22:57 | ||
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