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『エクステリアは満点、但しインテリアは…』 レクサス NX 2021年モデル 白川玖羽さんのレビュー・評価
NXの新車
新車価格: 485〜772 万円 2021年10月7日発売
中古車価格: 438〜862 万円 (769物件) NX 2021年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > レクサス > NX 2021年モデル > NX350h
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2024年9月11日 15:55 [1724312-2]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 4 |
・購入車種
グレード:NX350h F SPORT(ハイブリッド/4WD)
年式: 2021年(納車は2023年)
エクステリア:ホワイトノーヴァガラスフレーク
インテリアカラー:F SPORT専用フレアレッド、ダークスピンアルミ
個人的にはインテリアカラーはもう少し「赤色をワインレッドに近いような色にして欲しかった(それこそRXのダークローズのように)」という点とF SPORTにすると「インテリアカラーが限られすぎている」というのが残念な印象。
https://lexus.jp/models/rx/configurator/
https://lexus.jp/models/nx/configurator/
個人的にエクステリアはF SPORTのように「スポーティー」に、室内は「Version Lのヘーゼルのようなラグジュアリー感」にといった選び方が出来れば良かったのですが、2024年式でもそれが行えないのが残念です。
・エクステリア(外観)
前面の「Lマーク入りのヘッドライト」、新世代のLマーク入り一文字テール等かなり厳つい見た目をしており、2023年6月時点で「最早レア扱い」となった「スピンドルグリル」を採用した車になります。
新型GXでは数少ない「スピンドルグリル」を継承したデザインとなっていますが、このデザインが好きで買っている人はそれなりに居たはず。その点NX、GXはお勧めできる車種です。
※LEXUS RX以降、スピンドルグリルが「スピンドルボディ」、LBXでは「ユニファイドスピンドルグリル」になっているため。
唯一の不満点でいえばブレードスキャン式のAHS(アダプティブハイビームシステム)が無かったことでしょうか。
https://lexus.jp/technology/safety/ahbs/
ここは既に登場済みの「RX」との差別化及び場所的な都合で削除されている点がやや残念です。
・インテリア
当方は2022年式のマイナーチェンジ前のモデルを購入しているため、やはり内装の一部(助手席のグローブボックス周り、センターコンソール周り、LEDの光量)等はやや不満があります。
が、保証さえ気にしなければASSYが交換できるようなので、その辺はカバーできそうな点は嬉しいところ。
https://fanblogs.jp/namax/archive/1523/0
ただ2022年マイナーチェンジ前の車種は「HDMI入力端子、デジタルインナーミラーのドライブレコーダー機能」すら付いておらず、RXからは標準/オプション装着な所を考えると「なんだかなぁ…」という気持ちになります。
※2020年登場済みの新型ハリアーにはデジタルインナーミラーにドライブレコーダー機能が付いていたので実質劣化している。(NXの開発のタイミング上付けられなかったのかもしれませんが、煽り運転云々言われている時代にこれで良しとした開発陣は如何なものかと。)
その点LEXUS LBXからはその辺りの不満点の解消に力を入れているようですが、もう少し車側に設計時の余裕を持たせる工夫が欲しかったように感じます。
ただその「HDMI入力」も走行中は見られない(見られるようにしてもGPS信号が失われる)、デジタルインナーミラーのドライブレコーダー機能も「画角、画質面で微妙」という話は聞いていますが無いよりかはあった方が良いですよね。安全に関わる部分でもありますし。
・燃費
NX350h 4WD(2.5L+ハイブリッド)なため、2WDモデルより若干燃費は落ちるものの、街乗りで凡そ「14〜15km前後」になっています。
タンクは55Lとなっており、リッター15km換算で「約825km」走行が可能となり、必要十分です。
ガソリンは「ハイオク仕様」とはなりますが、レギュラー自体が上がっている2023年ですので価格差はさほど気になりません。(コストコで給油すればレギュラ/ハイオクの値差は殆ど感じませんし)
・ハンドル性能
ここ最近旅行で1000ccの「ROOMY(ダイハツ トールベース)」および「旧型アクア(1500ccハイブリッド)」を乗りましたがTNGAでない車とTNGAである車を乗ってみると「ハンドルの遊び、ハンドルを左右に動かした時に動かした分だけ正確に曲がれる」という違いがしっかりとある事に分かりました。
この辺はモータージャーナリスト系でも口酸っぱく言われていたので「おお、これが違いか」と感じられるほど。
・静音性
ハイブリッド走行中にエンジンが掛かる事がありますが、その「エンジンが掛かったことがほぼ分からない程静音性が高い」のには驚きました。
但しこれは走行中の話で、停車している際に「バッテリーインジケーターが一定の数値を下回った場合は自動的にエンジンが掛かる」ため、その時の横揺れは比較的大きく感じられます。
これは2020年式の新型ハリアーでも同様で、ほぼ同じエンジンを採用しているため停車時の差は感じられませんでした。
・荷室周り
一番後ろの荷室周りですが、最下部に若干荷物を収納できるようにしているためか「荷室の高さがやや高い」点が気になります。
特にクーラーボックス系を荷室に置くと、その高さが仇となり物理的に後ろが見にくくなってしまう点が微妙でした。(デジタルインナーミラーがあるので気にしなくても良いのですが)
ドア周りに吸音材を多く入れている影響か「車のサイズの割には荷物は乗らない」ので、その辺を気にし始めると車高に余裕のある「LEXUS GX」が選択肢に入ってきてしまう(但し車のサイズ、車重、価格が馬鹿上がり)のが難点。
・カーナビ(DA/ディスプレイオーディオ)の出来があまりにも悪い
現在販売されているトヨタ、レクサス系に多く搭載されている「カーナビ(DA/ディスプレイオーディオ)」ですが、2024年9月現在である程度改善はされたものの、未だに「未完成品」とも言える出来で非常に困っています。
-オーディオのみCarPlayで接続していると純正ナビの案内がエンジン入/切で消える:オーディオのみCarPlayでiPhone 11を接続していますが、案内の途中でコンビニ等に立ち寄り、エンジンの入/切を行うと純正ナビの案内が音楽が鳴り始めた瞬間に消えます。この他にもエンジンの入/切でおーディの音量が15→21に勝手に上がり、大音量で鳴るなど弊害も発生しているため、大変イライラします。
詳しくはYouTubeに該当動画を上げています。
- 乗車人数
- 3人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- 買い物
- レジャー
- 仕事用
- 頻度
- 週3〜4回
- 重視項目
- 高級感
- スポーティ
- 快適性
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2022年3月
- 購入地域
- 大阪府
- 新車価格
- 520万円
- 本体値引き額
- 0円
- オプション値引き額
- 0円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった9人(再レビュー後:4人)
2023年6月10日 12:12 [1724312-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| エクステリア | 5 |
|---|---|
| インテリア | 3 |
| エンジン性能 | 4 |
| 走行性能 | 4 |
| 乗り心地 | 4 |
| 燃費 | 4 |
| 価格 | 4 |
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|---|---|---|
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・購入車種
グレード:NX350h F SPORT(ハイブリッド/4WD)
エクステリア:ホワイトノーヴァガラスフレーク
インテリアカラー:F SPORT専用フレアレッド、ダークスピンアルミ
個人的にはインテリアカラーはもう少し「赤色をワインレッドに近いような色にして欲しかった(それこそRXのダークローズのように)」という点とF SPORTにすると「インテリアカラーが限られすぎている」というのが残念な印象。
https://lexus.jp/models/rx/configurator/
https://lexus.jp/models/nx/configurator/
個人的にエクステリアはF SPORTのように「スポーティー」に、室内は「Version Lのヘーゼルのようなラグジュアリー感」にといった選び方が出来れば良かったのですが、2024年式でもそれが行えないのが残念です。
・エクステリア(外観)
前面の「Lマーク入りのヘッドライト」、新世代のLマーク入り一文字テール等かなり厳つい見た目をしており、2023年6月時点で「最早レア扱い」となった「スピンドルグリル」を採用した車になります。
新型GXでは数少ない「スピンドルグリル」を継承したデザインとなっていますが、このデザインが好きで買っている人はそれなりに居たはず。その点NX、GXはお勧めできる車種です。
※LEXUS RX以降、スピンドルグリルが「スピンドルボディ」、LBXでは「ユニファイドスピンドルグリル」になっているため。
唯一の不満点でいえばブレードスキャン式のAHS(アダプティブハイビームシステム)が無かったことでしょうか。
https://lexus.jp/technology/safety/ahbs/
ここは既に登場済みの「RX」との差別化及び場所的な都合で削除されている点がやや残念です。
・インテリア
当方は2022年式のマイナーチェンジ前のモデルを購入しているため、やはり内装の一部(助手席のグローブボックス周り、センターコンソール周り、LEDの光量)等はやや不満があります。
が、保証さえ気にしなければASSYが交換できるようなので、その辺はカバーできそうな点は嬉しいところ。
https://fanblogs.jp/namax/archive/1523/0
ただ2022年マイナーチェンジ前の車種は「HDMI入力端子、デジタルインナーミラーのドライブレコーダー機能」すら付いておらず、RXからは標準/オプション装着な所を考えると「なんだかなぁ…」という気持ちになります。
※2020年登場済みの新型ハリアーにはデジタルインナーミラーにドライブレコーダー機能が付いていたので実質劣化している。(NXの開発のタイミング上付けられなかったのかもしれませんが、煽り運転云々言われている時代にこれで良しとした開発陣は如何なものかと。)
その点LEXUS LBXからはその辺りの不満点の解消に力を入れているようですが、もう少し車側に設計時の余裕を持たせる工夫が欲しかったように感じます。
ただその「HDMI入力」も走行中は見られない(見られるようにしてもGPS信号が失われる)、デジタルインナーミラーのドライブレコーダー機能も「画角、画質面で微妙」という話は聞いていますが無いよりかはあった方が良いですよね。安全に関わる部分でもありますし。
・燃費
NX350h 4WD(2.5L+ハイブリッド)なため、2WDモデルより若干燃費は落ちるものの、街乗りで凡そ「14〜15km前後」になっています。
タンクは55Lとなっており、リッター15km換算で「約825km」走行が可能となり、必要十分です。
ガソリンは「ハイオク仕様」とはなりますが、レギュラー自体が上がっている2023年ですので価格差はさほど気になりません。(コストコで給油すればレギュラ/ハイオクの値差は殆ど感じませんし)
・ハンドル性能
ここ最近旅行で1000ccの「ROOMY(ダイハツ トールベース)」および「旧型アクア(1500ccハイブリッド)」を乗りましたがTNGAでない車とTNGAである車を乗ってみると「ハンドルの遊び、ハンドルを左右に動かした時に動かした分だけ正確に曲がれる」という違いがしっかりとある事に分かりました。
この辺はモータージャーナリスト系でも口酸っぱく言われていたので「おお、これが違いか」と感じられるほど。
・静音性
ハイブリッド走行中にエンジンが掛かる事がありますが、その「エンジンが掛かったことがほぼ分からない程静音性が高い」のには驚きました。
但しこれは走行中の話で、停車している際に「バッテリーインジケーターが一定の数値を下回った場合は自動的にエンジンが掛かる」ため、その時の横揺れは比較的大きく感じられます。
これは2020年式の新型ハリアーでも同様で、ほぼ同じエンジンを採用しているため停車時の差は感じられませんでした。
・荷室周り
一番後ろの荷室周りですが、最下部に若干荷物を収納できるようにしているためか「荷室の高さがやや高い」点が気になります。
特にクーラーボックス系を荷室に置くと、その高さが仇となり物理的に後ろが見にくくなってしまう点が微妙でした。(デジタルインナーミラーがあるので気にしなくても良いのですが)
ドア周りに吸音材を多く入れている影響か「車のサイズの割には荷物は乗らない」ので、その辺を気にし始めると車高に余裕のある「LEXUS GX」が選択肢に入ってきてしまう(但し車のサイズ、車重、価格が馬鹿上がり)のが難点。
- 乗車人数
- 3人
- 使用目的
- 通勤・送迎
- 買い物
- レジャー
- 仕事用
- 頻度
- 週3〜4回
- 重視項目
- 高級感
- スポーティ
- 快適性
- レビュー対象車
- 新車
- 購入時期
- 2022年3月
- 購入地域
- 大阪府
- 新車価格
- 520万円
- 本体値引き額
- 0円
- オプション値引き額
- 0円
※値引き額は参考値ですので、詳細は各ディーラーにお問合せください。
参考になった5人
「NX 2021年モデル」の新着レビュー
| レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
|---|---|---|
| 2025年9月5日 21:59 | ||
| 2025年8月28日 17:01 | ||
| 2025年8月5日 14:56 | ||
| 2025年7月22日 21:46 | ||
| 2025年7月22日 07:09 | ||
| 2025年6月22日 18:38 | ||
| 2025年3月2日 14:49 | ||
| 2025年2月21日 20:06 | ||
| 2025年2月16日 17:49 | ||
| 2025年2月14日 12:40 |
NXの中古車 (全2モデル/2,253物件)
-
- 支払総額
- 643.2万円
- 車両価格
- 630.0万円
- 諸費用
- 13.2万円
- 年式
- 2023年
- 走行距離
- 0.6万km
-
- 支払総額
- 284.3万円
- 車両価格
- 277.7万円
- 諸費用
- 6.6万円
- 年式
- 2017年
- 走行距離
- 3.0万km
-
NX NX200t Fスポーツ レザーパワーシート シートヒーター ナビ フルセグTV Bluetooth バックカメラ ハンドルヒーター パワートランク クルーズコントロール 前後ドライブレコーダー
- 支払総額
- 278.0万円
- 車両価格
- 270.0万円
- 諸費用
- 8.0万円
- 年式
- 2016年
- 走行距離
- 5.0万km
-
- 支払総額
- 415.4万円
- 車両価格
- 399.0万円
- 諸費用
- 16.4万円
- 年式
- 2020年
- 走行距離
- 3.4万km
-
- 支払総額
- 589.9万円
- 車両価格
- 582.6万円
- 諸費用
- 7.3万円
- 年式
- 2023年
- 走行距離
- 2.4万km













